守口市タウンミーティング 第21回市長ふれあいタウンミーティング会議録
- 開催日時
平成27年6月4日(木曜日)19時 - 会場
庭窪公民館分室 2階多目的ホール - テーマ
コミュ二ティ拠点施設と公共施設の今後について
参加者:48名、発言者:4名 - 出席者
- 西端市長
- 泉谷理事
- 神野市民生活部長
- 小森コミュ二ティ推進課長
- 飯島コミュ二ティ推進課長代理
- 松生涯学習部長
- 加藤中央公民館長
- 谷庭窪公民館分室長
市長説明(要旨)
あいさつ
ただいまご紹介いただきました守口市長の西端でございます。本日は大変お忙しい中、また出にくい時間帯にもかかわりませず、市長発意型ふれあいタウンミーティングに、このように多くの皆さま方のご参加を賜りましたことを、まずもって厚く御礼を申し上げる次第でございます。また、平素よりは皆様方には、本市行政各般にわたりましてご理解とご協力を賜っておりますことをあらためて厚く御礼申し上げます。
タウンミーティングですが、市長発意型と市民発意型がありまして、今回は、私の方から市民の皆さんのご意見を聞かせていただきたいということで、6月2日から10館1分室の公民館を回らせていただき、今月中に終わる予定となっております。今回のテーマは、コミュニティ拠点施設の今後のあり方、公民館、公共施設のあり方について市民の皆さんのご意見を聞かせていただきたいということで、タウンミーティングを開催させていただいております。2月議会の折にも、守口市の方向性といたしましては守口市域を3ブロックに分けて、この東部エリア、市役所周辺の中部エリア、鶴見緑地の辺りを南部エリアとし、コミュニティ拠点施設を建設していくという方向性が決まっております。この東部エリアにおきましては、旧藤田中学校の跡地に地域コミュニティ拠点施設を建設することとなっております。しかし、中部、南部エリアにおきましては、まだ、どの場所に地域コミュニティ拠点施設を建設していくかというところは、市の方針としては、ある程度決まっておりますけれども、確実にここだということは決まっておりませんので、市民の皆さんも今後公民館はどうなるのかといった、いろいろと不安な面もあるのではないかというご指摘もいただきましたので、私の方から市民の皆さんにご説明させていただいて、このタウンミーティングにおいて、市民の皆さんの貴重な意見を聞かせていただくということで、このような運びになりました。庁舎に関するタウンミーティングの際にも、いろいろとご意見をいただきました。庁舎が遠いからこの辺りにも庁舎を建てたらどうかという意見もいただきました。市民の皆さんのご意見を聞かせていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。短い時間ではございますが、皆さまの忌憚のないご意見をお聞かせ願いますようよろしくお願いを申し上げまして、開会にあたり私のご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
加藤中央公民館長 資料説明
皆さまこんばんは。中央公民館の加藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。私の方から公民館の現状等を説明させていただきます。
公民館におきましては、昭和40年代より順次設置され、現在では、10館1分室となっております。実際の生活に即した教育や、文化などの事業を行い、住民の教養向上や健康の増進、生活文化の振興などに寄与する目的で設置されております。そのため、講座講演会の開催、図書等を備え、体育・レクリレーションなどや地域住民の集会に利用されているところでございます。
公民館には、図書室をはじめ、会議室、和室、多目的室、料理実習室、創作室などの貸室があります。その利用率は、平均で約35%となっております。ちなみに、ここ庭窪公民館分室の貸室の利用率は、58%となっております。利用者数は、年間約256,000人で1館当たり約23,000人の利用となっております。このような中、施設・設備面でいいますと建築後27年から47年を経過しており、老朽化が進む中で、教育委員会では、社会教育関係施設更新の基本方針を、平成25年3月にまとめ、今後、施設の更新を検討するなかで、さらに多くの方々に利用をしていただく必要性があることから、「コミュニティの拠点として、地域住民が必要とする総合型の施設に更新することが望ましく、その施設の整備に併せて現行の公民館を廃止する」との方針を打ち出させて頂いております。
また、地区体育館におきましても、昭和40年代後半から順次設置され、現在では、9館となっております。市民のスポーツとレクリエーションの振興、地域住民の健康などに寄与する目的で設置されていますが、住民の健康志向の高まりから多くの利用者があり、その傾向は続くと考えられます。地区体育館の利用率は、平均で約76%なっております。利用者数は、地区体育館全体では、年間約204,000人で1体育館当たり約23,000人の利用となっております。地区体育館におきましても、老朽化が著しく、施設等の更新時期を迎えております。
以上、簡単な説明でございますが、公民館の現状等についての説明を終わらせていただきます。
小森コミュニティ推進課長 資料説明
あらためまして、皆さんこんばんは。コミュニティ推進課の小森でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、私からはコミュニティ拠点施設につきましてご説明申し上げます。本市のコミュニティづくりでございますが、第2次大戦後の人口急増を受け、地域における社会教育の拠点である公民館を中心に展開されてきました。しかし、近年におきましては、家族形態の変容、価値観やライフスタイルの多様化など、自治会や町内会の加入率低下に象徴されますように、近隣レベルでの結束力が弱まり、より広域での人の動きが活発化してきています、こうした中で、地域コミュニティづくりの推進方針につきましても見直しが必要となってきております。
また、コミュニティの意義も、かつては隣近所をはじめとする仲間づくりが重視されていましたが、近年は、住民主体のまちづくりを推進し、地域力を高めることに重点が置かれております。
一方、少子高齢化に伴う子育て、介護問題の深刻化、防災対策の重要性などは増大しており、近隣レベルでの相互扶助の取り組みなどが再認識され、地域コミュニティの活性化が大きな課題の一つとなっております。 このような状況から、地域のコミュニティの活性化を図るため、特に近隣レベルでの地域コミュニティが抱えるさまざまな課題の解決に関しまして、相談や支援などを行う広域レベルでの守口市地域コミュニティ拠点施設を整備することといたしました。 この施設におきましては、標準的な機能として、「市民協働推進機能」、「健康・相談・生活支援機能」、「学習・運動・人材育成機能」、「集会機能」、「防災支援機能」の5つの機能を設定しております。
また、拠点施設の施設数でございますが、市域を東部、中部、南部の3エリアに分けまして、各エリアそれぞれ1館、計3館の拠点施設を整備する予定でございます。その第1館目としまして、ここ東部エリアの拠点施設を旧藤田中学校跡地に建設し、平成29年4月の開館に向け、今年度、秋頃に建設工事に取り掛かる予定でございます。以降、中部と南部の2館につきましても、順次進めて参ります。拠点施設につきましては、既存の公共施設や地域館などと連携することが必須でありますことから、拠点施設と既存公共施設との関係における一定の方向性として、公民館を(仮称)地区コミュニティセンターとして位置づけ、拠点施設3館整備時には、公民館5館と地区体育館6館の活用を考えております。ただし、これはあくまでも現時点での案でございまして、市の最終決定ではございません。今後、市民の皆さまや議会の意見等を聞きながら、進めて参ろうと考えております。
以上、誠に簡単ではございますが、コミュニティ拠点施設につきまして説明とさせていただきます。ありがとうございました。
意見交換(要旨)
- 発言1
今度、東部エリアで一番最初に地域コミュニティ拠点施設ができるとおっしゃっているんですが、私の所からは離れていますし、周りから来る人も、一番安全に通行できる道路がどうなっているのかということと、自転車道の配備の問題、歩道、もちろん皆さんが集まるのに車や自転車もいるでしょうし、そういう一つの流れというものをどのように考えているんでしょうか。現実にある歩道にしても、寸断され一貫性がないわけです。それを今度作られるのかどうかも含めて、今度の計画にあるのかどうか聞きたいと思います。今一番怖いのは自転車の走行ですけど、いろいろ言われておりますが、自転車道はどう盛り込まれていますか。 - 神野市民生活部長回答
行政がよく縦割りとお叱りを受けるのですが、まず、道路は大阪府の府道でございまして、実際狭いというご指摘もいただいております。旧藤田中学校前も大変狭いと認識しております。今回、この東部エリアの総合的な街づくりということで、別の施設の整備もしていこうと、児童センターも考えておりますし、また、東部地域コミュニティ拠点施設の北側にも、5メートル70センチの道路がついております。半分はフジ住宅が開発されていることは皆さんご存じだとは思いますが、道路もつけさせていただきました。府道側にも2メートル幅の歩道を市域の方に入れ込んで、ぐるりと囲むような歩道を設ける予定でございます。次に、一番ご関心のある、前の府道なんですが、なかなか市が代わりにする訳にもいかないので、安全性の問題も含めまして、今後、機会のある毎に大阪府の方へも申し上げていきたいと思います。また、下水の問題がございまして、皆さんにご不便をかけた平成24年8月の水害もあり、下水道事業の計画の順位が上がりまして、着工する見込みがたっております。そういうことから、道路についても市側から要望していきたいと思いますのでご理解賜りたいと思います。 - 西端市長回答
府の下水道事業に関連しまして、府道に埋設しています増補菅の下に入れてもらう計画はしています。平成24年8月14日の豪雨の際には、皆さんに大変ご迷惑をおかけしました。旧藤田中学校の跡地のところから竪坑を掘っていただいて古川橋まで増補菅を入れ、2メートルから3メートルの穴がありますので、そこに一時的に雨が溜まるというような工事もしてもらいますけれども、上の道路はなかなか大阪府も難しいというところなんですけども、八島大久保線、庭窪中学校の南側の道から、南側は密集地のエリアに入っていますので、この辺りを大阪府としても守口市と協力して整備をしていきたいという要望もいただいていますので、守口市としても進めたいということで、この八島大久保線の拡幅も早急にしていただきたいと府へも要望しております。府もなかなか財源がというところでございますけれども、できるだけ早く仕上げていくとも聞いてますので、我々と致しましても早くしていただけますよう要望をしておるところでございます。 - 発言2
この庭窪公民館分室のことが一番心配、金田という所は寝屋川にも間違われる端の方で、行政の行き届かないところです。庭窪公民館分室がどうなるかを一番心配をしています。 - 神野市民生活部長回答
先ほどコミュニティ推進課長の方からも説明させていただいたとおり、新しい館を3館、今度、東部エリアにできる分については3,300平方メートルほどの大きな3階建ての建物を予定しております。そういう館を建てるにあたって、いわゆる公民館を地区コミュニティセンターに、こちらは教育委員会、議会とで手続きをしてもらわないといけませんが、我々の方で思うところには、来年の4月には地区コミュニティセンターとしてご活用いただこうと思っております。案では、今は月曜日は休館日ですが、月曜日もコミュニティセンターになれば、開館し年末年始の6日間だけを休館日とする予定で、条例の改正も必要となるので議会の審議も要るんですが、そういう案も持っております。そういうことで、利用者を増やしていきたい。といいますのは、公民館は社会教育施設ということでございますが、今度は、コミュニティセンターは法の縛りのない、いわゆる公序良俗に反しない限り、適切にご利用いただければ、どなたでも使っていただけると思っておりますので、できる限り多くの方に使っていただきたい。ただ、建設年数を言いますと、西部公民館が一番新しく昭和62年にできています。これもいよいよ30年を迎えようとする施設でございます。ただ、昭和56年の6月が一つの区切りでございまして、新しい耐震基準が出来た年でございます。それからいきますと、公民館は八雲東公民館、北部公民館、西部公民館の3館しかありません。では、3館しか残さないのかとなりますと、やはり、地域の事情等を考えますと3館に加えて、庭窪公民館、錦公民館の5館の活用を、案の段階ですが考えていかないといけないと思っています。ただ、庭窪公民館と錦公民館につきましても、庭窪公民館は昭和42年、錦公民館も転用施設ですので昭和44年の建物であり、改修の問題も出てきます。この庭窪公民館分室は、昭和50年の建物で公民館としては昭和58年からのスタートと聞いていますので、耐震もできていませんので、東部エリアの地域コミュニティ拠点施設ができたあかつきには、集約の案としてあがっております。これも最終決定ではありませんが、皆さんのご意見を聞きながら1年間地区コミュニティセンターとして使っていただいて、皆さんのご意見を聞いていきたい。ただ、このまま10館1分室を維持するわけにもいきませんので、今、人口が145,000人ということで皆さんご存じの方もおられると思いますが、昭和41年くらいの人口になっております。少子高齢化でございます。そういうことからいきますと、なかなか維持しきれないということでございますので、ご理解賜りながら、それと先ほど説明しました地域館というものが皆さんの声からあがりまして、市内には106の集会所がございまして、市が補助している分もございます。また、商店街には、シャッター街となって閉まっている物件もございます。そういうところをできれば活用していきたいと思っておりますので、身近な施設も、それと学校が新しく改修されたり建て直されたりしています。 一つの例としましては、樟風中学校というのが第二中学校と第四中学校の統合校ができました。そこには地域にご活用していただけるような施設も作っております。今後、新しい小中学校の中には、地域にも使っていただける施設を作っていくということが建設の方針としてありますので、そういったところもご利用いただきたいと思っておりますので皆さんご理解賜りたいと思います。 - 西端市長回答
いつも行政に対しご意見いただきありがとうございます。ここに来ますと、この地域には役所から遠いから見放されているのではないかとか、地域に出向かせていただいた際にもいろいろな声を聞かせていただいております。決してそのようなことはありません、守口市も市域面積が12.71平方キロメートル、4キロメートル×3キロメートルくらいしかありませんので、決してこの地域が遅れているとか、私はそういうことは無いと思っております。いろいろとご意見がありましたら、いつでも広報広聴課の方へ来ていただけたら結構かと思いますのでどうぞよろしくお願いします。 - 発言3
資料に地域コミュニティ拠点施設の機能構成イメージとあるが、これを読んでも一つもイメージが湧かない。集会機能にしても、大小会議室、ホール等とは、どれくらいの大きさでどれくらいの部屋なのか、体育館がどれくらいの広さかということが説明されてないので、これだけを見ていてもどのようなものになるのか分からない。特に体育館は取り合いの状態になっている。小さい体育館だとどこかが溢れてしまうと思うので、もう少し丁寧にイメージを教えて欲しい。 - 神野市民生活部長回答
新しい東部エリアの地域コミュニティ拠点施設につきましては、広報に連載もさせていただいております。なかなか情報量が少ないとお叱りも受けておりますが、市役所の方にも図面もございますし、公民館にも3フロアの図面を置かせていただいております。 - 発言3
今日、持ってきてみんなに配ってくれたらよかったのに。 - 神野市民生活部長回答
申し訳ございません。まず、体育館は今までの公民館にある体育館よりも大きくございます。バスケットボールコート公式のフルコートができる体育館でございます。バドミントンは3面、バレーボールは1面でございますけれども、3分割を考えております。時間も1時間あたりで分割してお使いいただけるように考えています。また、体育館にはギャラリーを設けますので、例えば発表会や音響施設も作って体育機能だけではなく集会機能も考えております。会館部分の交流棟でございますが、こちらの方には3階建てで、市民の意識調査をさせていただきますと、図書コーナーが大事だということで図書コーナーもしっかり設けさせていただきました。部屋も小さく分割できるようにし、大きくも小さくも使える部屋も設けております。料理室も、今の案ではガラス張りで作っている風景も外から見えるようにしようということで考えております。児童の交流施設ということで、読み聞かせのグループが結構おられると聞いておりますので、児童書を置いて靴を脱いで上がれるような場所も設けておりますし、和室も設けております。音を思いっきりだしてもらえるように防音も考慮した音楽室的なものも設けております。体育館の屋上では緑化を考えておりまして、皆さんでそこに憩える場として、当然、市側が全てするわけにはいきませんので、例えば緑化グループを作っていただいて屋上緑化をしていただくとか、そのようなスペースも考えております。あと、やはり防災機能ということもございますので、当然、防災無線の設備も設け、近隣に学校の避難所も横にもありますけれども、それ以上の大災害になりましたら、ボランティアの方を受け入れるといった機能もございますし、地下防水も設けたりと、いろいろと設計はしていただいております。あと、公民館にはないものとして、喫茶コーナーも意見をいただいておりましたので設けています。ただ、公共施設の商売が下手なのかは分かりませんが、ムーブ21や保健センターの喫茶はうまくいっていないと言われまして、実は業者を入れる予定はございません。といいますのは、障害をお持ちでなかなか社会に出て行けない方々の就労支援の場としていこうではないかという提案をさせていただきまして、そういう障害者のグループがおられますので検討に入っているところでございます。ただ、安かろう悪かろうではいけませんので、美味しいコーヒーやクッキーを出してくださいという要望は出していきますので、地域で支えていけるような、喫茶コーナーを考えております。特に、赤ちゃんの駅というのを聞いたことあるかとは思いますけども、おむつ交換や授乳室を男性女性関係なくご利用いただけるように、守口市の公共施設で初めて当初からつけるということで、1階と3階に、全国的なネーミングなのでこの名前にさせていただきましたが、赤ちゃんの駅を設けることが計画としてあがっております。ほぼ固まっておりますので、また図面も公民館で見ていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 - 西端市長回答
貴重なご意見賜りまして誠にありがとうございました。前回も庁舎の問題で庭窪公民館分室を回らせていただいたときに、10館1分室の6館目以降だったとは思いますが、それまで我々が当たり前と思っていることが市民の皆さんにはわからないと。市役所からどれだけ離れたところに旧三洋電機の本社があるのかとかということもわからないというご意見もいただきました。それから、我々も慌ててどこに旧三洋電機の本社があるのかとかということを説明させていただきました。すみませんが、明日から図面をつけます。公民館には図面は置いてますので、今回はそれを見ていただいて、明日からは市民の皆さんに分かりやすくするためにも、図面をつけさせていただきます。今は言葉の説明だけで大変申し訳ございませんけれども、よろしくお願いします。 - 神野市民生活部長回答
市民の皆さんに4回集まっていただいてワークショップも開催し、当初の計画より大分と変わりました。皆さんのご意見を取り入れて図面作りをした結果でございます。公民館に置いておりますので、申し訳ございませんが、今日はご用意しておりません。 - 発言3
今の世の中、新しく建てるところには、太陽光発電とか自然エネルギーを使われるような建築になっているんでしょうか。 - 神野市民生活部長回答
太陽光発電につきましては、検討しました。ただ、屋根の面積等を考えますと、費用対効果が見込めないということで、太陽パネルを設置する予定はございません。ただ、LED照明であるとか、体育館でしたら電球を付け替えるためにモーターで下りてくるようになっていますが、LEDになりますと、10年以上持つということから、逆にモーターをつけてももったいないので、モーターをつけないようにして、できるだけコストダウンを考えております。省エネ対応ということを考えておりますが、ご質問の太陽光パネルは費用対効果の観点から、今回は見送ることとなりました。防災につきましても、平時はサークル活動等にご利用いただけますが、いざとなれば、活用の面については、いろいろな部分で転用していこうと考えておりますので、そういったところも見ていただけたらと思います。 - 発言4
市内に公民館がたくさんあるのは、守口市の誇りだと思っている。高齢化社会になっていて、これからよそへ行く財力も無いし、体力もないわけなので、この庭窪公民館分室はなくなるということなのですが、東部エリアとは、東部公民館、庭窪公民館、庭窪公民館分室と東公民館になるんですよね。今も高齢の方が活用されているんですけども、東部エリアの地域コミュニティ拠点施設まで行けるかどうか、段々足も悪くなるし、体力も落ちてくるので自転車に乗れない人もいっぱいここへ来ている。先ほどあったように、府道も渡らないといけないので、私は非常に利用率が落ちると思います。今まで利用している団体数は把握しているとは思うんですが、庭窪公民館分室も非常に多くの団体数が利用しています。これが皆入れますか、同じ日に。それだけ収容できるのかが疑問なのと、高齢者や子どものことを言うのであれば誰でもが行ける場所に置くべきではないかと思います。この地域は公民館で運動会や文化祭を公民館主催でされているが、それがなくなってしまう。地域のコミュニティとおっしゃるのであれば、やっぱり近くにあるから皆が来れるわけで、なくなってしまったら、守口市は国民健康の保険料も高いわけです。全国でも高いと聞いております。今、一人住まいの人も多いし、いけなければ家に閉じこもってしまうとなれば、健康保険料も患者が増えて段々と高くなって、一つも良いことはないと思います。人口は減っていると思いますが、市は別に赤字ではないのですから、いっぺんにお金を払うわけではないと思うので、耐震工事をしてでも、公民館を市に残して欲しいと思います。 - 神野市民生活部長回答
貴重なご意見ありがとうございます。東部エリアの地域コミュニティ拠点施設をつくる際に、いろいろなシミュレーションといいますか、館の利用実態も調べさせていただいております。やはり、公民館部分、交流スペースでいいますと利用率が低いと、ただやはり、体育館は利用度が高く75%の方が利用されているピークの時間帯や日もございます。夜間も結構使われている実態もございます。特に体育館ですと、水曜日の午後ですと100%を超えるというような実態もございますので、そういうことを知った上でできるだけ緩和をしていかなければならない。先ほど言いましたように月曜日は開けていく。月曜日が使えないので利用度が偏っているところもございました。今まで通りのこの時間と言われますと、地域の新しい団体にも使ってもらわなければいけませんので、当然、調整も入ってくると思います。月曜日が使えることで枠が増えるということと、先ほど言いましたように、東部エリア地域コミュニティ拠点施設だけでは足りないということですので、東公民館体育館や庭窪公民館は活用させていただきたいという案も持っております。その中で、近場というご意見、これはなかなか物理的な問題が出てくると思います。そういう中で、小規模の施設も使っていただきたいということで、地域館の発想にも至りましたし、学校の活用、授業中はなかなか使えないということでございますが、夜間に電気が今も赤々と点いておりますけれども、そのような活用もどんどんしていただきたいというように思います。昨日もちょうどご意見が出ておりました、さんあい広場という高齢者の施設作りをされている小学校もございます。そういうところはどんどん使っていきたいとおっしゃっていただいておりますので、逆にそういうところもちゃんと整備して欲しいとも言われております。あらゆる社会資源、公共施設、地域館も含めて活用するために、皆さんにこういう施設がありますという情報をどんどん渡していくことも我々の仕事と思っておりますので、トータルでコミュニティの支援をしていきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。 - 泉谷理事回答
先ほど、施設の関係で、できるだけ近所にある施設については耐震化をして現状通りに残してくれたらどうかという話で、この近所ですと、現在、学校規模の適正化として、それぞれの学校を先ほどから申し上げているとおり、子どもの数が減ってきているということで、東小学校と大久保小学校については、今、統合連絡会を作っていただいて、今後どうしていくのかという話で、東部エリアについては、何も事業をやっていただけてないのかということですが、全市的に見て学校規模の適正化、いろいろな学校行事をする中で、子ども達がなかなか運動会にしても、切磋琢磨する機会がないということで、東小学校と大久保小学校の統合を現在考えております。その中で、新たな統合をする学校については、先ほどの統合する中学校については、新設した学校もありますし、京阪土居の駅前には小中一貫校の建設もしております。その中で、統合して今後地域の皆さんの声を聞きながら、どのような形で工事を進めていくかということでありますけども、10館1分室全てを耐震化して、財政は黒字だからという話ですけども、たまたま、平成19年に皆さんご存じのように守口市は第二の夕張市になるといわれたような状況です。なんとか黒字になっている状況の中で、人口減少、高齢化しており、公民館以降に、社会教育というジャンルではなく、生涯学習というジャンルで京阪守口市駅前に生涯学習の拠点として文化センターも設置しています。あるいは、地下鉄大日駅前に生涯学習情報センターも整備しています。そこでも、様々な講座・講習をやらせていただいているわけです。そのような状況で、市民の方の生涯学習に対するニーズも、5月の広報で公民館で地区活動推進委員会の中でいろいろな行事は実施していただいておりますけども、どんどん事業のやり方が変わってきています、地域でも58%の利用率だという話も出ていましたが、いろいろな活用の方法が出てきています。あるいは新たなカルチャーセンター的な部分もニーズとしては出てきているということで、いろいろな活動を我々としてはやっていただく。その中で、全てを、例えば耐震補強や老朽改修をしていく馬力があるのかないのかという状況からすると、新設するにはそれなりの財源も要りますし、そこら辺のところは小学校、中学校の部分についても、平成23年くらいに、小中学校の耐震化について守口は全国ワースト1と言われた状況があります。やっと、今年度の耐震補強をして、市民の皆さんにいつ災害が起こるか分からないという状況の中で、避難所になる小中学校については、統合する学校についても耐震補強していただいて、2日ほど前の新聞にも耐震化の状況が出てましたけれども、その中で耐震補強を学校が最優先でさせていただいている状況でございます。そこのところもご賢察いただいたらと存じます。
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