市長メッセージ(令和5年11月20日)

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11月11~12日、佐太地区の淀川河川敷で「守口公民連携博覧会~守博2023 feat.日本の食まつり~」が開催され、多くの方々にご来場いただきました。ありがとうございました。

守博2023は、大阪・関西万博の開催まで500日を迎えるのを前に、守口市から盛り上げようという思いで、民間企業の方々に多大なお力添えをいただき開催しました。大阪・関西万博の公式キャラクター・ミャクミャクも駆けつけてくれ、もり吉とのコラボステージなども大いに盛り上がり、大阪・関西万博がより身近に感じられたのではないかと思います。

また、テーマの1つであった淀川舟運では、明治時代に淀川を往来した蒸気船がモチーフのクルーズ船「ひまわり」が、特別便として運航されました。私も天満橋の八軒屋浜から佐太まで乗船しましたが、毛馬閘門の通過や川面からの眺望など、普段はできない貴重な体験ができました。乗船いただいた方々からも「初めての体験で楽しかった」という声をいただき、嬉しく感じています。

大阪・関西万博の開催に向け、舟運を利用して淀川を河口まで下ることができるよう、現在、淀川大堰閘門の整備が進められています。舟運の復活が、守口市を始めとする淀川沿いの地域活性化にもつながることを大いに期待しています。

令和5年も残りわずかとなりました。

江戸時代に「京街道」という街道が通っていた文禄堤を歩くと、近くに難宗寺があります。この寺の庭には、大阪府の天然記念物に指定され、樹齢約500年といわれる立派なイチョウの木があります。毎年秋に葉が黄色に染まり、絨毯を敷いたように境内が色づく様子は壮観です。

寒い日が増えてきましたが、年末のひととき、守口の歴史や文化に思いを馳せながら、文禄堤周辺を散策してみてはいかがでしょうか。