ハト等の野生動物にエサをあげないでください。


公園や寺社等で見かけるハト等へのエサやりに被害がでています。
生き物に対する慈愛や思いやりのエサやりは、野生動物の生態系に影響を与え、過剰な繁殖や人に対する被害をもたらしています。
野生化したハトの生態
- ハトは群れで行動し、雨の降りこまない軒下等に巣をつくります。
- 繁殖期間は1年中ですが、特に春から夏にかけて繁殖し、繰り返し産卵することがあります。
- 1回に2個程度の卵を産み、ヒナは1か月で巣立ち、6か月ほどで卵を産みます。
- 木の実・芽・葉等の植物を食べますが、人間が与えるエサも食べます。
このような被害がでます。
- 人間からエサを与えられることに慣れてしまい、植物等の自然な食べ物を探さなくなります。
- 栄養の過剰摂取から、繁殖回数が増えて個体数が増加します。
- エサをやるとその近くに巣を作り、周辺の道路や民家等がフンによって汚れます。
- フンや羽毛にハエやダニが発生したり、不衛生で悪臭を発生します。
- 群れで行動するため、鳴き声がうるさい等の被害が出ます。
- ハトのエサを狙うカラスが、人に対して威嚇や攻撃をします。
善意によるエサやりも、ハト等の野生動物の生態系や人間に被害をもたらしています。ハトが有害鳥獣として扱われることのないように、エサやりはしないください。
ハトによる被害を防止するには





エサをやらないこと。
日頃から、家の軒下やベランダ等に巣作りの形跡がないかを点検してください。
自宅で巣を発見したら、日中、ハトのいないときに撤去してください。
フンなどの被害があった場合は、清掃を行い、エサになるものを撤去してください。





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