育児中のカラスにご注意ください!!

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春から夏は、カラスの子育てシーズンです

カラスは、3月下旬から7月上旬にかけて巣作りをし、卵を産んでヒナを育てます。

そしてヒナが巣立つまで、親ガラスがそばで見守っています。

カラスの威嚇(いかく)行動とは

子育ての時期に人間が巣やヒナに近づこうとすると、親ガラスは大切な子どもを守ろうとして、近づく人間を威嚇し遠ざけようとします。

子どもを大事に思う気持ちは、人間もカラスも同じなのです。

カラスの威嚇行動の特徴は

  • 威嚇行動は、子育ての時期のみ見られます。(食べ物のために威嚇はしません)
  • 人が気付かずに巣やヒナに近づくと「かぁーかぁー」と大声で鳴き頭上で飛びます。
  • より近づく人間には、そばをかすめるように飛んだり、人間の頭部を足で蹴ったりもします。
    (よく「頭をカラスにつつかれた」という話がありますが、カラスは体の構造上、飛びながらくちばしでつつくということはできません。)
  • 卵やヒナがいる縄張りから人間が離れると、威嚇をやめます。
  • 威嚇行動をするのは、親ガラスの2羽のみで、集団で襲ったりはしません。

威嚇されないためには

巣・ヒナに近づかないことが第一です。巣を見上げたり、窓ガラス越しやベランダ越しに巣を見下ろすと親ガラスに敵とみなされることもありますので、むやみに巣を見ることはやめましょう。カラスを遠ざけようと棒を振り回す・石を投げるなどの行動は逆効果になります。

(親ガラス・子ガラスに危害を与える相手だと認識されると、その本人だけでなく、似たような背格好の人に対しても、しつこく威嚇してくる場合があります。)

​​​​​​​カラスに巣を作らせないためには

庭木の枝が生い茂るとカラスが巣作りしやすくなりますので、剪定(せんてい)し巣を作らせないようにしましょう。

また、針金製のハンガーなど、巣材に使われそうなものを野外に放置しないようにしましょう。

カラスの巣・卵・ヒナを撤去したいときは

カラスなどの野鳥は、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」により許可なく卵やヒナを捕獲することはできません。

捕獲するには許可をもつ専門の業者に依頼する必要があります。

(卵やヒナの入っていない空の巣は許可がなくても取り除くことができます)

巣を撤去された親ガラスは、これ以上人間に大切な子どもを盗られまいとして、その後さらに攻撃的になる例もあります。このため、生活環境に影響を及ぼすような被害のある場合以外は、刺激せず見守ってください。なお、やむを得ず巣を撤去される場合は、営巣場所の所有者等が行ってください。

自分の管理する土地や樹木にカラスの巣を作られてお困りの方は、下記へご相談ください。

  • (注意)費用は土地や樹木の所有者等の負担となります。
  • (注意)市では、私有地の巣の撤去は行っておりません。巣の取り扱いは巣を作られた土地や樹木の所有者等が行ってください。
相談先
業者名 電話番号 所在地
一般社団法人
大阪府ペストコントロール協会
06-6942-1891 大阪市中央区常磐町2丁目1番15号

電柱や公共用地で巣を見つけられた場合は下記へご連絡ください。

電柱や公共用地で巣を見つけられた場合
場所 電話番号 担当
電柱・鉄塔 0800-777-3081 関西電力株式会社 送配電コンタクトセンター
街路樹 市道 06-6992-1705 守口市 道路公園課 道路維持管理担当
府道 072-844-1331 大阪府 枚方土木事務所 管理課
国道 072-671-5981 大阪国道事務所 高槻維持出張所
公園 06-6992-1702 守口市 道路公園課 公園維持管理担当
市営住宅 06-6992-1709 守口市 市営住宅管理センター
府営住宅 072-812-2860 大阪府営住宅 寝屋川管理センター
市立小中学校 06-6995-3161 守口市 教育総務課
市立認定こども園 06-6992-1661 守口市 こども施設課 公立担当

(注意)電柱:関西電力株式会社が管理する電柱に限ります。近年、カラスの巣材には、針金製のハンガーが使われることが増え、これが電線に接触し停電の原因になる場合もありますので、電柱にカラスの巣を見つけた場合は早めに関西電力株式会社にご連絡ください。

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この記事に関するお問い合わせ先

守口市役所環境下水道部環境対策課
〒570-8666 大阪府守口市京阪本通2-5-5
守口市役所6階北エリア
電話番号
06-6992-1508(公害担当)
06-6992-1511(美化・衛生担当)
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