人が見守る「地域の安全」

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防犯委員 地域防犯の礎

 守口市防犯委員会は市の地域活動団体の中でも最も古くからある組織の一つで、市内に約1,500人いる防犯委員で構成され、「安全・安心なまちづくり」を目的に犯罪や事故の被害を未然に防ぐため、警察署の協力のもと、市民の安全意識の高揚および自主的活動の促進に取り組んでいます。

防犯キャンペーン

 春、秋、歳末に警察と連携し、ひったくり防止カバーの取り付けキャンペーンや、ナンバープレート盗難防止ネジ取り付けキャンペーンを行っています。また、広報活動や資料などの配布、チラシなどを各戸に回覧したり、小型懸垂幕、ポスターを地域に掲示して、防犯や防災の意識向上を図る啓発活動を行っています。

歳末夜警

 年末に多発する空き巣、放火、ひったくりなどの犯罪を未然に防ぐとともに火の用心をうったえ、防火意識を高揚するために、市防犯委員会が中心となり、守口警察署や守口消防署と連携しながら、各地域の活動区域内を巡回し、犯罪の抑止や、地域の防犯意識向上を目的に実施しています。

 年末にかけ、夕刻から夜間に拍子木を打ちながら火の元の確認と戸締りなどを呼びかけ、活動区域内を巡回することで、犯罪の抑止にもつながり、地域の防犯や防災の意識も高まります。

懐中電灯や拍子木を持ち、夜の住宅街を巡回する数名の消防職員、警察署員らの写真

青色防犯パトロール隊

 市内6地域(藤田、さくら、錦、寺方南、八雲東、佐太)では、青色回転灯のついた車両を用いてパトロール活動を行っています。令和元年7月30日には、この活動の幅を広げる協定として、市と守口警察署との間で「ドライブレコーダー活用による地域安全確保に関する協定」が締結しました。

これは、市が設置している1,100台の防犯カメラの役割をさらに増強するため、青色防犯パトロール隊の皆さんが乗車する青色防犯パトロール車と、市の公用車にドライブレコーダーを設置し、「動く防犯カメラ」として活用を進めるためのものです。映像を提供する際の個人情報保護などに細心の注意を払いながら、犯罪抑止と発生後の早期検挙に役立つよう運用しています。

パトカーの車体に録画中と書かれた黄色の大判ステッカーを張り付けている写真

府内の高校生とも連携

 守口警察署と大阪府立芦間高等学校放送部がタッグを組み、青色防犯パトロール車両で流す音声を、生徒が収録してくれました、多発する特殊詐欺への警戒など、最新のメッセージを日々、呼びかけています。

みんなで見守る地域の安全

 児童・生徒が事件に遭わないために、学校・保護者・地域が連携し、登校時や下校時において子どもを守るための活動を展開しています。
 安全なまちにするためには地域の協力が不可欠です。地域の皆さんが声かけパトロールなどで蓄積した長年の知識や経験、情報をみんなで共有することで、新しく引っ越してきた人など、その地域のことをまだ知らない人でも、危険箇所などの情報を知ることができ、安心につなげて頂いています。