高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施について
令和2年度より「高齢者の医療の確保に関する法律」が改正され、高齢者の健康寿命を支援するため「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」という新たな制度がはじまりました。これは疾病予防における保健事業と介護予防が一体となって協力し後期高齢者の特性である「フレイル」を予防することで、市民の健康寿命の延伸を図り健康づくりの支援をする仕組みです。
守口市では、高齢者が地域で健康的な生活を送ることができるよう、事業の実施に取り組んでいます。
事業概要
健診や医療、介護に関するデータ等を分析し、地域の健康課題を把握し、高齢者に対する個別的支援(ハイリスクアプローチ)と通いの場等への積極的な関与(ポピュレーションアプローチ)を行います。
フレイルとは何か
フレイル(虚弱)とは年齢とともに筋力や認知機能が低下し、介護が必要になる可能性が高い状態のことをいいます。つまり「介護が必要になる一歩手前の状態です」。早期の対策や生活習慣の見直しを行うことで、フレイルの予防と改善ができます。
高齢者に対する個別的支援(ハイリスクアプローチ)
後期高齢者医療健康診査の結果等で低体重、低栄養(いわゆるフレイルのリスクが高い状態)であった人や健康診査で医療機関への受診が必要だが受診していない人へ専門職(保健師、看護師、管理栄養士等)が家庭訪問や電話などで健康状態の確認や相談、保健指導を実施します。
通いの場等への積極的な関与(ポピュレーションアプローチ)
専門職が高齢者の通いの場等に出向き、フレイル予防の普及啓発、栄養等の健康教育や健康相談を実施します。
この記事に関するお問い合わせ先
守口市役所健康福祉部健康推進課
〒570-0033 大阪府守口市大宮通1-13-7
市民保健センター3階
電話番号
06-6992-2217
06-6992-2422(公害専用ダイヤル)
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