セアカゴケグモにご注意!

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見つけたら素手でつかまない、さわらない!

 セアカゴケグモは強い毒を持っていますが、つつかれると驚いて死んだまねをするなど、攻撃性の低いおとなしいクモです。
 素手でさわらない限り咬まれることはありません。

形態

  • 体長は雄が2.5〜3ミリ、雌が10~14ミリ
  • 体色は暗褐色または黒色。
  • メスの腹部背面中央にはゴケグモ特有の砂時計型の赤または橙色の縦斑紋があります
  • (オスには赤い斑紋はありません)
  • 卵のうは、乳白色または黄褐色で、形は球形です
黒い胴体に砂時計型の赤い模様が入ったセアカゴケグモのメスの写真

セアカゴケグモ(メス)

排水溝の中に作られたクモの巣を指さしている写真

排水溝の側面で発見されたセアカゴケグモの巣

生息場所

網を張って住みつき、繁殖するには次の条件が必要です。

  • 日当たりが良く、暖かいところ
  • 昆虫や小動物などの餌が豊富にあるところ
  • 巣を張る適当なすき間があるところ

こんな時に注意

 セアカゴケグモの生息している場所では、次のようなことに気をつけてください。

  • 溝など掃除をするとき、ふたやグレーチング(格子)の裏にいたクモに触れてしまう(作業には軍手を着用し、ズボンの裾から入り込まないように注意すること)。
  • 帽子やヘルメット、長靴など身につけるものを長い間屋外に置いていて、その間にクモが入りこんでしまう。着用する時に触れてしまう。それらを使用したりさわったりする時は、特にその中や裏側を十分に点検すること。
  • クモの隠れる小さなスペースのある、砂場の玩具、地面に半分埋められたゴムのタイヤなどで遊ぶ時に触れてしまう。
  • 植木の手入れ時に、植木鉢で隠れていたクモに触れてしまう。

咬まれたときの症状

  • 咬まれると、はじめはチクッと針で刺(さ)したような痛みを感じます。
  • やがて咬まれた部分のまわりが腫れて赤くなります。痛みはしだいに全身に広がります。
  • 悪化すると、多量の汗をかいたり、さむけ、はき気などがあらわれることもあります。
  • 通常は、数日から数ヶ月で回復する例が多く、咬まれても重症になることはほとんどありません。

咬まれたときの処置

  • 万一クモに咬まれたら、余分の毒を温水や石けん水で洗いおとします。
  • 多少出血があっても、包帯や止血帯はしないほうが良いでしょう。
  • できるだけ早く病院に行って治療(ちりょう)を受けることが大切です。(病院には咬まれたクモを殺して持参してください。適切な治療につながります。)

駆除

  • 生息しそうな場所に普段から注意し、クモの巣があれば、棒切れなどで払って、クモが巣を作らないようにすればこのクモからの被害を避けることができます。
  • セアカゴケグモを見つけても、素手でつかまえたり、さわったりしないようにしましょう。
  • クモに直接、市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を噴霧すれば駆除できます。

この記事に関するお問い合わせ先

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