防犯カメラが見守る「地域の安全」

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  市では、平成28年10月から、市民の犯罪被害を未然に防止し、犯罪が発生した後は捜査機関が迅速な対応ができるよう、市内全域に防犯カメラを1,000台設置しました。

  また、この防犯カメラ1,000台のリース契約が令和5年9月末に満了したことに伴い、令和5年10月からは、増台と機能強化を図り、防犯カメラ1,100台(※)体制となりました。これからも、防犯カメラの設置効果により、市民の安全・安心につなげていきます。

 ※ 市内の町会が設置していた防犯カメラ 計70台を平成28年度に市へご寄贈頂きました。これら70台は平成27年度以前から設置されており、機器の老朽化も進んでいたことから、防犯カメラ1,000台のリース契約が満了するタイミングに合わせ、同様に更新を行いました。また、30台の防犯カメラを新規設置し、計1,100台となりました。

 

  平成28年度に防犯カメラを設置して以降、市内の治安は格段に改善しました。警察による犯罪防止・捜査の取り組みや、防犯委員会や青色防犯パトロール隊をはじめとする地域の皆さんの積極的な見回り活動と相まっての誇れる成果です。

 具体的には、刑法犯認知件数が、防犯カメラ設置前である平成27年の2,680件に比べ、設置した平成28年には2,296件となり、以降右肩下がりの減少となりました。令和3年から令和4年にかけて、新型コロナウイルス対策に伴う行動制限の緩和による人流回復によって、府下全体で刑法犯認知件数は増加しましたが、平成27年と令和3年の件数を比較すると、防犯カメラ設置後最大64%減少しています。

 なお、防犯カメラの映像は、犯罪などの捜査が必要な場合に限り、警察のみが閲覧できる仕組みで、プライバシーの保護には留意しています。

守口市の刑法犯認知件数のグラフ

こんなに役立つ!防犯カメラ(検挙に至った事例を紹介)

検挙事例その1 ひき逃げ事件(令和元年10月)

自転車を運転中、自転車と衝突し負傷させたにもかかわらず、救護措置をとらずに逃走したひき逃げ事件

→発生現場付近の防犯カメラ画像から犯人が逃走する状況や、犯人特定につながる情報を得て、犯人を検挙することができました。

検挙事例その2 特殊詐欺事件(令和4年8月)

令和4年8月下旬、商業施設の職員や警察官になりすました複数の人物から守口市内の
高齢者宅に続けざまに「あなたのクレジットカードで買い物をした人物を捕まえている」「新しいカードに交換するので、あなたのキャッシュカードやクレジットカードを教えてください」「職員を向かわせるので、キャッシュカードを渡してください」などと、嘘の電話をかけ、訪問先の高齢者宅から、キャッシュカードをだまし取った特殊詐欺事件。
→発生現場付近に設置の防犯カメラ画像から、犯人の行動が明らかとなり、継続した捜
査により、犯人を特定、逮捕しました。

検挙事例その3 強盗致傷事件(令和元年5月)

徒歩で通行中の女性が所持していたバッグを窃取して逃走したが、追跡してきた男性に取り押さえられそうになったため、逮捕を免れようと男性の顔面を殴打するなどの暴行を加えて負傷させるという強盗致傷事件

→防犯カメラ画像から犯人の犯行前後の状況を確認して、犯人特定につながる情報を得て、犯人を逮捕することができました。

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