守口市タウンミーティング 第25回市長ふれあいタウンミーティング会議録

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  • 開催日時
    平成27年6月13日(土曜日)19時
  • 会場
    西部公民館 2階講義室
  • テーマ
    コミュ二ティ拠点施設と公共施設の今後について
     参加者:28名、発言者:2名
  • 出席者
    • 西端市長
    • 泉谷理事
    • 神野市民生活部長
    • 小森コミュ二ティ推進課長
    • 飯島コミュ二ティ推進課長代理
    • 松生涯学習部長
    • 加藤中央公民館長
    • 池西部公民館長

市長説明(要旨)

あいさつ

 あらためまして、皆さんこんばんは。ただいまご紹介いただきました守口市長の西端でございます。本日はタウンミーティングということで、大変お忙しい出にくい時間帯にかかわりませず、多くの皆さま方のご参加を賜りましたことを、まずもって厚く御礼申し上げます。また、平素は本市行政各般に渡りまして、皆様方のご理解とご協力を賜っておりますことも、合わせて厚く御礼申し上げます。

 本日は市長発意型のタウンミーティングということで、6月2日から回らせていただいて、この場所で7カ所目でございます。全部で10館1分室守口市内には公民館がございますので、そこを全部回らせていただいて、そして市民の皆さんのご意見を聞かせていただくということにさせていただいております。今回のタウンミーティングのテーマは、コミュニティ拠点施設と、そして、この場所でしたら西部公民館の今後のあり方、公共施設の今後のあり方について、皆さんにご意見を聞かせていただくということでございます。皆さんの忌憚のないご意見を聞かせていただきまして、市政に反映させていただきたいと思っております。2月議会の委員会の中で、コミュニティ拠点施設がどこに建設されるのか、公民館がどのように変わっていくのかと、いろいろ市民の皆さんが思っているという指摘もございましたので、それでは、私の方から市民の皆さんに、このコミュニティ拠点施設のあり方をご説明すると同時に皆さま方のご意見を聞かせていただくということで、どうぞ、短い時間ではありますけれども、皆さま方の忌憚のないご意見を聞かせていただきますようよろしくお願い致しまして、私の開会の挨拶とさせていただきます。

加藤中央公民館長 資料説明

 皆さまこんばんは。中央公民館長の加藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。私の方から公民館の現状を説明させていただきます。

 公民館におきましては、昭和40年代より順次設置され、現在では、10館1分室となっております。実際の生活に即しました教育や、文化などの事業を行い、住民の教養向上や健康の増進、生活文化の振興などに寄与する目的で設置されております。そのため、講座、講演会の開催、図書館等を備え、体育・レクリエーションなどや地域住民の集会に利用に寄与されているところでございます。公民館には図書室をはじめ、会議室、和室、多目的室、料理実習室、創作室などの貸し室がございます。その利用率でございますが、平均で約35%となっております。ここ西部公民館でございますが、貸室の利用率は40%となっております。次に、利用者数につきましては、公民館全体で年間約256,000人で1館当たり約23,000人の利用となっております。
 このような中、施設・設備面でいいますと築後27年から47年が経過しており、老朽化が進む中で、教育委員会では、社会教育関係施設更新の基本方針を平成25年3月にまとめ、今後、施設の更新を検討する中で、さらに多くの方々に利用をしていただく必要性があることから、「コミュニティの拠点として、地域住民が必要とする総合型の施設に更新することが望ましく、その施設の整備に併せて現行の公民館を廃止する」との方針を打ち出させていただいております。

 また、地区体育館におきましても、昭和40年代後半から順次設置され、現在では、9館となっております。市民のスポーツとレクリエーションの振興と地域住民の健康などに寄与する目的で設置されておりますが、住民の健康志向の高まりから多くの利用者があり、その傾向は続くと考えられます。地区体育館の利用率は、平均で約76%となっております。利用者数は、地区体育館全体では年間約204,000人で、1体育館当たり約23,000人の利用となっております。地区体育館におきましても、老朽化が著しく施設等の更新時期を迎えております。

 以上、簡単な説明でございますが、公民館の現状等についての説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。

小森コミュニティ推進課長 資料説明

 あらためまして、皆さんこんばんは。市民生活部コミュニティ推進課の小森でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、私からはコミュニティ拠点施設につきましてご説明申し上げます。本市のコミュニティづくりでございますが、第2次大戦後の人口急増を受け、地域における社会教育の拠点である公民館を中心に展開されてきました。しかし、近年におきましては、家族形態の変容、価値観やライフスタイルの多様化などにより、自治会や町内会の加入率低下に象徴されますように、近隣レベルでの結束力が弱まり、より広域での人の動きが活発化してきています。こうした中で、地域コミュニティづくりの推進方針につきましても見直しが必要となってきております。

 また、コミュニティの意義も、かつては隣近所をはじめとする仲間づくりが重視されていましたが、近年は、住民主体のまちづくりを推進し、地域力を高めることに重点が置かれております。
 一方、少子高齢化に伴う子育て、介護問題の深刻化、防災対策の重要性などは増大しており、近隣レベルでの相互扶助の取り組みなどが再認識され、地域コミュニティの活性化が大きな課題の一つとなっております。
 このような状況から、地域のコミュニティの活性化を図るため、特に近隣レベルでの地域コミュニティが抱えるさまざまな課題の解決に関しまして相談や支援などを行う広域レベルでの守口市地域コミュニティ拠点施設を整備することといたしました。
 この施設におきましては、標準的な機能として、「市民協働推進機能」、「健康・相談・生活支援機能」、「学習・運動・人材育成機能」、「集会機能」、「防災支援機能」の5つの機能を設定しております。

 また、拠点施設の施設数でございますが、市域を東部、中部、南部の3エリアに分け、各エリアそれぞれ1館、計3館の拠点施設を整備する予定でございます。その第1館目といたしまして、東部エリアの拠点施設を旧藤田中学校跡地に建設を予定しております。その基本設計をお手元にお配りしております。(仮称)東部エリア地域コミュニティ拠点施設基本設計案平成26年11月13日版でございます。今回、東部エリアの地域コミュニティ拠点施設を建設するにあたり、市民の皆さまのご意見を反映するため、平成26年8月28日から平成26年11月13日までの間に、全4回のワークショップを開催させていただき、基本設計を作成いたしました。

 それでは、東部エリアの地域コミュニティ拠点施設の設備についてご説明させていただきます。まず、資料右側にあります多目的ホールでございますが、1階はバレーボール、バスケットボールができるコート1面、バドミントン、ソフトバレー、インディアカができるコートが3面などのほか、集会や音楽イベントなど、多目的な利用に対応できるよう計画しています。2階部分には観覧が可能なギャラリースタンドを設けています。また、屋上にはふれあい広場として、菜園、芝生などのスペースを設置いたしております。次に、資料左側の交流棟でございますが、1階部分には地域交流憩いの広場、情報室および図書室、喫茶室、相談室などを設置しております。2階部分ですが、会議室、セミナー交流室、ギャラリースタンド、地域活動支援コーナーなどを設置しております。3階部分ですが、創作室、調理作業室、防音スタジオ、ボランティア活動支援室、児童図書スペース、子ども交流広場、和室などを設定しています。また、1階と3階には乳幼児を同伴する保護者などが安心して外出できるよう授乳やおむつ替えができる設備を設置し、市の区域全体で子育てを支える街づくりの推進を図るための赤ちゃんの駅を設置しております。施設全体の広さといたしましては、約3,300平方メートルでございます。ここ西部公民館の広さが約1,300平方メートルですので、比較しますと約2.5倍の広さとなっております。この東部エリアの地域コミュニティ拠点施設につきましては、平成29年4月の開館に向け、今年、秋頃に建設工事に取り掛かる予定でございます。以降、中部と南部の2館につきましても、順次進めて参ります。拠点施設につきましては、既存の公共施設や地域館などと連携することが必須でありますことから、拠点施設と既存公共施設との関係における一定の方向性として、公民館を(仮称)地区コミュニティセンターとして位置づけ、拠点施設3館整備時には、公民館5館と地区体育館6館の活用を考えております。ただし、これはあくまでも現時点での案でございまして、市の最終決定ではございません。今後、市民の皆さまや議会の意見等を聞きながら、進めて参ろうと考えております。

 以上、誠に簡単ではございますが、コミュニティ拠点施設につきまして説明とさせていただきます。ありがとうございました。

意見交換(要旨)

  • 発言1
     現在、公民館11館、地区体育館9館あるわけなんですが、2年後の東部エリアの拠点施設が出来るときには、公民館が8館になり、体育館がそのままということで、最終的には公民館が5館、地区体育館6館になるということなんですが、どこが減って、どこが残るかを教えていただきたい。
  • 小森コミュニティ推進課長回答
     まず、東部地区からご説明申し上げます。平成28年4月1日に公民館が(仮称)地区コミュニティセンターとして移行されましたら、まず、その時点では、10館1分室、これは地区コミュニティセンターとして活用して参りたいと思います。ただし、平成29年に東部地区の地域コミュニティ拠点施設の建設がなりましたら、現公民館でいいますと、庭窪公民館1館が残って、東部公民館、東公民館、庭窪公民館分室につきましては廃館という案を出させていただいております。旧体育館につきましては、庭窪地区体育館、東地区体育館の2館は活用して参ろうと考えております。中部につきましては、中部エリアの地域コミュニティ拠点施設の建設がなりましたら、北部公民館、八雲東公民館については活用して参りたいと考えております。また、旧地区体育館につきましては、北部地区体育館、八雲東地区体育館、守口・土居地区体育館の3館につきまして活用して参りたいと考えております。南部につきましては、錦公民館、西部公民館の2館を活用して参りたいと考えております。また、地区体育館につきましては、錦地区体育館1館を活用して参りたいと考えております。よって、拠点施設3施設の建設がなりましたら、公民館の5館、地区体育館6館を活用して参りたいと、現時点で考えております。
  • 発言1
     東部エリアで庭窪公民館が残り、庭窪公民館分室が廃止ということなんですが、設立から見ると、庭窪公民館は昭和42年に設立、庭窪公民館分室は昭和50年に設立ということなんですが、設立年から見ると逆転になっていると思うんですが、古い方が残って新しい方が廃止になるのはどうしてでしょうか。
  • 小森コミュニティ推進課長回答
     東部エリアだけではないんですが、一応、公民館、地区体育館につきまして、残す館としての一つの目安としましては、昭和56年以降の新耐震基準であるのが、中部エリアの北部公民館、八雲東公民館、南部エリアの西部公民館でございます。東部エリアにおきまして、拠点施設の設置場所が、旧藤田中学校跡地ということで、東の方に偏った形になっております。庭窪公民館の位置に残すことが適当であると考え、東部地区においては、庭窪公民館を利用して参ろうと考えております。
  • 発言1
     その場合、庭窪公民館は補強されるんですか。
  • 神野市民生活部長回答
     補足説明させていただきたいんですけれども、まだ、たたき台ということで、市の決定ではないんですけれども、公民館5館、地区体育館6館の中で、新耐震ができているもの、できていないものを含んでおります。その中で、庭窪公民館につきましては、ご指摘のように、昭和42年ということで、当然耐震の物件ではございません。ただ今後、改修の見込みも検討しながら、隣にあります庭窪小学校、これも更新の時期を迎えて来るだろうというようなこともございます。併せて、複合的に考える中で、公民館のあり方、地区コミュニティセンターのあり方を考えていきたいと思っております。ですから、庭窪公民館、庭窪地区体育館をこのままの全部を全て改修されるということは考えておりません。何らかの形で改修、もしくは大規模改修ということを検討していかなければならないと考えています。錦公民館につきましては、公民館自体が転用施設でございまして、昭和44年にできた職業安定所の建物を転用して昭和58年に錦公民館として活用しているんですけれども、それの部分につきましては、難しいかなと考えております。ただ、体育館の方は昭和62年で新耐震でございますので、まずは体育館を活用していきたい。ただ、その体育館の横にそれなりの集会施設も要るだろうというように、たたき台と言いますか、内部の検討会議で思っております。錦公民館につきましても、このままの全部をそっくり建て替えというようには考えていない次第でございます。
  • 発言1
     公民館地区運営委員会の件なんですが、公民館は平成28年3月末で公民館の名前がなくなり、3月に○○校区コミュニティ単位協議会を設立しますと、公民館地区運営委員会は廃止するということで、これまでの経過説明の中で、単位協議会ができれば公民館地区運営委員会は要らなくなって、公民館地区運営委員会は廃止します。4月に単位協議会設立支援業務プロポーザルをして6月に契約の予定となっているようですが、これは具体的にどういうことでしょうか。
  • 神野市民生活部長回答
     これも、予定の域を出ていないのですが、公民館地区運営委員会の皆さんはご存じのように、条例で公民館が設置され、規則で運営委員会組織が設置されております。それが今、現存しておりますので、それが廃止という形にならないと、実現を見ないんですけれども、その方向に向けて進めているところでございます。そのあかつきの話で、何々小学校区地域コミュニティ単位協議会、仮称でございますので名称が変わるかも分かりませんが、今までの社会教育分野のみならず、地域課題をいろいろと検討していただく、行政と対等な立場でお話し合いの場を持っていただく、もしくは地域から掘り起こしていただいた課題を行政にぶつけていただくような組織を検討しております。それを今、つくっていくにあたって、公民館地区運営委員会を主にいろいろとご相談をかけていますけれども、コンサルティング業者を入れまして、他市の例や、モデル的な例を提案させていただいて進めていきたいのですが、日程的に遅れておりまして、まだ業者は決まっておりません。8月頃になれば決まって皆さんの地域へ出向きまして、単位協議会の設立に向けて準備に入っていきたいと考えております。公民館地区運営委員会が要らなくなるのではなく、制度的に廃止されても、小学校区単位のコミュニティは当然現存しますので、名称と取り扱っていただくいろいろな案件が多岐に渡ってくるのかと思いますので、新たなコミュニティ組織をつくると行政は考えているとご理解賜りたいと思います。皆さんの方からご意見賜りまして、どういう形が良いかということはこれから進めて行きたいというように考えております。平成28年4月以降は、例えば公民館祭がコミセン祭に変わったり、地域の運動会が継続されるということは我々も望んでおります。地域で活動されている事業も継続されることを望んでいますので、ぜひとも、受け皿づくりと言いますか、コミュニティ組織をぜひとも立ち上げていただきたいと考えております。
  • 発言1
     メンバーは、現在800人くらいいるのですが、70人×19地区あるので、メンバー全部変わるんでしょうか。それともそのままですか。
  • 神野市民生活部長回答
     これも、地域のいろいろなご事情がございますし、現在の公民館地区運営委員会の編成を聞きますと、19校区バラバラだと思います。各地区でご検討いただいて、一部でご説明させていただいてますけれども、例えばNPOであったり、地元の事業者さんは公民館地区運営委員会に入っておられないと思います。ただ、我々は、今後事業者も地域活動に参加されている事実がございますので、そういうコミュニティ組織にぜひとも入っていただきたい。排除する理由はないと思います。地域活動をしていただける方でしたら、ある意味どなたでも良いかと、公民館地区運営委員会組織が19校区担っていただいていると認識しておりますので、プラスアルファ違うエッセンスも入ってくると理解しております。
  • 発言1
     守口市は、全国的に見て770程ある組織の中で、公立図書館のない市は13なんです。ということは、2%、あと98%はあるということで、非常に肩身の狭い思いが致します。市の品格にかかわるのではないかと、教育委員会に行って聞いたんですが、前は国からの支援があったんですが、今は全くないのでメリットがない。寝屋川市から図書管理のベテランの方にムーブ21へ来ていただいているので十分間に合っていますという、さりげない返事だったのですが、やはりそういう問題ではないと思います。私はよく中央公民館へ行くんですが、2階の図書室を見てください。ここへ入って借りたいという気持ちになりますか。恐らくならないでしょう。図書を綺麗にしようという心持ちがないというように思うわけなんです。あんまり費用はかからないと思うわけなんですね。月々資料を出さないといけないという手間はあるかもしれないですが。門真市には2つもあるんです。ぜひお願いしたいと思います。
  • 松生涯学習部長回答
     いろいろな施策展開というのは各市にあると思うんですが、守口の場合は10館1分室の公民館を中心にコミュニティを支えてきている。門真市を見ると、それだけはない。いろいろなやり方があろうかと思います。一番大事なことは、ムーブ21を平成5年にオープンさせました。その時は、図書館をつくろうと市をあげて考えていたのですが、図書も一つの情報・資料に値するだろうということで、その枠組みの発想を大きくし、大きな生涯学習を支援していく仕組みに変えたい。当然、図書館の機能も持ちながら、相談機能もあって、学習機会も提供すると。なかなかうまく行かない部分もございます。開架・閉架の蔵書の規模からしますと、27万冊の規模を持っておりますので、これは何ら他市の図書館に負けるものではないと思います。その資料の収集の方針が、後発でしたのでなかなか集まらなかったということで、参考業務と言いますか、いわゆるレファレンスサービスが他市に比べ少し弱いのかと、そのあたり今後、司書の資質を上げながらどのように展開していくのかが一番大事になっておりますので、しっかり教育委員会としても考えながら、今後どうしていくかということをはっきりしていきたいと思います。子どもの読書を推進する一番のところになると思いますので、そのあたりを今後しっかりと取り組んで行きたいと思います。
  • 泉谷理事回答
     先ほど、全国的に見て公立図書館がないので、非常に恥ずかしい思いをしているというお話がありました。先々代の市長のときに、全国的に公共施設の状況調査を総務省が行いまして、図書館法に基づく図書館でないと、図書館としてカウントしないと、先ほど担当部署が申し上げましたけれども、そういう意味では過去いろいろな議論がありました。図書館にすれば、人員配置の問題で司書を置く必要があり、ムーブ21では、現実的には司書は置いているんですが、図書館法に基づく図書館でないので、それなりの蔵書数なり、映像の分野も含めて、それなりの情報があるんですけれども、カウントに上げられないということで、なんでやねんと先々代の市長もおっしゃっていたのですが、全国的に統一の図書館法に基づく図書館でないので、図書フロアという言い方をしております。公民館でも、それぞれの館が本を持って、それぞれの館で本を読める。前は10館1分室で同じ本を買っていたが、今はムーブ21を拠点として、ネットであるのかないのか確認でき、中央公民館にないとおっしゃいましたが、中央公民館に配本するような方法も取っているわけです。その形からすると、ムーブも含めて12館で、最近は本でも高くてちょっとした本でも2,000円くらししますから、それを12館、あるいは文化センターも駅前にあるわけです。先程来、公民館だけの話をさせていただいていますけれども、左側のページを見ていただいたら、国際交流センターから市民体育館まで、3�、4�の市域の中でこれだけ施設を持っているわけですから、前は10館1分室の公民館を持って、いずれも老朽化している。それをそれぞれが建て替えるなり、耐震化するなり、雨が漏っているところを改修していく馬力が、今あるのかどうかというところも皆さま方に考えていただきたいところです。過去にできていた時代があって、そういう形でコミュニティの醸成をしていたんですが、カルチャーセンターのようなものも京阪の守口市駅前にできていますので、それぞれの市民の方が、私も過去に公民館に居てましたけれども、入門編のような講座を、要は技能習得という形で、当初やらせていただいてましたけれども、更にステップアップしていく、あるいは、別の講座をやっていただきたいというのが、このエリアでも地域の方で活動推進委員会が市民の皆さんの声を、集めて活動していただいているのは十分に承知している所なんですが、ある程度利用が固定している、西部公民館の状況が担当の方から説明がありましたけれども、4割くらいの利用率で、これも使っていただいていない方に更に使っていただくような、方策を考えていかなければならないと考えています。
  • 西端市長回答
     守口市のプライドとして図書館や市民会館がいるのではないかということでございますけれども、守口市の体力を黒字にさせていただきましたが、まだまだ財政状況を楽観視できないような状況で、たがを緩めてやってしまえと言ったら、一気に転落しますので、ここは気を引き締めて節約するところは節約する。いつも言うんですけれども、市民の皆さんも自分の家が潤沢に回っていたら外車でも乗ったら良いが、ぼちぼち軽にでもしようかとかいろいろなやり方で出を抑えられる、守口市もそういう形にもって行かなければいけないという財政状況なので、これを続けさせていただいて、その中で公民館のあり方についても、当初は市域を3分割にして地域コミュニティ拠点施設3館にしてしまおうという計画だったのですが、皆さんのご意見を聞いて、あまりにも自分の家から離れすぎであるとか、いろいろなご意見がありましたので、地区コミュニティセンターで残していこうかという結果になりました。それで今回、回らせていただいて、いろいろなご意見を聞かせていただくということなので、本来なら守口市も理事が言ったように施設の数においては、あまりにも箱物が多いと。新しい物を建てると箱物行政と言われるんですけれども、私は決してそんなことはない。箱物を縮めていく行政だと思います。新しい物を建ててどんどん増やすのであれば箱物行政ですが、箱物を減らす集約の中で新しい物に変えていくという計画の中で、この地域コミュニティ拠点施設を建設するということにさせていただいて、その利用をいかに、西部公民館の利用率が40%ということでございましたけれども、それぐらいの利用度でしたら、利用は少ないなと見るのが普通ではないかと思いますが、これを地域コミュニティ拠点施設にしたら、80%から90%の利用度に上がっていくような建物を建てさせていただくということでございます。先ほど公民館地区運営委員長の話もございました。この公民館地区運営委員会というのは、教育委員会の管轄なんですが、コミュニティの単位協議会というような名前にしていただいたら、市長部局に持ってきていただいて、コミュニティ推進課が担当をさせていただくという流れに変わるので、そちらの方が良いのではないかということで、方向転換をさせていただいているところでございます。その中で、社会教育の講座等、これまで同様に社会教育として教育委員会にやっていただくということでございますので、ご理解よろしくお願いします。
  • 発言2
     地域コミュニティ拠点施設については、1拠点施設あたり2,000平方メートルくらいの規模で市内に3つの拠点を建設していくという基本構想なんですが、一つは中部地区なんですが、あそこは守口・土居地区体育館はまだまだ使えますので、中部地区の拠点施設には体育館なしでいってはどうかと思います。全部2,000平方メートルにする必要はないと思います。
  • 西端市長回答
     私もそのように思っております。活用できる施設は利用したら良い。その中で、中部エリアにおいては市役所周辺ということにさせていただいておりますので、守口・土居地区体育館は利用させていただく。あとの施設については、どこかの場所に建設させていただくか、複合的に持って行くか。その中で、おっしゃっているように面積が2千平方メートル以上要るとか、それ以内に収まるというような活用をさせていただきたいので、皆さんのご協力をよろしくお願い致します。
  • 発言2
     拠点施設の2館目、3館目がどれくらいの年度になるか、概算で良いので教えてもらえないでしょうか。
  • 西端市長回答
     西部公民館はこのまま地区コミュニティセンターとして残ります。この南部エリアの中で、南部の拠点施設は、申し上げましたように小学校の跡地が出てきます。橋波小学校、寺方小学校、南小学校とありますので、そのいずれかになろうと思います。統廃合が進んだ中で、拠点施設の整備も進んでいくと思います。その年度に合わせてできる。中部エリアにおいては、ご承知のとおり、旧三洋電機の本社ビルを購入させていただいており、その中にも地域コミュニティ施設をつくろうと思えばつくれますので、計画も複合的にできるかと思います。そうすれば、年度的には早く進むと思いますので、よろしくお願いします。

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