タブレット端末使用のルール

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守口市立第一中学校「タブレット端末使用のルール」について

令和3(2021)年4月16日

学習内容をよく理解し、より豊かな学びにしていくために、タブレット端末を効果的に活用していくことが大切です。タブレット端末はみなさんの学習に役立てるための道具です。便利な道具ですが、心配されることもたくさんあります。
そのため第一中学校では、生徒会の学級代表や風紀委員会と一緒に、学級討議も行ったうえで、『タブレット端末使用のルール』を定めました。全校生徒でこのルールを守り、タブレットを「安心・安全・効果的」に活用していきましょう。
なお、みなさん一人ひとりに一台ずつの端末をお貸しし、在学中はその端末を持ちあがって使用することになります。また卒業後や転出時は返却してもらい、次の生徒に貸すことになりますので、大切に使用してください。

※太字部分は学級討議からの意見を盛り込んだ部分です。

1.目的

守口市から貸し出されるタブレット端末は、学習活動のために使うことが目的です。学習活動に関わること以外に使ってはいけません。

2.タブレット端末の使い方
  • 学校と家庭以外では使用しません。

【取扱注意事項】

  • 登下校中は、タブレット端末を落としての破損や、歩きながらの操作による事故を防ぐため、ランドセルやかばんから出さないようにしましょう。
  • タブレット端末の破損を防ぐため、タブレットは必ず両手で持ち、持ったまま走ったり、地面に置いたりしないようにしましょう。
  • 画面が割れることにつながるため、カバンの下に置いたり、カバンの底に入れたりしないようにしましょう。また、タブレット端末が入ったランドセルやかばんを放り投げたりしません。
  • タブレット端末は水分や高温が故障の原因になるため、水をかけたり、湿気の多いところでは使ったりしません。また日光が直接あたるところやストーブなどの暖房器具の近くには置かないようにしましょう。また、磁気も故障の原因になりますので、磁石を近づけるなどは絶対にしません。
  • 文字の入力は、タブレット端末の画面に指で書いたり、キーボードを使ったりします。鉛筆やペン(タブレット端末専用ペン除く)で書きこむことは、画面割れの原因となりますので、絶対にやめましょう。
  • 故障や破損、紛失、盗難があればすぐに保護者や先生に報告します。
3.タブレット端末の使用時の注意点

タブレット端末を使うときには、夢中になって時間を忘れたり、先生の指示や友だちの話しかけが聞こえなかったりすることがあります。また、健康に過ごすためにも使う時間など気をつけて使用しましょう。
【学校で使う場合】

  • いつ、どのような使い方をするのが良いのか、先生やクラスメイトと話し合うなど、正しい使い方について日頃から考えましょう。(学代や風紀委員会を中心に取り組みます)
  • 学校でタブレット端末を使うときは、先生の指示をよく聞きます。
  • 顧問の先生が使用を認めた時は、クラブ活動や生徒会活動で使用できます。
  • 休み時間や放課後に使う時も、先生が認めたこと以外に使いません。
  • 学校でエアドロップを使うのは先生の指示があった時だけです。

【家庭で使う場合】

  • 家庭での使用にあたっては、使用する時間など各家庭でのルールをよく話し合いましょう。
  • 長時間使用せず細かく休憩しながら使います。
  • 睡眠時間を十分取り、健康に過ごすためにも、就寝する30分前は使いません。
  • 自宅のパソコンやスマホなどとタブレット端末は、絶対に接続しません。家庭ではエアドロップは使いません。
4.健康のために
  • タブレット端末を使用するときは、正しい姿勢で、画面に近づきすぎないように気をつけましょう。
  • タブレット端末を使う時間は、中学生は原則として午前8時から午後10時までです。早寝早起きなどの規則正しい生活のために、使用時間を守りましょう。(家庭での使用時間については、各自の生活スタイルに合わせて、家庭でよく話し合いましょう。家庭での使用は3時間を超えないようにしましょう。)
  • 30分に一度は遠くの景色を見たり、目を閉じたりするなど、定期的に目を休ませます。目や体の疲れを取るために腕や肩を回したり、ストレッチをすることもやってみましょう。
5.保管
  • 付属の専用の充電器等を用いて、自宅で十分に充電し、毎日学校に持ってきます。
  • 学校では、ロッカーのカバンの中に保管し、出し入れの際は、ぶつけたり、落としたりしないよう丁寧に扱います。
  • 家庭で保管するときは、家の人と話し合い、家の人の目の届くところに置いておきます。
6.安全な使用
  • 学校・家庭・社会教育施設(コミュニティセンターや市立図書館等)の信頼できるネットワーク以外への接続はできません。
  • インターネットへの接続には制限がかけられていますが、もしあやしいサイトに入ってしまったときは直ちにブラウザ(インターネットを見るためのアプリ)を閉じ、すぐに先生に知らせます。(家庭での場合は、お家の人に相談し、すぐに先生に知らせます)
  • タブレット端末でどのホームページを見たか(アクセス履歴)は、自分のタブレット端末上で消しても教育委員会にわかるように設定されていることを理解して使用します。(法律違反や不適切な使い方をしていないかを先生や保護者が確認します)
7.個人情報や著作権など
  • 自分のタブレット端末を他人に貸したり、使わせたりしません。
  • 自分のID やパスワードを他人に見せたり、話したりしません。忘れてしまった時は、すぐに先生に伝えます。
  • 自分や他人の個人情報(名前や住所、電話番号など)はインターネット上に絶対に上げません。
  • 相手を傷つけたり、いやな思いをさせたりすることは絶対に書き込みません。一度インターネット上に掲載した情報は、完全に消去することができません。授業などでインターネット上に掲載する場合も、自分だけでなく、自分の周りの人たちの立場になり、世界中の誰が見ても良い情報かを十分考えましょう。
  • インターネット上に自分に関するいやな書き込み等があった場合、すぐにお家の人や先生に知らせるとともに、警察に相談することができます。
  • インターネット上の情報を調べ学習などに活用する場合、必ず引用の形をとり、どこから引用したかを明記するようにします。
  • 他人(生徒以外)の作品や表現を尊重し、使用するときには許可が必要です。
  • 他の生徒の作品を使用することはできません。
8.カメラでの撮影や録音、動画等の再生
  • 授業で観察や実験を撮影する場合や、ビデオ会議や発表の練習を行う場合などを除き、カメラは使いません。
  • 先生や保護者の監督のもと、カメラで人物を撮影・録音するときは、勝手に撮らず、必ず撮影・録音する相手の許可をもらいます。撮影・録音が禁止されている場所もありますので、その施設等のルールに従い撮影しましょう。
  • 先生や保護者の監督のもと、動画や音楽を再生するときや、ビデオ会議に参加するとき等は、周りの迷惑にならないよう、再生する前に音量を確認するようにしましょう。
9.データの保存
  • タブレット端末で作ったデータやインターネットから取り込んだデータ(写真や動画など)は、先生が許可したものだけ保存します。
10.設定の変更
  • 先生の指示なく、アプリをダウンロードしたり、アップデートしたり、ホーム画面を変えたり等、設定を変えたりしません。
  • 明るさや配色などの関係で見えにくい場合は、先生に相談してください。
11.不具合や故障
  • 学校で、タブレット端末本体やインターネットが使えなくなって、再起動をしても元にもどらないときは、すぐに先生に知らせます。
  • 家庭でこわれたり、なくしたりした時は、すぐに学校に申し出てください。
12.使用の制限
  • 上記ルールが守れないときには、みなさんの心身の安全を確実に守るために、タブレット端末の使用を中止する場合があります。

保護者の皆様へ

  • 本校では、タブレット端末の運用にあたって、生徒会を中心とした子どもたち自身の話し合いや取り組みを重視しています。子どもたち同士でルールを考え、取り組むことで、ネット社会への正しい参加の姿勢を身につけていく事につながると考えています。
  • タブレット端末は児童生徒に卒業まで市から貸与するものです。小学校・中学校卒業時には端末を学校に返却していただき、小学校は2 年生が、中学校は1 年生が使用するものであるため、大事に使用していただくためにお子様への指導をお願いします。なお、転出時にも端末はご返却いただきます。
  • 故意または過失等により、端末が使用できない状態になった場合は、修理等の代金をお支払いいただくこととなりますので、十分ご注意ください。
  • 本ルールについては、随時、追加・修正等更新しますので、最新版をご参照いただきますようお願いします。