守口市旧徳永家住宅活用基本計画
令和3年3⽉に策定した「第6次守⼝市総合基本計画」では、守⼝の魅⼒と出会う機会を増やすことや、市内外の多くの⼈を惹きつける地域のランドマークとなる都市の顔づくり、それらの魅⼒の発信による都市イメージの向上に向け、中⼼市街地のエリアマネジメントの推進に取り組むこととしています。また、令和3年3⽉に策定した「第2期守⼝市まち・ひと・しごと創⽣総合戦略」では、交通利便性の⾼い職住近接の便利で住みやすいまちというだけにとどまらず、本市に愛着を感じるきっかけとなる取組を推進するため、「魅⼒拠点と来訪者の滞在環境の整備」の⼀環として、東海道五⼗七次の宿場町「守⼝宿」であることを⽰す⽂禄堤を貴重な歴史的資源として保存に努め、市内外の⼈たちがまちへの愛着を⾼める拠点として積極的に活⽤することとしています。
こうした経緯を踏まえ、現在、守⼝市駅北側を対象としたエリア価値の向上に向け、公⺠が連携して、共にまちづくりに取り組むためのアクションプランとして、令和5年3⽉に「守⼝市駅北側エリアリノベーション戦略」(以下、「戦略」という。)を策定しました。
戦略の⼀環として、旧徳永家住宅については、この伝統的な家屋を単に「保存」するだけではなく、市⺠が⽇常的に訪れることができ、⽂禄堤の歴史性を誇りに感じる、地域コミュニティの核になるような場として、⺠間事業者等に貸し出し「活⽤」することとします。当該建物に係る外観、耐震補強、屋根の防⽔⼯事などの躯体性能に関わる改修を市が⾏い、市が事業者に対して⼟地及び建物を貸付け、事業者⾃らが運営する施設による収益をもとに、内装等をはじめとする市が実施する以外の施設整備や管理運営を⾏うこととして、事業を⾏う⺠間事業者の選定には、広く優れた提案を求める公募型プロポーザルを実施する予定です。
活⽤にあたり、事業の概要や整備⽅針等を明⽰するものとして、「守⼝市旧徳永家住宅活⽤基本計画」を位置付けます。