守口市タウンミーティング 第23回市長ふれあいタウンミーティング会議録

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  • 開催日時
    平成27年6月6日(土曜日)14時
  • 会場
    八雲東公民館 2階会議室
  • テーマ
    コミュ二ティ拠点施設と公共施設の今後について
     参加者:36名、発言者:5名
  • 出席者
    • 西端市長
    • 泉谷理事
    • 神野市民生活部長
    • 小森コミュ二ティ推進課長
    • 飯島コミュ二ティ推進課長代理
    • 松生涯学習部長
    • 加藤中央公民館長
    • 小田八雲東公民館長

市長説明(要旨)

あいさつ

 あらためまして、皆さんこんにちは。ただいまご紹介いただきました守口市長の西端でございます。本日は土曜日ということで、たいへんお忙しい中にもかかわりませず、このタウンミーティングにお集まりいただきまして誠にありがとうございます。また、平素本市行政各般に渡りまして皆様方のご理解とご協力を賜っておりますことをあらためて厚く御礼申し上げます。

 今回のタウンミーティングは、市長発意型ということでございますけれども、前回も市庁舎の問題について、市長発意型タウンミーティングを開催させていただきました折りにも、この八雲東公民館にもお伺いしました。今回も、市民の皆さまのご意見を聞かせていただき、市政に反映させたいということで、10館1分室全て公民館を回らせていただくということになりました。今回のテーマといたしましては、地域コミュニティ拠点施設の設置と、そして現公民館のあり方についてということでございます。八雲東公民館が今後はどういう形になるかということ、また、地域コミュニティ拠点施設とはどういったものか、といったいろいろなご質問があろうかと思います。本市といたしましては、守口市域全域を3ブロックに分けまして、この辺りは中部地域というところに位置し、中央環状線から東側を東部、花博の所から京阪守口市駅までが南部地域ということで、地域コミュニティ拠点施設を建設して行く、まず一番始めに東部地域に1館目の地域コミュニティ拠点施設を旧藤田中学校の跡地に建設していくということで、今年度から工事に着工させていただきます。その図面も資料の中につけさせていただいております。これから、随時、中部、南部と建設をするわけでございますけれども、まだ、どこに建てるかということが、明確な位置は決まっておりません。ある程度、中部においては市役所の周辺、南部においては寺方小学校周辺ということを、市民の皆さんにお知らせしているところでございます。そこに建てるということは、まだ決定いたしておりません。この八雲東公民館におきましては、公民館の看板を地区コミュニティセンターに書き換えて、今後も利用していただくという方針にさせていただいているところでございます。本日、皆様方からいろいろなご意見、ご質問等にお答えをさせていただきますので、短い時間ではありますけれども、皆様方の忌憚のないご意見をお聞かせ願えますよう、どうぞよろしくお願いを申し上げまして、私の開会にあたりましてのご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。

加藤中央公民館長 資料説明

 皆さまこんにちは。私、中央公民館の加藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。私の方から公民館等の現状を説明させていただきます。

 公民館におきましては、昭和40年代より順次設置されておりまして、現在では、10館1分室となっております。実際の生活に即しました教育や、文化などの事業を行い、住民の教養向上や健康の増進、生活文化の振興などに寄与する目的で設置されております。そのため、講座講演会の開催、図書館等を備え、体育・レクリエーションなどや地域住民の集会に利用されているところでございます。公民館には図書室をはじめ、会議室、和室、多目的室、料理実習室、創作室などの貸し室がございます。その利用率でございますが、平均で約35%となっております。ちなみにここ八雲東公民館でございますが、貸室の利用率は28%でございます。次に、利用者数につきましては、公民館全体では、年間約256,000人で1館当たり約23,000人の利用となっております。
 このような中、施設・設備面でいいますと築後27年から47年を経過しており、老朽化が進む中で、教育委員会では、社会教育関係施設更新の基本方針を平成25年3月にまとめ、今後、施設の更新を検討するなかで、さらに多くの方々に利用をしていただく必要性があることから、「コミュニティの拠点として、地域住民が必要とする総合型の施設に更新することが望ましく、その施設の整備に併せて現行の公民館を廃止する」との方針を打ち出させていただいております。

 また、地区体育館におきましても、昭和40年代後半から順次設置され、現在では、9館となっております。市民のスポーツとレクリエーションの振興と地域住民の健康などに寄与する目的で設置されておりますが、住民の健康志向の高まりから多くの利用者があり、その傾向は続くと考えられます。地区体育館の利用率は、平均で約76%となっております。ちなみに、ここ八雲東地区体育館の利用率は、34%でございます。利用者数は、地区体育館全体では年間約204,000人で1体育館当たり約23,000人の利用となっております。地区体育館におきましても、老朽化が著しく、施設等の更新時期を迎えております。

 以上、簡単な説明でございますが、公民館の現状等についての説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

小森コミュニティ推進課長 資料説明

 あらためまして、皆さんこんにちは。市民生活部コミュニティ推進課の小森でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 それでは、私からはコミュニティ拠点施設につきましてご説明申し上げます。本市のコミュニティづくりでございますが、第2次大戦後の人口急増を受け、地域における社会教育の拠点である公民館を中心に展開されてきました。しかし、近年におきましては、家族形態の変容、価値観やライフスタイルの多様化など、自治会や町内会の加入率低下に象徴されますように、近隣レベルでの結束力が弱まり、より広域での人の動きが活発化してきています、こうした中で、地域コミュニティづくりの推進方針につきましても見直しが必要となってきております。
 また、コミュニティの意義も、かつては隣近所をはじめとする仲間づくりが重視されていましたが、近年は、住民全体のまちづくりを推進し、地域力を高めることに重点が置かれております。

 一方、少子高齢化に伴う子育て、介護問題の深刻化、防災対策の重要性などは増大しており、近隣レベルでの相互扶助の取り組みなどが再認識され、地域コミュニティの活性化が大きな課題の一つとなっております。
 このような状況から、地域のコミュニティの活性化を図るため、特に近隣レベルでの地域コミュニティが抱えるさまざまな課題の解決に関しまして相談や支援などを行う広域レベルでの守口市地域コミュニティ拠点施設を整備することといたしました。 この施設におきましては、標準的な機能として、「市民協働推進機能」、「健康・相談・生活支援機能」、「学習・運動・人材育成機能」、「集会機能」、「防災支援機能」の5つの機能を設定しております。

 また、拠点施設の施設数でございますが、市域を東部、中部、南部の3エリアに分けまして、各エリアそれぞれ1館、計3館の拠点施設を整備する予定でございます。その第1館目としまして、ここ東部エリアの拠点施設を旧藤田中学校跡地に建設する予定をしております。その、基本設計ですが、お手元にお配りしております(仮称)東部エリア地域コミュニティ拠点施設基本設計案平成26年11月13日版でございます。今回、東部エリアの地域コミュニティ拠点施設を建設するにあたりましては、市民の皆さまのご意見を反映するために平成26年8月28日から平成26年11月13日までの間に、全4回のワークショップを開催させていただき、基本設計を作成いたしました。それでは、東部エリアの地域コミュニティ拠点施設の設備についてご説明させていただきます。
まず、資料右側にあります多目的ホールでございますが、1階はバレーボール、バスケットボールができるコート1面、バドミントン、ソフトバレー、インディアカができるコートが3面などのほか、集会や音楽イベントなど、多目的な利用に対応できるよう計画しています。2階部分には観覧が可能なギャラリースタンドを設けております。また、屋上にはふれあい広場といたしまして、菜園、芝生などのスペースを設置いたしております。次に、資料左側の交流棟でございますが、1階部分には地域交流憩いの広場、情報室および図書室、喫茶室、相談室などを設置しております。2階部分ですが、会議室、セミナー交流室、ギャラリースタンド、地域活動支援コーナーなどを設置しております。3階部分に参りまして、創作室、調理作業室、防音スタジオ、ボランティア活動支援室、児童図書スペース、子ども交流広場、和室などを設定しております。また、1階と3階には乳幼児を同伴する保護者などが安心して外出できるよう授乳やおむつ替えができる設備を設置し、市の区域全体で子育てを支える街づくりの推進を図るための赤ちゃんの駅を設置しております。施設全体の広さといたしましては、約3,300平方メートルでございます。ここ、八雲東公民館と比較いたしますと、公民館部分、地区体育館部分を合わせまして約1,000平方メートルですので、約3.3倍の広さとなっております。この東部エリアの地域コミュニティ拠点施設につきましては、平成29年4月の開館に向け、今年度秋頃に建設工事に取り掛かる予定でございます。以降、中部と南部の2館につきましても、順次進めて参ります。拠点施設につきましては、既存の公共施設や地域館などと連携することが必須でありますことから、拠点施設と既存公共施設との関係における一定の方向性として、公民館を(仮称)地区コミュニティセンターとして位置づけ、拠点施設3館整備時には、公民館5館と地区体育館6館の活用を考えております。ただし、これはあくまでも現時点での案でございまして、市の最終決定ではございません。今後、市民の皆さまや議会の意見等を聞きながら、進めて参ろうと考えております。

 以上、誠に簡単ではございますが、コミュニティ拠点施設につきまして説明とさせていただきます。ありがとうございました。

意見交換(要旨)

  • 発言1
     最初は物珍しさで利用される方もいると思いますが、そのうちに段々と利用する市民が減少し、遊休施設になるようなことが考えられるのではないかと思いました。この点については利用客が増えるとか、まして高齢者も増えていくし、子どもも少なくなっていく。今までの公民館よりも、利用する距離も長くなるから、どうしても足が遠のくのではないかと思いました。
  • 泉谷理事回答
     先ほどの資料を見ていただいたらおわかりのとおり、公民館の設置年、竣工年度が書いてございます。一番最初の中央公民館から、庭窪公民館、当初は公民館は3館だったのですが、中学校区に1館ということで現在は10館1分室の施設となっているということで、その隣に耐震化と書いてありますけども、その時の設計の内容で昭和56年以降の新耐震基準で建てられた建物とそれ以前に建てられた建物と、耐震未と書いてありますけれども、守口市におきましては、小学校、中学校が耐震化率が非常に低かったということで、平成27年度、今年度に統合する以外の学校については耐震化を完了するんですが、いま申し上げましたけれども、公民館と、あるいはその左側にそれ以外の国際交流センターから市民体育館まで、非常に狭いエリアの中で、非常にたくさんの施設を保有しておりまして、そのいずれも耐震化して、この建物も新耐震基準で建っているんですが、老朽化してきたということで、その全てを耐震補強して老朽化しているところを改修するというだけの財政的な部分がございまして、我々としたら、未耐震の部分については新しい施設の中で集約していく。先ほど、利用率の話も出ましたけれども、いろいろな高齢者のみならず、若い世代の方もたくさん使っていただくという形で、新たなニーズに対応するような施設の整備をそれぞれのエリアの中で、3地区に分類してますが、その中で活用していただくという形で考えているということでございます。
  • 発言2
     八雲東公民館のことについてお聞きしたいのですが、地区コミュニティセンターということで案が出ておりますけれども、八雲東公民館というのは、教育委員会の配下のもとで、地区公民館運営委員会がされていますけれども、今後、地区コミュニティセンターという名称に変われば、中身の運営についてはどのように変化するのでしょうか。
  • 神野市民生活部長回答
     現在、方向性を打ち出させていただきまして、市の方では各公民館を平成28年4月に(仮称)地区コミュニティセンターに衣替えさせてもらいたい。その時点では10館1分室ございます。その段階では、市の職員は引上げさせていただいて、条例では公営施設ですので手放しませんが、中身につきましては何らかの形で人を雇いまして管理運営していただきたいと思っております。コミュニティセンターですので、いわゆる貸し館、各部屋を使っていただくための管理業務、園庭等の管理をしていただく人員は必要だと思います。あと公民館から変わるのは、そこでいろいろな生涯学習事業をされていると思いますが、公民館職員が企画したり、地域の活動推進員にやっていただいている事業もございますが、例えば公民館職員がしていた部分は生涯学習部門が当然企画して、社会教育の振興ということでございますので、この地区コミュニティセンターを使って事業をしてもらう。また一方で、活動推進委員が担っていただいていた、また、公民館祭やいろいろな事業をしていただいていたと承知しておりますが、今年から市長部局の方で考えておりますのは、各校区で一つの単位協議会というコミュニティ組織をつくっていただくようお願いしているところです。公民館地区運営委員会を中心にいろんな諸団体に寄っていただいて、できれば来年の4月には公民館地区運営委員会とは違う、新たなコミュニティの組織づくりをお願いしたいと思います。その方々が、ここでコミュニティ祭をしていこう、運動会をしていこうという企画をしていただきましたら、今までに近いような財政的な支援も市民協働ですので、当然、町会や色んな所の持ち出しもあるとは思いますが、市からの交付金という形も検討しているところでございます。ですから、我々の案では来年4月から、当然議会の承認も得なければなりませんが、そういう方向に準備を進めているところでございます。
  • 発言2
     ということは、例えば、民営化とかそういう方向性があるんでしょうか。
  • 神野市民生活部長回答
     今、守口市内の公共施設、市が作って条例設置してお使いいただいている中で、例えば近くにあるムーブ21、生涯学習情報センター、こちらは指定管理という手法で、文化振興事業団という組織が中の運営をしております。駅前の市民体育館、ここも市がつくったあかつきにスポーツ振興事業団が指定管理者として運営しております。地区コミュニティセンターまでいきますと、規模が小さいですので、大きな業者を入れて中身を運営するまではいかないかなと思います。例えば、朝9時から夜10時までの間の管理を常駐の方を置くとしても2名体制でいていただければ、先ほど言いました事業は別でありますので、貸し館業務は成り立つのかなと考えております。冒頭に説明しました東部の地域コミュニティ拠点施設は3,300平方メートルくらいの大きな施設でございますし、新たに各ブロックに1館ずつつくる拠点となる施設です。いろんな相談業務等もしていただく、また、生涯学習以外の子育てであったり、介護の問題であったり、いろいろな機能を有する施設にしていこうと思いますので、そこは先ほど言いましたムーブ21のような、指定管理者を想定している次第でございます。
  • 発言3
     現実に、ここの公民館はどうなるのかということと、体育館は雨漏りもしていますし、古いと思うのですが。あと幼稚園が残っていますね。幼稚園の施設がどうなるのかも含めまして具体的にどうなるのかということを聞かせていただきたい。
  • 神野市民生活部長回答
     幼稚園のことについては所管ではないのでお答えできないのですが、公民館と体育館ということで、先ほどからの話と重複するかもしれませんが、地域コミュニティ拠点施設をブロックに1館ずつということで、今度、東部エリアにつくりますけれども、中部、南部と作っていく中で、例えば、東部公民館の近くに旧藤田中学校がありましたので、旧藤田中学校跡地に建てますけれども、東部公民館は閉めるとはっきりと言っております。東公民館の本館部分については、幼稚園の転用施設でございまして、古いですのでそちらも閉めさせていただく。横に体育館がございますけれども、体育館は新耐震で昭和62年の物件ですので活用するという案を持っております。庭窪公民館分室も、幼稚園の転用施設で、こちらの方も閉めさせていただく。あと、庭窪公民館本館の部分ですが、これも大変古い施設なんですが、エリア的なことを考えますと、一応活用していく方向で検討に入っていると述べさせていただいております。中部エリアには、八雲東公民館、北部公民館、中央公民館とあるんですが、八雲東公民館と北部公民館につきましては新耐震ということで体育館も含めて活用していく施設という案を出させていただいています。中央公民館は、中部エリアに新しい地域コミュニティ拠点施設ができましたら廃止という考えを持っております。中部エリアにある八雲東公民館を地区コミュニティセンターとして活用していく中で、料金の部分は検討中としか言えません。料金的には高くなってしまってはいけないと我々も思っていますので、例えば近隣市のコミュニティセンターの例であったり、本市の会議室を300円程度で貸して、例えば10人で割ったら一人30円というようなことになりますので、受益者負担というのは求めていきたいと思います。ただ、地域の会合であったり、自治会の会議であれば免除の対象と条例の中でもうたっていこうと検討しております。サークル活動であったり、趣味や個々が使われる分で、受益者負担をお願いしたいと思っております。料金の設定につきましてはできるだけ安価にしたいと思いますが、まだ具体の額はご提示できないので申し訳ないです。体育館の使用形態でいきますと、2時間以上の幅を持っていたり、公民館でしたら、午前、午後、夜間という3分割ですが、料金をいただく上では、できるだけ細分化して必要な時間だけを、予約してもらおうと思っておりますので、最少単位である1時間を検討しております。必要な時間が2時間であれば2時間分を頂戴するという考えを持っております。現在、公民館は月曜日が休館日ですが、地区コミュニティセンターにしたあかつきには、案としましては、月曜日も開け、いわゆる年末年始だけを休館日とし、できるだけ多くの方に使っていただきたい。現在の公民館の利用率は八雲東公民館は低いですけれども、新たな利用者を獲得していきたい。社会教育による公民館の施設の枠を外しますので、幅広くいろんなグループの方々、例えばフリーマーケットをやりたいと言われましたら、料金はいただきますけれども、そのようなことも可能かなと思っております。利用層を広げることで館の利用率も上げていきたい。ということは、館の維持費はコストとしては安くなると。100人よりも1,000人の方に使っていただく方が利用価値が上がると認識しておりますので、できる限り利用率をあげていきたいと思っております。公民館と体育館は同じように考えております。
  • 西端市長回答
     他に質問がなければ、私の方から総合的なお話をさせていただきたいのですが、最初にこのような箱物をつくって利用者が少なくなっていくのではないかという、昔で言う箱物行政ですね。そういうことにならないようにというご指摘をいただきました。私もその通りだと思っております。新しい建物を建てるから箱物行政だというように私は思っておりません。これは、集約のために新しい建物を建てて、古いところを閉鎖していくという。この八雲東地区におきましては、この建物は耐震基準を満たしていますし、そのまま使っていただける中で、今後は、ご指摘のとおり体育館も古いと。もちろんこの公民館自体も老朽化ということで、本来なら、これまでに直して、きっちりとメンテナンスをするのが行政の務めでありますけども、守口市は何を言いましても、箱物が多すぎまして、維持管理メンテナンスができていないというのが現状です。そこで、私どもとしましては、この改革を進める中で、これまで公民館は10館1分室ありましたけれども、集約化を図らせていただいて、地域の皆様方にもっと利用していただける地区コミュニティセンターに変えていきたいということで計画をさせていただいて、こうしてタウンミーティングで説明をさせていただいています。この地域におきましても、東は中央環状線、北は1号線、南に松下ということで、ある程度この一つの枠の中にはめ込んだ地域であるということは我々も重々認識をしております。その中で、この地域におきましても、いろいろ回らせていただいて話を聞く中で、集会所が1カ所にあるということでございます。集会所の利用度はかなりあると、それは何故かと言いますと、この公民館は9時半になったら出てくれと言われるから、町会の会合をして話が煮詰まってきたときに時間だから止めないといけないという結果になるから、結局、八雲東公民館はなかなか使いにくいということです。今後は地区コミュニティセンターになりますと、もうちょっと地域の皆様方のご利用度に合わせて地域の皆さんが管理していただけるか、これは今後の検討課題でありますけれども、そういう形で地域の皆さんの利用度の高い建物にしていき、その代わり、利用料金もある程度はいただかなくてはならない。また、守口市民の財産ですので、この地域以外の市民の皆さんにも提供していただかなければならないことになるかは分かりませんけれども、利用度を上げて、収益も上がることによって、改修工事もきっちりとできるのではないうかと思っているところでございます。どうぞ、皆様方のご協力をよろしくお願い致します。
  • 発言4
     利用度についてですが、全体は35%、八雲東公民館は28%ということで、これは全体から見て他の地区の公民館の利用率と比べると低いのでしょうか。
  • 西端市長回答
     八雲東は、体育館も合わせて低いです。
  • 神野市民生活部長回答
     地区体育館の平均利用率は76%です。
  • 発言4
     例えば体育館で76%利用されているところで、守口市で水平展開をしていくということは考えられないのでしょうか。守口市もこの手法を使って展開していこうということは考えなかったのでしょうか。
  • 西端市長回答
     今、集約化で廃止になる公民館もあります。だから、距離は遠くなる。これまでは、一歩出たら何でもある。でも、市民の皆さんにもここで理解してもらわないといけないのが、一歩のところが三歩になるかもしれないというところは、辛抱していただかなければ仕方がない。その代わり、利用率は上がる。ここ八雲東公民館でも空き時間があると。だから、遠いところの人でも、サークル活動でも、この八雲東を使っていただくと。均衡に利用率は上がってくるのではないかと私は思います。
  • 発言5
     実は平成11年に、防災のためのいろいろなグッズをいただいたのですが、年数が経ちましてあちこち穴が空いておりまして、雨漏りもして中の物も腐ってしまうという状態になっているんです。できたら市の方に一度確認していただきたいのですが。
  • 西端市長回答
     平成11年に自主防災組織の機材、物置を置いてその中に物品を置いていただいています。これまでは、色んな地域にありまして、年1回点検をして活発に活動していただいているところもありますし、置いた平成11年からシャッターを一度も開けていないという所もございます。これでは、いざというときに役に立たないということで、自主防災組織の組み直しをさせていただきました。今、ピラミッド型になっておりまして、161の組織があります。連絡網もきっちりとさせていただきました。その中で、今おっしゃったように、平成11年から公園の中に置いておりましたら、雨が漏って機材はめちゃくちゃということがありまして、市から元々提供させていただいた物ですので、これまでは、直すときは、一度町会に渡した物なので町会でお願いしていましたが、それではいけないということで、修理代といいますか、今年から市から補助金を出していますので利用していただければ結構かと思います。

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