清水 要樹 氏

明治42年(1909年)、三重県に生まれる。

大阪美術学校を卒業し、関西の南画壇を牽引した矢野橋村に師事。

昭和8年(1933年)に帝展に初入選し、以降帝展、文部省美術展覧会(新文展)、日展に入選16回。

昭和35年(1960年)社団法人日本南画院創立に参加し、以降内閣総理大臣賞など受賞多数。日本南画院副会長、現代南画協会副理事長などを歴任し、関西水墨画研究会を主宰。

その生涯を通じて現代南画の振興に尽力し、勲四等瑞宝章、大阪府文化芸術賞、大阪市文化功労章などを受けた。平成11年(1999年)逝去。享年90歳。

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