守口市タウンミーティング 第29回市長ふれあいタウンミーティング会議録

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  • 開催日時
    平成27年6月20日(土曜日)19時
  • 会場
    南部公民館 2階講義室
  • テーマ
    コミュ二ティ拠点施設と公共施設の今後について
     参加者:69名、発言者:8名
  • 出席者
    • 西端市長
    • 泉谷理事
    • 神野市民生活部長
    • 小森コミュ二ティ推進課長
    • 飯島コミュ二ティ推進課長代理
    • 松生涯学習部長
    • 加藤中央公民館長
    • 武藤南部公民館長

市長説明(要旨)

あいさつ

 あらためまして、皆さんこんばんは。ただいまご紹介いただきました守口市長の西端でございます。本日は市長ふれあいタウンミーティングということで、大変出にくい時間帯、雨の中にもかかわりませず、このように多くの皆さま方のご参加を賜りましたことをまずもって厚く御礼申し上げます。また、平素は本市行政各般に渡りまして皆様方のご協力、ご理解を賜っておりますことも合わせて厚く御礼申し上げます。今回のタウンミーティングは、市長発意型ということで、私の方から市民の皆さんに色々とご意見を聞かせていただきたいということで、市民発意型というタウンミーティングもございまして、これは市民の皆さんが行政がどういう形になっているか聞きたいという申し出がありましたら、私が出向いて行ってタウンミーティングを開催させていただく。今回の場合は、私の方から市民の皆さんにご意見を聞かせていただきたいということでございます。テーマにつきましては、コミュニティ拠点施設、また公共施設の今後ということで、公民館10館1分室を回らせていただき、本日は11館目ということで最終ということになりました。この10館を回らせていただく中で、市民の皆さんの色々なご意見を賜って参りました。今後、コミュニティ拠点施設のあり方、また建設について色々と反映をしていきたいと思います。また、守口市を東部、中部、南部と3ブロックに分けまして、この地域は南部地域ということで、東部エリアには、旧藤田中学校跡地にこの秋からコミュニティ拠点施設を建設するということになっております。これについては資料をつけさせていただき、皆さんにお示しさせていただけるんですけれども中部、南部エリアにつきましては、確実にこの場所で地域コミュニティ拠点施設を建設するという位置は決まっておりません。しかし、中部地域に起きましては市庁舎周辺ということで、今後庁舎も旧三洋電機本社ビルを購入させていただきました。かなりの面積がございますので、その中に入れたらどうかというご意見もございます。また、南部エリアにおきましては、寺方小学校、南小学校、三郷小学校、第二中学校、第四中学校の統廃合を進めさせていただいております。その跡地が空いてきます。守口市のたたき台の案としては寺方小学校跡にコミュニティ拠点施設を建設するということになっております。これにつきまして、2月の議会の委員会の中で、どこにこのコミュニティ拠点施設が建つのかということで市民の皆さんが不安がっている。公民館の今後のあり方についても色々とご意見が出ているということで、それであれば、私の方からタウンミーティングを開催して10館1分室を回らせていただいて、市民の皆さんのご意見を聞かせていただくという答弁もさせていただきました。今日が最終の11館目ということでございますけれども、皆さま方の貴重なご意見を聞かさせていただいて、市政に反映させていきたいと思いますので、短い間ではございますけれどもどうぞよろしくお願いいたします。

加藤中央公民館長 資料説明

 皆さまこんばんは。私中央公民館の加藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。私の方から公民館の現状を説明させていただきます。

 公民館におきましては、昭和40年代より順次設置されておりまして、現在では、10館1分室となっております。実際の生活に即しました教育や、文化などの事業を行い、住民の教養向上や健康の増進、生活文化の振興などに寄与する目的で設置されております。そのため、講座講演会の開催、図書館等を備え、体育・レクリエーションなどや地域住民の集会に利用されているところでございます。公民館には図書室をはじめ、会議室、和室、多目的室、料理実習室、創作室などの貸し室がございます。その利用率でございますが、平均で約35%となっております。ちなみにここ南部公民館でございますが、利用率は約31%でございます。次に、利用者数につきましては、公民館全体で年間約256,000人で1館当たり約23,000人の利用となっております。

 このような中、施設・設備面でいいますと築後27年から47年を経過しており、老朽化が進む中で、教育委員会では、社会教育関係施設更新の基本方針を平成25年3月にまとめ、今後、施設の更新を検討するなかで、さらに多くの方々に利用をしていただく必要性があることから、「コミュニティの拠点として、地域住民が必要とする総合型の施設に更新することが望ましく、その施設の整備に併せて現行の公民館を廃止する」との方針を打ち出させていただいております。
 また、地区体育館におきましても、昭和40年代後半から順次設置され、現在では、9館となっております。市民のスポーツとレクリエーションの振興と地域住民の健康などに寄与する目的で設置されておりますが、住民の健康志向の高まりから多くの利用者があり、その傾向は続くと考えられます。地区体育館の利用率は、平均で約76%となっております。ちなみに、ここ南部地区体育館の利用率は、79%でございます。利用者数は、地区体育館全体では年間約204,000人で1体育館当たり約23,000人の利用となっております。地区体育館におきましても、老朽化が著しく、施設等の更新時期を迎えております。

 以上、簡単な説明でございますが、公民館の現状等についての説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

小森コミュニティ推進課長 資料説明

 あらためまして、皆さんこんばんは。市民生活部コミュニティ推進課の小森でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 それでは、私からはコミュニティ拠点施設につきましてご説明申し上げます。本市のコミュニティづくりでございますが、第2次大戦後の人口急増を受け、地域における社会教育の拠点である公民館を中心に展開されてきました。
 しかし、近年におきましては、家族形態の変容、価値観やライフスタイルの多様化など、自治会や町内会の加入率低下に象徴されますように、近隣レベルでの結束力が弱まり、より広域での人の動きが活発化してきています。こうした中で、地域コミュニティづくりの推進方針につきましても見直しが必要となってきております。
 また、コミュニティの意義も、かつては隣近所をはじめとする仲間づくりが重視されていましたが、近年は、住民全体のまちづくりを推進し、地域力を高めることに重点が置かれております。

 一方、少子高齢化に伴う子育て、介護問題の深刻化、防災対策の重要性などは増大しており、近隣レベルでの相互扶助の取り組みなどが再認識され、地域コミュニティの活性化が大きな課題の一つとなっております。
 このような状況から、地域のコミュニティの活性化を図るため、特に近隣レベルでの地域コミュニティが抱えるさまざまな課題の解決に関しまして相談や支援などを行う広域レベルでの守口市地域コミュニティ拠点施設を整備することといたしました。
 この施設におきましては、標準的な機能として、「市民協働推進機能」、「健康・相談・生活支援機能」、「学習・運動・人材育成機能」、「集会機能」、「防災支援機能」の5つの機能を設定しております。

 また、拠点施設の施設数でございますが、市域を東部、中部、南部の3エリアに分けまして、各エリアそれぞれ1館、計3館の拠点施設を整備する予定でございます。その第1館目としまして、東部エリアの拠点施設を旧藤田中学校跡地に建設する予定をしております。その基本設計ですが、お手元にお配りしております(仮称)東部エリア地域コミュニティ拠点施設基本設計案平成26年11月13日版でございます。今回、東部エリアの地域コミュニティ拠点施設を建設するにあたりまして、市民の皆さまのご意見を反映するために平成26年8月28日から平成26年11月13日までの間に、全4回のワークショップを開催させていただき、基本設計を作成いたしました。

 それでは、東部エリアの地域コミュニティ拠点施設の設備についてご説明させていただきます。まず、資料右側にあります多目的ホールでございますが、1階はバレーボール、バスケットボールができるコート1面、バドミントン、ソフトバレー、インディアカができるコートが3面などのほか、集会や音楽イベントなど、多目的な利用に対応できるよう計画しています。2階部分には観覧が可能なギャラリースタンドを設けております。また、屋上にはふれあい広場といたしまして、菜園、芝生などのスペースを設置いたしております。次に、資料左側の交流棟でございますが、1階部分には地域交流憩いの広場、情報室および図書室、喫茶室、相談室などを設置しております。2階部分ですが、会議室、セミナー交流室、ギャラリースタンド、地域活動支援コーナーなどを設置しております。3階部分に参りまして、創作室、調理作業室、防音スタジオ、ボランティア活動支援室、児童図書スペース、子ども交流広場、和室などを設定しております。また、1階と3階には乳幼児を同伴する保護者などが安心して外出できるよう授乳やおむつ替えができる設備を設置し、市の区域全体で子育てを支える街づくりの推進を図るための赤ちゃんの駅を設置しております。施設全体の広さといたしましては、約3,300平方メートルでございます。ここ、南部公民館と地区体育館を合わせた広さが約2,000平方メートルですので、比較いたしますと約1.7倍の広さとなっております。この東部エリアの地域コミュニティ拠点施設につきましては、平成29年4月の開館に向け、今年度秋頃に建設工事に取り掛かる予定でございます。以降、中部と南部の2館につきましても、順次進めて参ります。拠点施設につきましては、既存の公共施設や地域館などと連携することが必須でありますことから、拠点施設と既存公共施設との関係における一定の方向性として、公民館を(仮称)地区コミュニティセンターとして位置づけ、拠点施設3館整備時には、公民館5館と地区体育館6館の活用を考えております。ただし、これはあくまでも現時点での案でございまして、市の最終決定ではございません。今後、市民の皆さまや議会の意見等を聞きながら、進めて参ろうと考えております。

 以上、誠に簡単ではございますが、コミュニティ拠点施設につきまして説明とさせていただきます。ありがとうございました。

意見交換(要旨)

  • 発言1
     利用率の算定の仕方を教えてください。
  • 加藤中央公民館長回答
     公民館の利用区分は、午前、午後、夜間となっております。利用されていないときはゼロとして、利用されている回数を読ませていただいて利用率を出しております。基本的には月曜日は公民館はお休みでございますので、それと年末年始を省かせていただいて使用可能な部屋の回数と利用されている回数の割合で利用率を出しています。体育館も同じです。それぞれの利用されているかされていないか。区分帯が各体育館によって違いますが、実際にサークルが入られて途中でキャンセルされる場合もございますので、そういうときは利用されていないということで利用率がその部分低くなるという形でございます。
  • 発言2
     他と比べて八雲東公民館の利用人数が8,000人と少ない原因は調べておられますか。
  • 加藤中央公民館長回答
     それぞれのお部屋を利用されるときについては、その利用人数を申し込みいただいております。そのカウントを全てさせていただいた中で、やはり八雲東の方は少人数での利用が多いというように私どもは考えております。それぞれの公民館の部屋の形態、最大の利用人数がそれぞれございます。ですので、大きい部屋でより多くの人が使われました場合には利用人数が必然的に増えてくる。ただ、利用率につきましては、部屋を利用されているかどうかで利用率を出していますので、利用率の平均は公民館で35%とお示しさせていただいておりますが、残りの65%はお使いになっていないという状況でございます。
  • 発言3
     子どもの利用率はどうなっていますか。内訳が分かればと思います。最近、子どもが近所で遊んでいるんですが、自分が小学生の頃は体育館を利用していたので、体育館行ってきたらという話をするんですが、子ども達にとって魅力がなくなってるのかなと気になっているところがあるんです。
  • 加藤中央公民館長回答
    子どもの利用率につきましては、一般開放という形で小学生単位で仲間同士で遊びに来て、バスケットボールをされるという状況でございます。その部分の利用率というのはこちらでは持ち合わせておりませんけども、ほとんどの日で一般開放のときは子どもがたくさん来られている状態です。ただ、時期的なものがあり、夏休みが多く、図書室の横にスペースがあるんですが、夏休みに勉強しに来られる中学生や高校生が時期的に多いなどという現状でございます。ただ、公民館の部屋ですが、こちら側につきましては大人の方、特に60歳以上の方がどうしても多くなっております。また、体育館につきましては、健康志向の高まりということでスポーツが盛んでございます。ですので、グループを作られて体育スペースでそれそれのスポーツをされているところが多くなっています。この約3年間の統計では、利用率は約70%となっておりますけれども、人数は若干増えてきているところでございます。
  • 発言4
     今度大枝公園の工事に取り掛かって、青少年センターがなくなってというところですが、松下電池の南半分に国際大学が来るというお話も聞いております。寺方小学校、南小学校が統合されるということで、大きな跡地ができます。どうなるのかということが気になっていましたが、先ほど南部エリアのコミュニティ拠点施設にあてようということでしたが、このあたりが大きく変わると思います。再開発ということを市として推し進めていこうということを思っておられるのかどうか。どのようなまちづくりを守口市として考えておられるのか。活気あるという言葉は出てきて当たり前かとは思っていますが、どんどん外に出た若い人たちを呼び戻そうという考えをお持ちなのか、民間に任せようか、流れに任せようかと考えておられるのかを聞かせてください。
  • 西端市長回答
     小中学校の少子化で、我々の気持ちとしては母校がなくなるということは忍びないのですが、しかし、守口市域におきましては少子化で統廃合せざるを得ないという、やむなく統廃合を進めているところでございます。その中で、跡地問題についてどういう形になっていくのかという話もございました。10館1分室回らせていただいている中で、東小学校と大久保小学校も統廃合します。そして、滝井小学校と春日小学校が統廃合してさつき小学校として今滝井小学校の方へ行っていただいておりますけれども、これは来年には春日小学校の跡地に返ってきて、滝井小学校も解体をするということになっておりまして、各小学校の跡地はどうなるのかということを我々は聞かれますが、私が市民の皆さんに申し上げているのは、半分は地域に還元させていただいて、半分は売却をさせていただくということで皆さんにご説明をさせていただいているところでございます。従いまして、南小学校も半分は地域に還元させていただいて、半分は地域に売却するという方法をとらせていただきたいということでございます。少子化を食い止めるには、私どもの施策としましては、妊婦検診の無料化、子どもの医療費を中学校まで拡充するという施策をして、しっかりと子育て世代に守口市に住んでいただきたいという施策を進めているところでございます。決して民間に任せるということではございません。しっかりと、行政として対策を練っていかなければならないということでございます。開発については、大枝公園の設計図は広報に載せさせていただきまして、市民の皆さんに告知させていただいております。そうしたことで、今色々と過渡期と言いますか、公民館につきましても今まではここで社会教育をしていただいておりましたが、職員も配置して公民館の運営をさせていただいておりましたが、しかし、今度、コミュニティセンターになると職員の配置はしません。しかし、社会教育の場はコミュニティ拠点施設の中でもできますし、第二中学校の跡地にも、南小学校と寺方小学校の統廃合をした学校が出来ます。その中でも、しっかりと社会教育は進められると考えているところでございます。
  • 発言4
     青少年センターを潰したときに、あそこに置いていた物、例えば夏祭りの水槽や子ども祭の道具であったり、行き先を何も考えずに潰されてしまい、一旦空き教室に入れている状態です。新しい拠点施設では、貸し出し用の資材を、一括管理して貸し出しすることを想定されているのでしょうか。保管用の貸し出し施設をつくられる想定を市の方でされているのかお聞かせください。
  • 神野市民生活部長回答
     東部エリアの拠点施設の基本設計となっておりますけれども、ほぼこの形で行くと思います。この秋には建設に入っていくのですが、貸出物品についてどれだけ用意するかということについてはワークショップでも意見はでませんでした。ただ、東部の拠点施設ができたあかつきには廃止ということでございますけれども、東部公民館にある柔道の畳であったり卓球台については認識しておりますので、館内で利用される分の倉庫は確保したつもりでございます。貸し出しといいますと、地域で公民館祭や体育祭をやっていただいておりますので、コミュニティ拠点施設、公民館制度が廃止になった後でもコミュニティを中心にした例えばコミュニティ祭もやっていただきたいと思いますのでそのような備品は十分置いていけるだろうと認識しております。
  • 発言4
     公民館祭の資材はこの南部公民館や各小学校にも置いているんですが、そういう物は新しいコミュニティセンターに置くようにおけるんですか。各小学校で引き取れということでしたら新しい小学校にそういうスペースが必要ですし、コミュニティセンターにつくってもらえるのであればそれで結構です。それとも地区の集会所で自分たちで確保しなさいということでしたらそういうはっきりとしたことを示してください。
  • 神野市民生活部長回答
     先ほど東部エリアだけの話をさせていただきましたが、ワークショップでサークルの方の意見も聞いたり広い狭いの話も色々と出ました。地域の公民館活動の中で色々な備品があることも認識しておりますので、今後中部エリア、南部エリアと進めて行く中で、ワークショップでご議論いただきたいと思いますし、地区コミュニティセンター化していく現公民館なんですが、そこの活用も当然考えていきますので、ただ、数は減らすという我々のご提案もございますので、今1か所にあるところを2か所に分けて置いていただかなければならないとか、年間を通じてご利用されないという物は棚卸しもしていただいて、廃棄すべき物は廃棄していくということも出てくるかと思います。それはそれぞれの地区で協議していくことだと思いますのでよろしくお願いします。
  • 松生涯学習部長回答
     おっしゃることはそのとおりでございまして、かなり物品の貸し出しにはご迷惑をかけているかと思います。ただ私どもが考えているのは職員が対応しますので、役所に近い場所で物品の貸し出しの場所を確保できたら思います。この辺りも含めまして、もう少し担当課の方で考えて、地域の方にお願いをすることもあるかもしれませんが、青指協にこうしていくということをその辺りもはっきりと申し上げたいと思います。
  • 発言5
     地区体育館の利用率が公民館の利用率に比べてずっと高いということで、地区体育館については9館あるということで、コミュニティセンターになったときに、東部、中部、南部のそれぞれのエリアに立派な体育館はできるとは思いますが、この地区体育館は存続するという認識でよろしいでしょうか。それと、公民館の利用率が34〜35%ということで、11館あってこの利用率ということで、当然それぞれの中心に施設が建設されると思いますけれども、遠くなる方が随分おられるという中でこの利用率をどう上げていくかということもどう考えているかということと、コミュニティセンターになったときに、公民館の運営とどう変わっていくのか。今各公民館の運営委員会が一生懸命やられております。今度コミュニティセンターになったときにどうなっているんだろうということが心配されておりまして、この先3年後となると、私達には関係ないという方もたくさんおられるとは思いますが、それではだめだということで、コミュニティセンターになっても地域で活躍しているということが重要だと思いますので、その辺りのことを教えてください。
  • 神野市民生活部長回答
     先ほど、コミュニティ施設の整備のあかつきということで、公民館5館、地区体育館6館というお話をさせていただきましたが、資料1をご参照いただけますか。関連施設の現状となっております。左側には国際交流センターから体育館まであって、右側に中央公民館から西部公民館とあり、いわゆる公民館10館1分室、体育館9館が載っています。最終決定ではございませんが、東部、中部、南部エリアにいわゆる約3,000平方メートルの大きな拠点施設をつくらせていただきますと、そのあかつきに活用していく館として考えておりますのは、庭窪公民館と庭窪地区体育館、八雲東公民館と八雲東地区体育館、錦公民館と錦地区体育館、東公民館は幼稚園の転用施設で昭和44年に建設され、昭和58年に公民館ができておりますけれども、公民館は廃止、地区体育館は昭和62年の建物で活用させていただきます。北部公民館、北部地区体育館、西部公民館ということで、公民館5館、地区体育館が6館。公民館は10館1分室で、耐震化できている分が3館しかありません。耐震化できていませんが、庭窪公民館と錦公民館は形を変えたとしても活用していく方法を検討しているところです。体育館につきましては、南部公民館は一体型ということもございますので未耐震のままでございますが、守口・土居地区体育館、八雲東、錦、東、北部の体育館5館は新耐震の建物でございます。庭窪につきましては、南部と同じ一体型の施設で未耐震ではございますが、地域性を勘案して形は別として活用のエリアということで考えております。先ほど拠点施設に体育館も含めてとおっしゃいましたが、東部エリアの拠点施設の図面に体育館はございますが、中部エリアの拠点施設は市庁舎周辺ということでございますけども、守口・土居地区体育館がございます。これが一番新しい平成8年の施設で、活用していこうと考えております。中部エリアには基本設計上2,000平方メートルということでコミュニティ施設を考えておりますので、いわゆる交流棟、公民館部分にあたる部分、これを建てようと検討しております。南部エリアはたたき台ではございますが寺方小学校跡地という候補地を考えておりますけども、そこには東部エリアの拠点施設と同じような交流棟と体育館をセットで考えております。コミュニティ拠点施設になればどのように変わっていくかということですが、その手前でまず教育委員会にご決定いただかないといけませんが、長年続きました公民館制度廃止に向けてのご検討に入っていただいておりまして、来年3月いっぱいをもって公民館制度が廃止になりますと、この南部公民館は南部地区コミュニティセンターと改称させていただいて、今教育委員会の施設となっておりますが市長部局に移管する方向でございます。市長からもお話がありましたように、職員の配置は考えておりません。例えば夜間の時間帯でしたら、2人の方に従事していただいておりますが、日中も2人と考えております。公民館の維持の部分で言えば、70%を超える人件費がございます。あとの11%がエレベーター等の保守点検といった委託費で、大半を人件費が占めておりますので、そのようなことも、今後の財政費を考えまして、地区コミュニティセンターになったあかつきには外部への委託で管理をしていただきたいと考えております。ただ、先ほど市長からもありましたように、社会教育は市として振興していきますので、色々な事業はここで展開されると思います。また、職員が今まで企画していた講座も、教育委員会なり市長部局の職員が考えて館を借りまして色々な事業を展開したいと思っております。東部の拠点施設ができたあかつきには、市民体育館や守口文化センターのように指定管理者制度を考えております。指定管理者につきましては、館の運営のみならず、色々な機能を拠点施設には担わせていきたいと思いますので、そのような事業展開もさせていきたいと考えております。公民館の利用率、今後のことなんですが、そこにおられる人口の問題もございます。そのようなことから行きますと、一番大きいのが東部エリアでございまして60,000人の方、ここ南部エリアはざっと49,000人、中部エリアが36,000人おられます。どんどんアピールしていきたい。公民館でしたら社会教育法の中での利用制限がかかっていますけれども、地区コミュニティセンター、コミュニティ拠点施設になりますといわゆる公序良俗に反しない限り利用していただきたい。例えば、バザーをやりたいとかそういったことも可能になってきますし、有料の事業、有料の講座、先生が生徒を集めて何かをやるということであれば、当然使用料をいただきますけれども、そのような今まで公民館で使えなかった利用形態も増えてくるかと思います。市民の税金で建てさせていただく施設でございますので、できるだけ利用率を上げて行くように考えております。
  • 発言6
     南部エリアの拠点施設は寺方小学校跡地を予定されているとお聞きしていますが、寺方小学校が南小学校に統合されて第二中学校跡地にできるのが平成30年4月です。それから拠点施設をつくろうとしますと、東部エリアの拠点施設のワークショップにも参加させていただきましたが、それが昨年で開館が再来年となれば、寺方小学校跡に拠点施設ができるのが小学校の開校が平成30年ですのでそれから4〜5年経たないと拠点施設ができない計算になるんです。今から考えるとかなり先になります。寺方小学校が統合されて第二中学校へ行ったときには、南部エリアの拠点施設の設計業者も選定されて、ワークショップも終わって、予算も組まれて、4月1日には工事に取り掛かっているようなペースで進めてもらうようにお願いします。
  • 泉谷理事回答
     私もこの公民館が非常に懐かしくて、昭和53年7月にここへ寄せていただいて準備室から、8月に開館しました。引き渡し前に2回和室から火を出しまして、すすだらけになりました。三郷公民館から分かれて南部公民館ができて、準備をさせていただいたんですけれども、そのときは職員が7名いました。ここができてから、寺方と南と錦と、錦は単独校区の公民館が旧の職安を使ってそちらへ分かれたんですが、元々開館当初から、先ほど利用率の話もありましたけれども、周りに住んでおられる方の住環境もあります。老人憩いの部屋も南部公民館1階の事務所の横にありますけれども、東部公民館は多くの方が来られます。夏には涼みに来られるようですが、ところがここ南部はあまり公民館に涼みに来られるということがない。ここに居らせていただいたときに色々な行事もさせていただいたんですが、人集めに難儀しました。手を変え品を変え行事はしたんですけれども、人集めに苦労したという印象があります。今の中部、南部エリアの拠点施設を早く進めて欲しいということですが、先立つものの関係もありますし、特に小中学校の統廃合もやります。その中で、樟風中学校の正門から入ったとこにどんな設備が出来ているか、基本的な設計のコンセプトは地域に開かれた学校、地域も学校の中に入っていただくような設備が、道路から入っていただいたところの両側に生徒が入ってこられる吹き抜けの部分に広い和室をつくったりというように地域のためにつくらせていただいています。寺方、南小学校の統合する学校の中には今申し上げているような地域に開かれた学校にするというのが基本的なコンセプトなので、地域の人が使っていただけるような、学校に入っていただけるようなお部屋を当然つくらせていただくつもりです。当然出来るだけ早く整備はさせていただくつもりなんですが、財政も見て赤字を出さないようにスムーズに建てていきたいと考えています。
  • 西端市長回答
     できるだけ早くということでございますが、西端は何でも拙速だと言われまして、できるだけ早くしたいのは山々なんですが、保育所の話もでました。守口には12園の保育園がございます。この保育園を皆さん見ていただければ分かると思いますが、南保育所と寺方保育所を今度統廃合させていただきまして、第二中学校跡地で何であんなところだと言われますが、しかし、財政面もありますし、今寺方保育所は借地でございます。年間600万円の地代も払っております。また、南保育所は平屋でトタン葺きの暑いところで子どもを寝させているということで、いかに早く良い環境で保育をしていかなければならないということで、やはり財政面から言いますとあまり広げていくと結局箱物行政ということになりますので、これまでは一歩出たら行政サービスが全てあった、しかしこれからは一歩、二歩、三歩行かないことには行政サービスがないということを皆さんにも理解してもらわなければ守口は保たないというのが現状でございます。だから、小中学校の統廃合においても、跡地を処分させていただいて、これを建設費に充当していくということをさせていただかなければならない。そのためにはいかに効率良く建物を建てていくか。今の小学校の部屋数もたくさんありました。私の時は南小学校で平均4クラスありました。この4クラスを今小学校がどのような使い方をしているのかと言いますと、色々な教室の名目をつけて全ての教室を使って、教室をもっと少なくできるだろうと言っても少なく出来ない、色々な教室があるからと、結局そういうことで使うと、広くすれば広くするほど使うというようなことで、きっちりと人口割をして今後増える見込みも合わせた教室は考えていると思いますけれども、これを今3クラスしかとってないけれども4クラスにしてと言われているのは分かりますけれども、しかしそうしますと平米数が増えますので建築費も加算されるというのが現状ですので、ここは今の現状の生徒数がしっかりと良い環境で勉強ができるように私どもとしては進めて参りたいと考えているところでございます。
  • 発言7
     コミュニティセンターの管理なんですけれども、指定管理になるということなんですが、荷物の置き場所なんですけれども、そうなってくると荷物の置き場所にもお金がかかってくるのかということも気になってくるところで、先ほどお話ししたことを再度ご検討していただきたい。あと、この春に公民館地区運営委員会はなくなるということですね。その場合、今の運営委員会のメンバーがそのまま新しいコミュニティセンターの管理人になるのか、今の町会長が連合町会をつくってその人達に各校区なりコミュニティセンター単位で何かの活動をさせようと考えているのかということが気になりました。
  • 神野市民生活部長回答
     我々は公民館地区運営委員長にも色々と相談させていただいています。この4月以降、仮称ではございますが、コミュニティ単位協議会をつくっていくという方向で考えて動き出しています。小学校区単位で一つのコミュニティ組織をつくっていただきたい。ですから、PTAが各学校にあると思いますが、それのコミュニティ版とお考えいただきたいと思います。今までは公民館の地区運営委員会ですけれども、公民館の条例があって、規則があって公民館地区運営委員会があるんですけれども、今度は市長部局の方でコミュニティ単位協議会の結成をお願いしたい。ただ、長年活動していただいている公民館地区運営委員会に中核になっていただかないといけないと思いますし、色々な団体にも参画していただきたいですし、我々の提案としましては地域におられる民間事業所にも、地域の課題に関わっていただきたい、またNPOも守口市内には30近くございます。そういう団体にも、今まで公民館地区運営委員会に入っておられない方、個人の方にもぜひとも入っていただきたい。直近で言えばこの3月から市内全域約6,500灯の防犯灯をLED化させていただきました。こちらの方でも説明会させていただいて色々ご協力いただきました。例えば、よその地域では防犯灯をつけるにもなかなか自治会にも入っていない、町会もない、防犯委員会もできないということで個人でどうにかつけられないかというご相談もあるくらいですので、単位協議会で、課題を色々検討いただける、行政との協働のパートナーとしてつくっていただきたい。これを平成27年度中にお願いして、平成28年度から公民館制度廃止のあかつきにはパートナーとして一緒にやっていきたいと思います。館の管理につきましては、単位協議会がやってあげようと言うのであればお願いできる部分もあるかもしれませんが、建物の総合的な管理というのはなかなか難しいと思います。まずは、我々の方で民間事業者に委託して直接な管理をさせていただこうと思います。いずれ、地域の気運が盛り上がって十分館の管理までできるとおっしゃっていただければ、今後の課題としてご相談させていただくことになると思いますが、平成28年4月以降はそれをお願いする状況ではないと思います。
  • 発言7
     連合町会ではなくて、別団体、別組織ができあがるということですね。
  • 神野市民生活部長回答
     我々が自治会のことはなかなか言えませんので、今公民館地区運営委員会の中にも連合町会、色々な団体が入っていただいていると認識しておりますので、例えば発起人会をつくっていただいたり来年の4月以降この形で行こうという、例えば公民館地区運営委員会プラス新しい人を入れて単位協議会のメンバー構成をしようという合意形成がとれればそれでスタート切っていただければ良いと思います。今公民館地区運営委員会で色々な活動資金要るかと思いますが、そのような部分も新しい単位協議会になっても我々が一定支援はしていかなければならないと認識しております。先ほど南部公民館が活用館から外れているというのが南部に拠点施設ができたあかつきの話ですので、それまでは平成28年4月以降も10館1分室東部エリアに拠点施設ができるまでは市長部局で管理させていただきますし、南部エリアの拠点施設ができたあかつきに、新しいところを使っていただくというように考えております。
  • 発言7
     新しい組織の音頭を取るのは市がしていただけるんですね。
  • 神野市民生活部長回答
     地域の色々な実情がございますので、先ほど言いました市民協働を進めて行きたいと申していますので、こういう形という決めつけではなく、我々も入って公民館地区運営委員会を中心とした地域の組織とご相談しながら最終的に単位協議会を旗揚げしていただきたいと思っております。
  • 発言8
     地域のコミュニティも大事だと思うんですが、エイフボランティアネットワークが手伝っている離乳食講習だとか、4か月検診だとかBCGとか守口市は盛んにやっているというお話があるんですが、市民保健センターの4階でも保育のことをやっているらしいですが、そういうことを皆さん知らないらしいです。これから、若いお母さん、お父さんが集まる守口市になって欲しいです。市長がこれからの子のためにやるとおっしゃているから、それをコミュニティに反映させていただいて、欲を言えばベビーカーで行けるような施設でやって欲しいけれども、予算もありますので、これからのお父さん、お母さん、子どもが育つ守口市を考えていただきたいし、協力して行きたいと思いますのでよろしくお願い致します。 私の子どもが寺方小学校なんですが、参観日に行きますと学校が汚くコンプレックスを持っていたので今回解消されると言うことでうれしく思っているんですが、今までの施設のあり方がつくり放し、任せ放しで保守管理が最低のところしかできていない、維持管理の清掃も子どもに任せ放し。今後新しい施設はどうなるか教えてください。
  • 西端市長回答
     おっしゃる通りでここの公民館も建てたら建て放しで、小学校も、今回耐震工事させていただきます。私は市民会館も廃止をさせていただきました。これもなかなか改修はしましたけれども耐震が出来ていないというのが現実にありまして危険を伴うということで、ホールについても委員会の答弁では必要だと考えているということですが、しかし、いかにランニングコストがかからないように持って行くかということ。保育所についても、小中学校についても、ランニングコストのかからないような建物をつくっていかなければならない。だからあまりにも広大な面積のものを取らない、しっかりと守口市が維持管理できるような体質、建物をつくっていかなければいけない。なるべく、私はいつもランニングコストのかからない建物を建築をしていかないといけないと言っているんですけれども、市民会館のホールについても行政が運営するんではなく、民間にお願いしてランニングコストの要らないように、しかし市民の皆さんが市民サービスとして利用していただけるような施設をつくっていきたい。新しい建物ばかり建てますので箱物行政と言われますが、決して箱物行政でなく、統廃合をしてきっちりと維持管理の出来るような施設体系にしていかなければならない、そのために、公民館で言いますと、理事の話にもありましたが、当初は7人いて、今は3人で、これもかなりの人件費がかかります。今後は地区コミュニティセンターにしていただいたときにはまだ建物が建ちませんので、建物が建つまでは民間、あるいは地域の方が管理をしていただけるということでありますと地域の人にそれだけの費用を払ってしていただけたら、ランニングコストの単価が下がるということなので、その分をしっかりと保守点検に充てられるということでございますので、その点は今後皆さま方にも色々、これまでは何もかも行政でやれという感じでしたけれども、公園の草引きでも市民の皆さんにお願いして、市民の皆さんで管理をしていただきたいと思います。草が生えるような公園でしたら使っていないというのが現実なんです。人が入ったら草は生えませんので、生えるような公園であれば閉鎖をさせていただくことがやむを得ない。こういうことで守口市の経営をしていかなければ、経営が成り立っていきませんので、市民の皆さんにもしっかりと理解と認識をしていただきたいと思っております。

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