保健室より
保健室は、子どもたちが毎日元気に学校生活を送れるようにお手伝いをするところです。健康診断や身体測定をしたり、けがや病気をしたときに応急手当などをしています。また、保健指導の場、心が少し疲れたときの休養、相談の場にもなっています。
健康診断
健康診断は、子どもひとりひとりの発育、健康状態を知り、学校生活を送るうえで注意することがないか調べるものです。また、病気や異常を見つけ、早期に適切な処置がとれるようにするためのものでもあります。この健康診断を通して、子どもたちが自分のからだを見つめる良い機会になればと思います。
- 病気の疑いがある場合、受診の勧告書をお渡しします。早めに医療機関で受診し、結果を報告書でお知らせください。
- 学校で行われる健康診断は、病気の疑いのある人を見つけ出すふるいわけ検査(スクリーニング検査)ですので、受診の結果「異常なし」と診断されることもあります。
- 健康診断の最終結果は「健康の手引き」でお知らせしています。
項目 | 検査内容 | 1年 | 2年 | 3年 |
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身体測定 | 身長 体重 座高 | 全員 | 全員 | 全員 |
視力検査 | 視力 | 全員 | 全員 | 全員 |
聴力検査 | 聴力 | 全員 | なし | 全員 |
内科検診 | 栄養状態(やせ、肥満) 脊柱及び胸郭 皮膚疾患、心臓 その他の疾病異常 | 全員 | 全員 | 全員 |
眼科検診 | 眼の疾病及び異常 | 全員 | 必要者のみ | 全員 |
耳鼻科検診 | 耳鼻咽喉疾患 | 全員 | 必要者のみ | 全員 |
歯科検診 | う歯 歯周疾患 不正咬合 その他の疾病異常 | 全員 | 全員 | 全員 |
心臓検診 | 聴打診(内科検診時) | 全員 | 全員 | 全員 |
心臓検診 | 心電図 | 全員 | 必要者のみ | 必要者のみ |
結核検診 | 問診票 | 全員 | 全員 | 全員 |
結核検診 | 精密検査 | 必要者のみ | 必要者のみ | 必要者のみ |
尿検査 | 蛋白 糖 潜血 | 全員 | 全員 | 全員 |
寄生虫卵検査 | ぎょう虫卵 | なし | なし | なし |
病気になったとき

症状や様子によって、クラスで担任が経過観察をする場合、保健室で休ませ経過を見る場合、早退させる場合があります。
早退の際には保護者の方に連絡をとり、原則としてお迎えにきていただきます。
ケガをしたとき

応急手当をおこないます。
けがの程度によっては、その後、経過観察。または、速やかに保護者の方に連絡をとり医療機関で受診をします。
- 保健室では、その日学校で起きたケガに対する応急手当はしますが、治療を目的としている場ではありませんので、その後の治療はご家庭でお願いします。
- 学校でのケガでおうちから医療機関に行くことがあったときは、担任まで連絡帳などでお知らせください。災害共済給付制度の手続きについて後日お知らせします。
いつでも連絡がつけられるように
病気やケガをした時、いつでもすぐに連絡がとれるよう健康調査票の緊急連絡先には必ず連絡の取れる連絡先をご記入ください。また連絡先に変更がありましたらその都度連絡帳でお知らせください。
健康調査票について
この調査票は、健康診断や保健指導に役立て、今後の健康状態を良好に維持していく上で、参考になるものです。また、病気やケガに対しても、適切な対応ができるよう学校に保管しています。この裏面には緊急連絡先の記入をお願いします。毎年一度、年度当初にご家庭にお返しし、変更等の確認後、再度学校に提出していただきます。この用紙は、6年間使用いたしますので、大切に取り扱ってください
健康のてびきについて
毎年お子さんに「健康のてびき」という冊子をお渡ししています。
ここには、子どもたちに学んでほしいからだの健康に関することをのせています。
ご家庭でもご活用ください。
また、健康診断や身体測定の結果なども記入し、ご家庭にお知らせしています。
災害共済給付制度(独立行政法人日本スポーツ振興センター)
独立行政法人日本スポーツ振興センター(以下センター)の災害給付制度は、学校の管理下における児童生徒等の災害について災害共済給付を行うことによって、学校教育の円滑な実施に資することを目的とするものです。
藤田小では、すべての児童がセンターへ加入しています。
また、転校しても適用されます。
加入にかかる掛け金は、年間、保護者と守口市が次の表のように負担することになっています。 (藤田小学校では、保護者負担分は学校納入金会計より支出します。)
共済掛け金(年額)
掛金
守口市負担額…485円
保護者負担額…460円
合計…945円生
- 活保護や就学援助を受給されているご家庭は、掛け金が免除されますが、手続き上一旦納入頂き、後日学校から保護者の方に返金いたします。
- センターとの契約は1年毎ですが、1年生の時点で「加入申し込み書」を提出いただいた後は、保護者の方から加入するのを止めるというお申し出がない限り、卒業まで継続させていただくことになります。
給付の対象となる災害の範囲と給付金額
災害の範囲
学校管理下の事故によるもので、初診から治癒までの医療費の総額が5,000円(健康保険適用の自己負担分は1,500円)以上のもの
給付金額
医療保険並みの療養に要する医療の額の4/10(そのうち1/10の分は、療養に伴って要する費用として加算される分)
高額医療については別途計算。
上の医療費の他に障害見舞金(3,370万円~73万円)、死亡見舞金(2,500万円)の給付もあります。(通学中の災害および突然死は半額給付になります。)
事故発生から給付金支払いまで
- 事故発生
- 救急処置
- 医療機関で検査・治療
治療費保護者支払い - センター申請書類を医療機関等で記入
銀行振込依頼書を保護者で記入後学校へ - 教育委員会を通じてセンターへ申請(月はじめ)
- 審査後、指定の金融機関へ給付金振込
- 学校から連絡があった場合は、お手数ですが健康保険証を持参してください。
- 申請書類は1ヶ月毎です。治療が翌月まで続く場合は、新しい用紙が必要ですので、その旨学校まで連絡してください。
- 請求期限は事故発生日より2年間です。請求されない場合は、その旨学校まで連絡していただき、用紙を返却してください。
この記事に関するお問い合わせ先
〒570-0014 大阪府守口市藤田町1-58-18
電話番号
06-6903-2321