第3回発達障害児特別支援教育(平成20年5月27日)
第3回守口市タウンミーティング 会議録(要旨)
- 開催日時
平成20年5月27日(火曜日)10時30分~12時 - 会場
中央公民館 - 申込者
自閉症児親の会 たんぽぽ - テーマ
発達障害児特別支援教育の現状と今後の支援について- 参加者:12名
- 発言者:1名
特別支援教育支援員の配置、配置校の決定理由、来年度の採用、障害福祉施策の支援費について
発言
特別支援教育支援員の配置については、必要となる経費に係る地方財政措置が講じられ、文部科学省の通知によると、全公立小中学校に各1人を配置することになっているが、守口市では小学校の3校だけの理由と、残りの24校分の予算はどのように使われているのか。
回答
全27校とヒヤリングを行い、子どもたちの実態、校長はじめ教職員との懇談などにより、緊急性のある3校を選んでいます。
また、国は全小中学校で1校1人を配置する財政措置をとっていますが、市には他の事業も含めた経費の一部に充てるための地方交付税という形でしか配分されていません。
発言
支援員の配置校が、すでに決まっていれば、学校名と具体的な決定理由は何か。
また、支援員3人が他の学校を巡回し、対応することはできないか。
回答
3校は、滝井、三郷、南の各小学校で、5月中旬から派遣しています。学校訪問を行い、校長・担当の先生の話を聞き、調書を3月に提出してもらったうえで、緊急性の度合いを考慮し3校を決定しました。この3校は比較的小規模校で、職員数が少なく、緊急時に対応できる教員がいないことも、決定理由の一つになっています。
また、支援員が他の学校を巡回することができるかなど、弾力的な運用についても、今後研究していきたいと考えています。
発言
来年度の支援員の予定人数は何人か。
回答
来年度は、増員したいと考えています。
支援員の採用については、発達障害等についての理解と熱意のある方が第一であると考えています。
発言
福祉制度の支援費などを使って、個人の契約として支援員を学校に配置できないか。
回答
福祉部局とも情報交換を行い、いい方策を検討していきたいと考えています。
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