ジェネリック医薬品の利用について

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ジェネリック医薬品とは

 医療機関で処方される薬には、新薬(先発医薬品)とジェネリック 医薬品(後発医薬品)の2種類あります。
 ジェネリック医薬品は、新薬の特許が切れた後に販売されるお薬で、新薬と同じ有効成分が使われ、同等の効能・効果があります。

家計への負担を軽減

 ジェネリック医薬品は開発費用が抑えられるので、新薬より安価で購入することができます。
 ジェネリック医薬品を使用することで、薬代が大幅に節約することができ、家計への負担軽減に役立ちます。

それぞれ代表的な薬を1年間服用した場合

糖尿病の薬を1年間服用した場合のグラフ

 糖尿病の薬を1年間服用した場合、新薬は25,710円、ジェネリック医薬品だと14,790円で、年間10,920円お得です。

高血圧の薬を1年間服用した場合のグラフ

 高血圧の薬を1年間服用した場合、新薬は14,760円、ジェネリック医薬品だと7,130円で、年間7,630円お得です。

脂質異常症の薬を1年間服用した場合のグラフ

 脂質異常症の薬を1年間服用した場合、新薬は18,040円、ジェネリック医薬品だと9,320円で、年間8,720円お得です。

  • 金額はあくまでも目安です。
  • 上記金額は診察代を含まない、3割負担の場合であり、調剤報酬等が含まれています。

保険医療財政の負担軽減

 ジェネリック医薬品を選択することは、家計の薬代の負担軽減につながるだけでなく、年々増え続ける国民健康保険の医療費の節減につながります。
市が医療機関等に支払う医療費も少なくなるため、保険料率等の増加を抑えることにもつながります。

ジェネリック医薬品希望シールをご活用下さい

 保険課では国民健康保険加入者を対象に、国民健康保険証の更新時や保険料の当初通知のときにジェネリック医薬品希望シールを同封しています。
 ジェネリック医薬品を希望される場合は、保険証等に貼ってご利用ください。
症状や病状によっては新薬しかない場合がありますので、医師や薬剤師と相談して利用して下さい。

  • 市では、ジェネリック医薬品を普及促進するため、今現在使用されているお薬(病院外の薬局等で処方したものに限る)をジェネリック医薬品に変更した場合に、どのくらいお薬代を節約できるのかを試算したジェネリック差額通知を年3回送付しています。
  • 家計への負担軽減や医療保険財政の負担軽減のためにも、是非ジェネリック医薬品の活用をお願いします。

ジェネリック医薬品 Q&A

質問

 飲み薬しかジェネリック医薬品はないのでしょうか?

解答

 ジェネリック医薬品は飲み薬だけでなく、点眼薬や軟膏などの外用薬、点滴用薬などもあります。

質問

 もしジェネリック医薬品が体に合わなかったら?

解答

 すぐ元の薬に戻すことができます。 服用する薬を「分割調剤」をすることで、ジェネリック医薬品を短期間試すことも可能です。
 詳しくは医師や薬剤師に相談してみましょう。

質問

 もしジェネリック医薬品が薬局になかった場合は?

解答

 薬局によっては在庫や取り扱いがなく、希望するジェネリック医薬品を選べない場合があります。
 その場合、取り寄せが可能かどうか、薬剤師に相談してみましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

守口市役所 健康福祉部 保険課
〒570-8666 大阪府守口市京阪本通2-5-5
守口市役所2階南エリア
電話番号
06-6992-1545
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