守口市タウンミーティング 第26回市長ふれあいタウンミーティング会議録

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  • 開催日時
    平成27年6月14日(日曜日)19時
  • 会場
    中央公民館 5階大ホール
  • テーマ
    コミュ二ティ拠点施設と公共施設の今後について
     参加者:35名、発言者:7名
  • 出席者
    • 西端市長
    • 泉谷理事
    • 神野市民生活部長
    • 小森コミュ二ティ推進課長
    • 飯島コミュ二ティ推進課長代理
    • 松生涯学習部長
    • 加藤中央公民館長
    • 武田中央公民館主幹

市長説明(要旨)

あいさつ

 あらためまして、皆さんこんばんは。ただいまご紹介いただきました守口市長の西端でございます。本日は日曜日の出にくい時間帯にかかわりませず、市長発意型ふれあいタウンミーティングということで、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。
 このタウンミーティングは、市長発意型と市民発意型の2通りがございまして、今回は市長発意型ということで、私の方から市民の皆さんにいろいろとコミュニティ拠点施設、また、公共施設の今後のあり方について、ご意見を聞かせていただいきたいということで、守口市内の公民館10館1分室ありますが、全ての公民館を回らせていただき、各地域の実情やいろいろなご意見を聞かせていただくということで、このタウンミーティングを開催させていただきます。これまで、7カ所を回らせていただきました。今回が8カ所目ということでございます。いろいろと貴重なご意見を拝聴しまして、これを市政に反映させていきたいと考えておりますので、本日も各担当課から説明させていただきますので、後ほど皆さま方のご意見を聞かせていただきますようよろしくお願いいたします。

 今、コミュニティ拠点施設というのは、大きく守口市域を3ブロックに分けまして、東部、中部、南部と、この中央公民館につきましては、このエリアは中部エリアということで、東部エリアにつきましては、旧藤田中学校跡に地域コミュニティ拠点施設を建設するということは決定を致しております。続きまして、中部は市役所周辺、南部におきましては寺方小学校周辺という案を持っておりますけれども、これも市民の皆さんのご意見を聞かせていただきたいと思っております。また、この施設につきましては、拠点施設ができました折りには集約化も考えており、その内容につきましては、担当よりご説明させていただきます。

 それでは、始めさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

加藤中央公民館長 資料説明

 皆さまこんばんは。中央公民館の加藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。私の方から公民館の現状等を説明させていただきます。

 公民館におきましては、昭和40年代より順次設置されまして、現在では、10館1分室となっております。実際の生活に即しました教育や、文化などの事業を行い、住民の教養向上や健康の増進、生活文化の振興などに寄与する目的で設置されております。そのため、講座講演会の開催、図書館等を備え、体育・レクリエーションなどや地域住民の集会に利用されているところでございます。公民館には図書室をはじめ、会議室、和室、多目的室、料理実習室、創作室などの貸し室がございます。その利用率でございますが、平均で約35%となっております。ここ中央公民館でございますが、利用率は65%となております。次に、利用者数につきましては、公民館全体で年間約256,000人で1館当たり約23,000人の利用となっております。
 このような中、施設・設備面でいいますと築後27年から47年を経過しており、老朽化が進む中で、教育委員会では、社会教育関係施設更新の基本方針を平成25年3月にまとめ、今後、施設の更新を検討するなかで、さらに多くの方々に利用していただく必要性があることから、「コミュニティの拠点として、地域住民が必要とする総合型の施設に更新することが望ましく、その施設の整備に併せて現行の公民館を廃止する」との方針を打ち出させていただいております。

 また、地区体育館におきましても、昭和40年代後半から順次設置され、現在では9館となっております。市民のスポーツとレクリエーションの振興、また地域住民の健康などに寄与する目的で設置されておりますが、住民の健康志向の高まりから多くの利用者があり、その傾向は続くと考えられます。地区体育館の利用率は、平均で約76%となっております。ここ守口・土居地区体育館の利用率は、約76%でございます。利用者数は、地区体育館全体では年間約204,000人で1体育館当たり約23,000人の利用となっております。地区体育館におきましても、老朽化が著しく施設等の更新時期を迎えております。

 以上、簡単な説明でございますが、公民館の現状等の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

小森コミュニティ推進課長 資料説明

 あらためまして、皆さんこんばんは。市民生活部コミュニティ推進課の小森でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、私からはコミュニティ拠点施設につきましてご説明申し上げます。本市のコミュニティづくりでございますが、第2次大戦後の人口急増を受け、地域における社会教育の拠点である公民館を中心に展開されてきました。しかし、近年におきましては、家族形態の変容、価値観やライフスタイルの多様化など、自治会や町内会の加入率低下に象徴されますように、近隣レベルでの結束力が弱まり、より広域での人の動きが活発化してきています。こうした中で、地域コミュニティづくりの推進方針につきましても見直しが必要となってきております。

 また、コミュニティの意義も、かつては隣近所をはじめとする仲間づくりが重視されていましたが、近年は、住民主体のまちづくりを推進し、地域力を高めることに重点が置かれております。
 一方、少子高齢化に伴う子育て、介護問題の深刻化、防災対策の重要性などは増大しており、近隣レベルでの相互扶助の取り組みなどが再認識され、地域コミュニティの活性化が大きな課題の一つとなっております。
 このような状況から、地域のコミュニティの活性化を図るため、特に近隣レベルでの地域コミュニティが抱えるさまざまな課題の解決に関して相談や支援などを行う広域レベルでの守口市地域コミュニティ拠点施設を整備することといたしました。
 この施設におきましては、標準的な機能として、「市民協働推進機能」、「健康・相談・生活支援機能」、「学習・運動・人材育成機能」、「集会機能」、「防災支援機能」の5つの機能を設定しております。

 また、拠点施設の施設数でございますが、市域を東部、中部、南部の3エリアに分けまして、各エリアに1館、計3館の拠点施設を整備する予定でございます。その第1館目としまして、東部エリアの拠点施設を旧藤田中学校跡地に建設を予定しております。その基本設計を、お手元にお配りしております(仮称)東部エリア地域コミュニティ拠点施設基本設計案平成26年11月13日版でございます。今回、東部エリアの地域コミュニティ拠点施設を建設するにあたり、市民の皆さまのご意見を反映するため、平成26年8月28日から平成26年11月13日までの間に、全4回のワークショップを開催させていただき、基本設計を作成いたしました。
 それでは、東部エリアの地域コミュニティ拠点施設の設備についてご説明させていただきます。まず、資料右側にあります多目的ホールでございますが、1階はバレーボール、バスケットボールができるコート1面、バドミントン、ソフトバレー、インディアカができるコートが3面などのほか、集会や音楽イベントなど、多目的な利用に対応できるよう計画しています。2階部分には観覧が可能なギャラリースタンドを設けております。また、屋上にはふれあい広場として、菜園、芝生などのスペースを設置いたしております。次に、資料左側の交流棟でございますが、1階部分には地域交流憩いの広場、情報室および図書室、喫茶室、相談室などを設置しております。2階部分ですが、会議室、セミナー交流室、ギャラリースタンド、地域活動支援コーナーなどを設置しております。3階部分には、創作室、調理作業室、防音スタジオ、ボランティア活動支援室、児童図書スペース、子ども交流広場、和室などを設定しております。また、1階と3階には乳幼児を同伴する保護者などが安心して外出できるよう授乳やおむつ替えができる設備を設置し、市の区域全体で子育てを支える街づくりの推進を図るための赤ちゃんの駅を設置しております。施設全体の広さといたしましては、約3,300平方メートルでございます。ここ、中央公民館と守口・土居地区体育館部分を合わせた広さが約1,800平方メートルですので、比較いたしますと約1.8倍の広さとなっております。この東部エリアの地域コミュニティ拠点施設につきましては、平成29年4月の開館に向け、今年、秋頃に建設工事に取り掛かる予定でございます。以降、中部と南部の2館につきましても、順次進めて参りたいと考えております。拠点施設につきましては、既存の公共施設や地域館などと連携することが必須でありますことから、拠点施設と既存公共施設との関係における一定の方向性として、公民館を(仮称)地区コミュニティセンターとして位置づけ、拠点施設3館整備時には、公民館5館と地区体育館6館の活用を考えております。ただし、これはあくまでも現時点での案でございまして、市の最終決定ではございません。今後、市民の皆さまや議会の意見等を聞きながら、進めて参りたいと考えております。

 以上、誠に簡単ではございますが、コミュニティ拠点施設につきましての説明とさせていただきます。ありがとうございました。

意見交換(要旨)

  • 発言1
     今のコミュニティ推進課長のお話なんですが、配られた資料を見ますと、平成25年の検討懇話会があって、基本計画があって、基本計画に沿ってつくっているということで理解して良いですか。
  • 小森コミュニティ推進課長回答
     流れとして、そのとおり進めています。
  • 発言1
     今回のタウンミーティングは、市民に団体ヒアリングをしたということで、市民一人一人にヒアリングをこのタウンミーティングでするということでしょうか。
  • 西端市長回答
     今回のタウンミーティングを開催させていただきました理由ですが、2月市議会の委員会の中で、市民の皆さんが、中部、南部、東部とこの3館コミュニティ拠点施設を建設する中で、東部については旧藤田中学校跡地に建設させていただくということは決定しているんですけれども、南部エリアにおいては、寺方小学校跡地にこのコミュニティ拠点施設が建つとか建たないとか、中部エリアにおいては旧三洋電機の本社ビルを庁舎として購入させていただきましたので、面積がかなりありますので、その中にコミュニティ拠点施設が入るとか入らないとか、市民の皆さんの不安の声が聞こえるので、それではいけないということで、今回、ご説明と新たな施設についてどの場所かといういろいろな皆さんのご意見を聞かせていただくということで、今回タウンミーティングを開かせていただきました。
  • 発言1
     ということは、東部エリアについては決まっているが、中部、南部については決まっていないということですね。
  • 西端市長回答
     そうです。
  • 発言1
     要は、公民館を3つに集約するというように見て良いんでしょうか。
  • 神野市民生活部長回答
     公民館の集約については、違う計画でも出てきているところでございます。コミュニティ拠点施設を3ブロックに3館、いわゆる大型施設を作らせていただいたあかつきに、公民館は、現在10館1分室ございますけれども、現在の案ではそのうちの5館を活用させていただく。体育館につきましては、9館ございます。そのうちの6館を活用していくという案を持っております。その案が最終決定をしていないということで、こういうタウンミーティングの中で、いろいろな皆さんのご意見を聞きながら、政策として反映していく。ちなみに、中部エリアに拠点施設ができたあかつきには、中央公民館は集約の対象となっております。守口・土居地区体育館は、平成8年にできた建物でございますので、まだまだ活用していきたいという案をもっております。
  • 発言1
     そのような資料もいただかないと分からない。不親切です。何のためのタウンミーティングですか。公民館の利用率についても、口で言われても分からない。現状こういう利用の仕方があって、このぐらいの利用率で、守口市はあまり財政が豊かではないので、こんな量の公民館を維持できないから、少し集約して税を効率よく使おうとか、そういう意図があってこうしました、この地区はこう決定しましたとしてもらわないと我々は分からない。私は30年近くこちらの方に税金を納めさせていただいていますが、非常に心配です。守口市の採算が危ないと聞いている割には、先ほどご説明いただいた立派な建物を建てられて、我々の地域住民サービスに対して、どの程度のお金をどのように使いたいのかという全体像が見えない。タウンミーティングでこう説明するからご理解ください、こう決まりました、そういうことだと非常に分かりにくいです。経過があって利用率が悪いから、こういう利用形態だったら、公民館でも図書室よりも文化的な事業の方が利用率が高いからそういうようにつくった方が良いんではないですかとか、図書館に関しては、違うところに集約して、蔵書を多くしたら利用率が上がるとか、そういうお話があれば分かりやすい。そういう説明をもっと分かり易くしてください。広報も、議会記録だけで、飛び飛びです。私も初めて今日出てきたんですが、どうせなら、もっと守口良いよねというような、利用の出来るようなまちづくりを教えてもらいたい。
  • 西端市長回答
     この資料については、今日で8回タウンミーティングさせていただいている中で、東部拠点施設の図面は最初はつけていなかったんですけれども、今度建てる建物がどういう建物かが分からないというご意見をいただきました。それから後に、この資料はつけさせていただきました。皆さんからご意見をいただいて、今後はそのような形にさせていただきたいと思いますし、今、守口の財政状況がどうかということでございますけれども、今は黒字となっております。しかし、これは気を許せるような黒字ではございません。建物を建てるから箱物行政になっていくのではないかというご意見がございます。しかし、この公民館のあり方については、集約化をした中で、新しい建物に変えていく。今、現状を見ていただければ分かりますけれども、8館くらいは昭和40年代に建った建物です。その間、何の手も入れられていない、老朽化が進んでいる建物である、これを改修するか改修しないか、やはり集約化した方が良いんではなかろうかということで、当初は、守口市域に3館とすると行政としてはさせていただきました。しかし、地域コミュニティ拠点施設懇話会の中で、既存の公民館を地区コミュニティセンターとして活用してはいかがかという話が出まして、それでは、耐震化できているところは利用しようということになっているところでございます。
  • 発言1
     市役所なんかも危ないですよね。いつ崩れるかが分からない。市民のデータベースが入っているわけですよね。先ほど旧三洋電機に移ると聞きましたが、いつですか。
  • 西端市長回答
     旧三洋電機の本社ビルを購入しましたので、2年後には庁舎を移転します。
  • 発言1
     2年間大丈夫ですか。
  • 西端市長回答
     内装の改修をいろいろとしなければいけませんし、新しい建物を建てるよりも安いということで、これもタウンミーティングをさせていただきましてご意見をお聞きしました。
  • 発言2
     交流棟の中に、ボランティア活動支援室というのがあるんですが、私もボランティアをさせていただいてるので気になったんですけども、18平方メートルというのは約6畳にもなりませんよね。このボランティア活動支援室は具体的にどういうことをする部屋なんでしょうか。
  • 神野市民生活部長回答
     これは、真ん中18平方メートルとなっておりますけども、3分割できて有料にする予定ですが据え置きのロッカーも設けたり、打ち合わせ会議ができる部屋ということで、総称としてそのような名前をつけさせていただきましたが、地域活動の支援ルームということで打ち合わせ等に使っていただく部屋ということで作っております。
  • 発言2
     こども交流広場にしても、30平方メートルということは10畳ありませんよね。そこで17名とか、児童図書スペースも9平方メートルといったら3畳にもなりませんよね。あまりにも部屋が小さいのではないかと思っているんですが、こんなんで間に合うんでしょうか。
  • 神野市民生活部長回答
     こども交流広場、児童図書スペースは真ん中に廊下があるんですけども、基本的に両方使っていただける部屋を考えておりまして、ローカウンターを置いて仕切りはするものの、子ども交流広場というのは親御さんも連れてきていただいて、一緒に読み聞かせ等していただくということを考えております。ワークショップでいろいろご意見を聞かせていただいた結果で、コミュニティ拠点施設ですので、老若男女いろいろな方にお使いいただける要素を含んでおります。1階の図書スペースには、5,000冊程の本を置いて、全館で図書を読んでいただけるような構想もございます。今まででしたら、図書室内という制約を設けておりましたが、できれば全館どこでも読んでいただけるような構想を持っております。
  • 発言3
     こども交流広場、児童図書スペースは真ん中に廊下があるんですけども、基本的に両方使っていただける部屋を考えておりまして、ローカウンターを置いて仕切りはするものの、子ども交流広場というのは親御さんも連れてきていただいて、一緒に読み聞かせ等していただくということを考えております。ワークショップでいろいろご意見を聞かせていただいた結果で、コミュニティ拠点施設ですので、老若男女いろいろな方にお使いいただける要素を含んでおります。1階の図書スペースには、5,000冊程の本を置いて、全館で図書を読んでいただけるような構想もございます。今まででしたら、図書室内という制約を設けておりましたが、できれば全館どこでも読んでいただけるような構想を持っております。
  • 神野市民生活部長回答
     懇話会では私も事務局としまして資料も提供させていただきました。守口市の改革ビジョン案の中にもございます公共施設の集約という情報も提供させていただきました。また、先ほど公民館長から説明のありました今後の公民館の更新の方針という情報も提供する中で、当然コミュニティ拠点施設の懇話会でございますので、新たなコミュニティ活動を支援していく施設づくりということに主眼を置いて、ご議論いただきたいという説明をさせていただきました。ただ、本市全体として、公共施設のあり方がこのように検討されているという情報も提供しながらお話させていただいておりますので、公民館を集約するから地域コミュニティ拠点施設が、どうという直結する話ではなく、まずはコミュニティ拠点施設は何か、守口にとってコミュニティセンターというものは一つもございませんので、新たな施設づくりの皆さんのご意見を賜りたい。その中で、例えばコミュニティセンターであれば市内1カ所でいいというご意見もございましたし、最終的な答申では3〜5館という答申をいただきました。また、附帯意見の中に社会教育の推進であったり、サークル活動の支援ということも言われてましたし、既存の公共施設の活用、公民館10館1分室ございましたのでその活用も検討していく、また、新たな発想として(仮称)地域館という答申もいただきました。地域館とは、市内に106の集会所がございますが、例えば公民館まで行かなくても、小さな集会であれば集会所をお使いになっているグループもございます。学校施設を使うということもございます。また、空き店舗もございます。いろいろな社会的資源、公であったり民であったり、そういうものがいろいろある、それが情報として集約、発信されていないので分かりにくいということで、皆さんに情報提供をしていったらどうかということで、地域館という発想でご提案をいただいております。公民館が地区コミュニティセンターに、来年は10館1分室をそのままさせていただき、3館の拠点施設ができたあかつきには、5館を活用したいという今のたたき台となっておりますので、流れとして私どもが考えるのは、公共施設のあり方とコミュニティ拠点施設の整備というのは整合していると考えています。
  • 発言3
     そういう流れであるということであれば、地域コミュニティ拠点施設の標準的な機能構成イメージの中に学習・運動・人材育成機能というのがあるんですが、その上に健康・相談・生活支援機能や市民協働推進機能といったいろいろな機能が入っていまして、その中にそのような機能を推進していく中で、バックアップしていこうということだと思うんですけども、例えば市民活動支援コーナーであったり、福祉や健康相談コーナーであったり、その機能を果たす中で、そういうところを入れていこうというように私は読み取ったんですが、それでよろしいのでしょうか。
  • 神野市民生活部長回答
     今、見ていただいている基本計画の概要版にあります地域コミュニティ拠点施設の標準的な機能構成イメージがありまして、我々は5弁の花と言っているんですけども、この5弁の花全てを大丸にするのはなかなか難しいと思います。強弱は出てくると思うんですが、東部エリア地域コミュニティ拠点施設のワークショップでも、この機能について議論していただきました。その中で、例えば1階に相談室、インフォメーションコーナーを設けさせていただいて、今の構想では、基本的にコミュニティ拠点施設は指定管理者制度を導入していこうということで、ハード面の維持管理のみならず、ソフト面のこのような機能もいかに充実できる事業者がいるか、これはプロポーザル、提案になると思いますけれども、そういう事業者を採用していきたいと思います。そういうことで、我々、行政側ができるのは、育児・子育ての問題、介護の問題をいろいろな部局が事業をやっております。そういう方々が、こういう施設を使っていただいて、出張相談、出前講座と言いますか、コミュニティセンターで実施してもらわないといけないと思います。指定管理者がやる事業もあれば、市職員自ら出向いてやる事業もソフト面ではあると思います。
  • 発言3
     今の話で言うと、支援・相談コーナーを設けるのは指定管理者であって、時々、市職員の方というイメージでよろしいでしょうか。
  • 神野市民生活部長回答 指定管理者には当然、いろいろな指定管理料を払って、ハードの管理や事業の展開も考えております。また、公民館を地区コミュニティセンターへ変えることによって、包括的に使える施設があるわけですので、指定管理者が東部エリアの拠点施設のみならず、例えば庭窪公民館のところへ出向いて出張講座をするとか、面での展開もできますし、我々行政の職務として、職員が拠点施設もしくは活用している公民館で事業を展開するということは当然だと思っています。
  • 発言3
     学習・運動・人材育成機能の学習については、図書室しかないんです。市民の皆さんの学習を支援するとか相談するとか、学習に関しては誰もバックアップしてくれない。ただ図書の検索ができます、本を置いています、勝手にしてというように思ってしまったんですが、ここのバックアップはどのようにお考えですか。
  • 神野市民生活部長回答
     5弁の花の全てが、皆さんにお示しできる具体策、指定管理者の選定の仕様書まで煮詰まっているかといえば、そこまで煮詰まっておりません。図書につきましては、市民意識調査の中で、やはり今の公民館、ムーブ21やエナジーホールにある図書フロアがございますので、新しい地域コミュニティ拠点施設にも図書が必要だということは、データ上かなり高い率でした。そういうことで、図書室のスペースも取らせてもらっていますし、情報コーナー的なものも取らせてもらっています。ソフト面でいえば、ムーブ21の図書は15万冊を超えていますので、それを活用しないことはない。ネットワークでムーブ21の方も借りられるような状態。また、団体貸し出しも、コミュニティ拠点施設で活動する中で借りていただくということも考えておりますし、できるだけ面で支援していきたい。人材育成やその辺りのところをどうなっていると言われると、なかなか具体的に言えず申し訳ありませんが、やはりハードだけでは対応できない。人を介してだと思いますので、その辺りのスタッフをどのように置いていくのか、また、ここに書かせてもらっていないと思いますが、運営協議会、例えば、東部エリアの地域コミュニティ拠点施設ができたあかつきには、東部地域コミュニティ拠点施設運営協議会というものを作ろうと思っています。それは、地域の方、それぞれの代表の方に出ていただいて、事業方針のチェックもしていただかなければいけないと思っていますし、例えば部会を設け、そこで、図書部会であったり、何々部会というものをつくっていただいて、言い方が悪いですが、皆さんに汗をかいていただいて、このコミュニティ拠点施設を良くしていこうという、こういうように事業展開してはどうかという提案もいただく。もしくは喫茶コーナーですね、これはワークショップでも質問があったんですが、民間事業者を入れる予定はございません。地域の就労支援の場にしていこうということで、他市の例もございますので、地域の方で支えていただく喫茶コーナー。なかなか社会に適応できない方もおられるグループもございまして、そういう方々が、喫茶の運営にかかっていただく。ジョブコーチを置いて、当然お金をいただきますので、品質の問題もございますので、そういうことも担当していきたいと思っております。ですから、コミュニティ拠点施設はみんなでつくりあげていく施設だと思っております。
  • 発言3
     公民館が箱的に少なくなっていくということは現実ですし、学習をどう支えていくかということはまだそこまでいっていないということなので、ぜひここは生涯学習だったり、社会教育だったり、そういうことを支えていく専門家を配置していただければ有り難いと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  • 発言4
     公民館が地区コミュニティセンターに変わるということは賛成なんです。ただ、数を減らすということが、元々、中学校区につくるという方針で、公民館と言っていますが、実際はコミュニティセンターだと私は思います。そうなってくると、数を減らすということは問題じゃないかと思います。それと、この設計図を見ると、中央公民館でも自主サークルが50くらいあって、自分たちで自主的にしているわけなんです。そうすると、部屋が要るわけです。部屋がないと、サークル活動の拠点が減ってしまう。部屋がないとサークル活動に支障をきたすので、その辺りはどう考えていますか。
  • 神野市民生活部長回答
     サークル活動を支援するには、物理的に部屋が要るだろうということなんですが、総じて全体的な話を中央公民館長より話をさせてもらったんですが、もう少し中身に入りますと、例えば1館あたり体育も文化サークルも入れますと、71件ほど各公民館に登録サークルがおられるとデータでありますし、あと1日の利用件数からいきますと、公民館は約36%ですので、6件くらいのご利用があるということ、体育館であれば5件程度のご利用があるということで、それで行きますと時間枠もございます。コミュニティ拠点施設と、今後公民館も地区コミュニティセンターへしていく中で、できるだけ小さな枠組み、例えば1時間ずつで区切っていくと、当然2時間お使いのところは2時間使っていただいても良いんですが、不必要に、午前、午後、夜間というような3枠ではなくて、午前でも2枠、3枠、1時間区切りであればいけますので、そのように考えております。あと、月曜日は公民館は休館日です。祝日の翌日も休みです。コミュニティ拠点施設、地区コミュニティセンターへする場合には、年末年始3日間ずつの6日間の休みで、月曜日も開けたいと考えております。これも条例に基づいてですので、議会でもご審議いただきますけれども、そのように枠を増やしていこうと考えております。ピーク時の利用のデータを見まして検討しまして、やはりこの時間帯のこの時間と言われてしまいますと、なかなか競合してしまうことが実際あります。例えば体育館でしたら、100%を超えてしまうような時間帯もあるわけですけれども、やはりその辺りは地域のコミュニティということですので、皆さんで調整していただきながら、今まで月曜日という枠がなかったわけですから、月曜日に移っていただくとか、今のシミュレーションでは、残す館の部屋数、利用者数というところからいけば対応していけるのかと思っております。ですから、なかなか夜使っておられる方に朝使ってくださいというわけにも行きませんので、調整であったり、どうしてもということであれば抽選ということも出てくると思います。ただ、サークルが使える状態が担保されないようなことにならないようしていきたいと思います。
  • 発言4
     1時間単位とおっしゃいましたが、だいたい朝・昼・晩です。朝でも11時くらいまで、3時間は使います。1時間単位で活動はできません。1時間単位は細かすぎます。普通は2時間から3時間くらいは使います。それと会議室は60%と言いますが、ほとんど満員です。ないときは全然ないです。特に、市民会館がなくなったから余計です。もうちょっと考えていただきたいと思います。前は、中学校区に1館という考え方でした。コミュニティが狭いほど良いわけです。大きくなったらしていけません。小学校が合併したから一つのコミュニティにしろと言われても無理です。
  • 西端市長回答
     今、お話がありましたが、1時間でいけるサークルもありますし、2時間必要なサークルもあります。60%を100%の稼働率にあげていただいたら、潤沢に皆さんに使っていただけるということなので、その点も考えさせていただいて、今後は、運営協議会を作るということなので、その時にはさせていただきたいと思いますけれども、守口もなかなか気を許せるような財政状況ではございません。これをいかに集約していくかというところで、公民館の集約をさせていただくということなので、この点は理解していただかなければならないのではなかろうかと思います。これまでは、一歩出たら行政サービスはいくらでもあると、しかし、今の時代は二歩、三歩出て行かなければならないというような財政状況でもありますし、そういう守口市の状況ですので、この点は理解していただかなければならないと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
  • 発言5
     一番最初に質問された方に関連する質問なんですが、本日の市長ふれあいタウンミーティングのテーマというのはコミュニティ拠点施設と公共施設の今後についてということだったと思います。それでしたら、必要な資料が揃っていないということを感じまして、昨日別の会場でもお尋ねしたんですけれども、今、公民館の集約の話が出ていますよね。いくつになるという話をしていますが、具体的にどうなるという資料が手元にないんですね。それで意見を求められても困るわけなんです。3館拠点施設ができた時には、今ある現行の公民館がいくつ残るのか、地区体育館はどういう名前になって何館残るのかたたき台として既に提案されています。それをお出しにならないのはどうしてでしょうか。東部エリアの拠点施設の設計図は、途中からでもお出しになったということですが、大事な資料を出していないのはどうしてでしょうか。
  • 神野市民生活部長回答
     残す館名を言えていないということであれば、再度言わせていただきます。活用していく館でございますが、東部につきましては、庭窪公民館、庭窪地区体育館、東地区体育館、中部は北部公民館、八雲東公民館、北部地区体育館、八雲東地区体育館、守口・土居地区体育館、南部につきましては、錦公民館、西部公民館、錦地区体育館ということで、公民館が5館、地区体育館が6館という案ではございますけれども、コミュニティ拠点施設3館整備時はそのように考えております。まだ最終決定ではございません。
  • 発言5
     今、口頭でおっしゃったことを資料で欲しかったと思います。2点目ですが、コミュニティ拠点施設というのは、設置について根拠法令はないわけですよね。公民館については社会教育法というものがございますけれども、コミュニティ拠点施設については法令根拠がないということで、設置目的というものを、今一度確認したいのですが。
  • 神野市民生活部長回答
     市民の皆さまにも過去にご提示させていただいております、守口市の第五次総合基本計画がございます。拠り所にさせていただいたのは、大きな行政の柱になっている部分でございます。基本目標の中に、学びとつながりを深め、豊かな心と生きる力が育つまちということで、平成23年に制定されまして、平成32年までの計画期間でございます。その中に、コミュニティ活動の推進が謳われております。共助の核になる自治会等の活性化と、未結成地域におけるコミュニティ形成の支援ということもございますし、基本方針としましては、市は将来的な地域自治会のあり方や官民の連携について検討を進めながら、地域コミュニティの形成と活性化に向けて、地域の実情に応じた支援に努めるという部分が、平成23年に議会の議決もいただいた総合基本計画がございます。それがスタートと、また、もりぐち改革ビジョン案で、平易な言葉で言いますと、箱物行政にこだわらない、当然財政的な状況も厳しいですので、いろいろな施設の見直し、あり方ということも、検討されております。そういう中で、市長から諮問を受けましたコミュニティ拠点施設検討懇話会で議論していただきまして、平成25年12月24日に答申をいただきまして、それを市が受けまして、平成26年から守口市地域コミュニティ拠点施設基本計画を作成させていただいて、お手元にございますのは概要版ということでございます。3館全てがそのとおりということではございません。ワークショップを経て、いろいろご議論いただいて、その結果、お手元にございます東部エリアの拠点施設の図面が第一案でございます。中部、南部につきましても、同じようにワークショップを経ていろいろな施設づくりをしていきたいということでございます。施設の集約の分につきましては、先ほど社会教育の基本方針等もございますので、そのようなことも縦横いろいろな計画の中で考えていく中で、今回、一旦は地区コミュニティセンター10館1分室にさせていただいたあかつきに、3館整備時には公民館5館と地区体育館6館に集約させていただくという案を現在持っております。
  • 発言5
     今、おっしゃったのは、背景や流れということだと思いますが、私が聞きたいのはコミュニティ拠点施設を建設することは決定しているわけですよね。端的に言ってコミュニティ拠点施設の設置条例の目的条文には何と書かれるんですか。その目的のために計画があり目標があり各実施計画があると思うんですが、そもそもの目的は何なんでしょうか。
  • 神野市民生活部長回答
     今のご質問の部分で言えば、概要版1ページにあります基本目標というところで、星マークのついている2点があたるのかなと思います。条例に書き込む部分で言えばこれからになってきますけれども、基本計画の中で言えば、さまざまな市民・市民グループが気軽に憩い、出会い、交流し、自然にネットワークが生まれる拠点、市民同士、市民と行政、市民と企業との協働を進め、身近な取り組みから地域社会を創造(再生)する拠点と基本目標を謳っております。これを条例の設置目的まで高めていかなければいけないと思いますが、条例案がございませんので、ご披露することはできません。
  • 発言5
     目標というのは目的を達成するために設定するものなんです。何のための目標なんですか。何のためにを知りたいんです。目的とはなんですか
  • 神野市民生活部長回答
     ご質問に満足に答えられていないかもしれませんが、先程来、申し上げております第五次総合基本計画の柱を具現化していくのが行政の責務だと思っております。その中で、一つの政策として、コミュニティ拠点施設をつくっていくということがございます。その中で先ほど言いました基本目標が実際に具現化されて市民の皆さんに使っていただける、今後一度つくれば40年、50年という施設になると思いますので、皆さんでつくりあげていくというように思います。また、スタートの段階で我々はこのような目標を設定させていただいていますし、平成32年までの第五次総合基本計画に則った施策をしております。また、それ以降の総合基本計画の中でコミュニティ拠点施設の置かれる施設というのは、皆さんからのご意見も聞きながらその使命というのがいろいろ出てくるかと思います。今のところのコミュニティ拠点施設で我々が謳っていきたいのは、先ほど言いました内容かと思います。
  • 発言5
     第五次総合基本計画の中に根源的なものがあることは理解しました。ただし設置目的という確たるものがあるかどうか、公民館に比べて非常に弱いような印象を受けました。次に財政面なんですが、先ほどから市長も財政的には、まだまだだと私もまだ脆弱な状態かなと不安にも思っているんですけれども、先ほど部長からお話もあった、もりぐち改革ビジョン案ですよね。検討会議に出ていた資料にあったんですが、もりぐち改革ビジョン案、平成23年12月に作成されたもので、その中の公共施設の見直し方針の建設事業等というところを見ますと、公民館の建て替えに平成26年〜29年にかけて40億と書いてあるんですが、これについて説明してください。
  • 泉谷理事回答
     平成23年のもりぐち改革ビジョン案、平成19年に非常に財政状況が厳しいということで、マスコミ等にも取り上げられまして、それ以降いろいろな事業の見直し、ハードの見直し、あるいは全国ワーストワンと言われた古い施設の耐震化ができていないということで、そういうところに積極的に投資していったという話、あるいは、先ほど教育委員会の方から説明をさせていただきました公民館のみならず、例えば教育施設、青少年センターや南画美術館であるとか、そういう施設の見直しも含めて、公共施設の見直しもしていく。現在、廃止して更地の状態になっていますけれども、その中で学校施設につきましては、非常に子どもの数が少なくなってきていますので、先行的にやっていますのは、耐震化をする小規模校ですね、そこについては、2校、3校の学校を統合して、今現在も統合校として建設している状況でございます。それ以外の施策については、例えばソフト面では、中学校卒業まで通院医療費の助成をしてみたり、ハード・ソフト両側から厳しい財政状況の中ですけれども進めている状況でございます。
  • 発言5
     公民館の建て替えに40億円と書いてあるんですけれども、これはどういうことですか。
  • 泉谷理事回答
     その時のシミュレーションでは、平成23年12月の時点からいろいろな、先ほど第五次総合基本計画に基づいてという話で、平成23年3月に総合基本計画を策定したわけですから、若干ずれはあるのかも分かりませんけれども、財政を推計する中で、見直しの地点としては、今後、そのまま推計すればどのような状況になるのか、もりぐち改革ビジョン案の中の収支推計を皆さんにお示ししたということでございます。
  • 発言5
     公民館の建て替えに40億円というのは白紙ということですか。
  • 泉谷理事回答
     当然、残す建物につきましては、未耐震の部分につきましても案の段階ですけれども、残すような話もありますので、それについては当然改修という話も出てくると思います。
  • 発言5
     ちょっとよく分かりませんでしたが、同じもりぐち改革ビジョン案の中に廃止を含め検討したものの中に、教育文化会館が入っているんですね。ここの中央公民館には教育文化会館が併設されております。教育文化会館は廃止されるものなんでしょうか。ここも現実にはサークルも使っていますし、各地の学習会とか多種多様に使われていまして、このもりぐち改革ビジョン案を見ますと、教育の研修等の機能は、教育センターなど他の施設で確保が可能と書いてあるんですが、別に教育研修等に使われているわけではないですよね。これは廃止なんですか。
  • 神野市民生活部長回答
     今、お読みになった部分と私どもの集約の部分が合致するかは別としまして、この中央公民館は昭和46年の物件でございまして、この建物の4階、5階は教育文化会館となっております。この5階建ての物件を含めて我々は集約の対象と思っております。
  • 発言5
     併設している教育文化会館も含めてということですね。
  • 神野市民生活部長回答
     集約のやり方はいろいろとありますけれども、制度廃止して、その物件がそのまま残る場合もあるかもしれませんが、この公民館で言えば、教育文化会館とセットでございますので、集約の後、例えば、取り壊し、解体となれば、廃止になると思います。
  • 発言5
     教育文化会館と公民館は機能は別になると思うんですが、これって新しく中部エリアに拠点施設をつくるときには、公民館プラス教育文化会館の機能を持つということですか。
  • 泉谷理事回答
     当然、先程来、教育文化会館の説明をさせていただいておりますけれども、今後、中部のコミュニティ拠点施設建設時には、当然今の機能も含めた形で、中部のコミュニティ拠点施設の基本設計案を考えております。
  • 発言5
     たたき台に、今後も社会教育の推進を進めていくと書いてあるのですが、具体的にどのようにされるか関心があるんですが、社会教育施設の中核的施設として図書館は外せないと思っているんですが、中部エリアは公民館を除いては図書というものはゼロと考えています。3エリアでとても不均衡だと思っています。東部エリアにはムーブ21があり、先ほども15万冊とおっしゃっていましたが、大阪国際大学にも15万冊蔵書があり、市民も貸し出しができます。文化センターは南部エリアになるんですよね。中部エリアには公民館の図書室を除いては市民が使える図書館がないということになるんですが、この際に社会教育の推進を振興されるのでしたら、思い切って守口市にも図書館を、まずは中部エリアにつくってはどうでしょうか。
  • 涯学習部長回答
     もともと生涯学習情報センターを計画するとき、図書館構想から生まれた建物でございます。確かに大日のところですので、守口の方面にないと理解しております。これまで、公民館におきましても、1万冊、2万冊の蔵書をおきながら、図書サービスに努めてきて、家庭に居ながらでも検索をして予約できるシステムを取っておりますので、手に持って見るという部分では、まだまだ整っておりませんが、現在のところはそういう考えは持っておりません。
  • 発言6
     指定管理者という言葉が出てきたのですが、指定管理者がコミュニティセンターを運営する。これは行政の一部なのか、どこかへ委託するのか、管理者の資格的なところはどうなっているんですか。
  • 神野市民生活部長回答
     地域コミュニティ拠点施設基本計画の中にも、指定管理者の導入をということで表記させていただいているんですけれども、一つの例としましては市民体育館、守口文化センター、ムーブ21、これも指定管理者が運営されています。それは、ハードの管理プラス事業も含めて指定管理者にふさわしいかどうかというところを選定委員会で選定した結果、契約をしているということでございます。
  • 発言6
     指定管理者にすることによって、行政が直接やるよりも、安く充実した運営管理ができるということですか。
  • 神野市民生活部長回答
     市の条例設置の施設であることは間違いないんですけれども、その設置目的を達成するために、一つの手法として、指定管理者制度の導入を考えています。例えば、価格面でいえば、指定管理の価格も事前に分かりますので、年間の維持管理費、人件費も見えてきますので、それが、直営でやるよりも指定管理者の方が優位であると判断しているところでございます。
  • 発言6
     評価はどうするんですか。
  • 神野市民生活部長回答
     選定委員会というものを設けます。評価ポイント、評価項目というものがございまして、評価した上で、総合的に判断して、最終的には1者が決まれば、その1者と契約するということでございます。
  • 発言6
     それは選定のときですよね。その後です。結局、最初は安くでやりましょうと言って、実際に運営がきちっとできているかどうか、守口市の仕組みの中できちんと機能しているんですか。
  • 神野市民生活部長回答
     指定管理者につきましては、守口市では指定管理者の評価を導入しています。
  • 発言6
     その評価は、行政側だけでなく、利用者、サービスを受ける人間からの評価を受けるようなシステムにちゃんとなっているんですか。
  • 松生涯学習部長回答
     昨年度の指定管理から、1年ごとに評価する仕組みを導入させていただいて、取り組んでいるところでございます。
  • 発言6
     我々、市民の意見がどのように反映されるシステムなんでしょうか。
  • 松生涯学習部長回答
     第三者の意見も反映する仕組みになっておりますので、利用者の方々の意見を直接吸い取るというのはどこまで可能かは分かりませんが。
  • 発言6
     生涯学習部長としてどのようにされたいのかをはっきりとしてもらわなければ困ります。第三者が評価すれば良いわけではないでしょう。市民サービスでしょう。市民の声を反映させないとおかしいんじゃないですか。
  • 松生涯学習部長回答
     もともと選定するときには、先ほど申しましたとおり、学識経験者も入れながら、利用者も当然入っていただいておりますので、その方々をもって評価する仕組みはございます。ただ、全体の方々を捉まえてするということは、なかなか難しいですので、そのあたりはしっかりと把握しながらやっていきたい。もちろんそのとおり、最初の時はこうやりますと言って、そのとおりになっているかが一番大事なところでございますので、そこをしっかりと見極めて判断していくということでございます。
  • 発言6
     利用者の声を反映するものでなければ意味がないと思いますよ。偉いさんが、第三者が良いって言ったって、我々、市民がだめだったら意味がないです。ちゃんと吸い上げるようなシステムを考えてもらわないと困りますので要望しておきます。それと、先ほどの方が目的のことを言われていましたが、その点から言うと、いろいろなことが、五弁の花という結構盛りだくさんになっていて、逆に盛りだくさんだから中途半端な施設になるんじゃないかと、お金をかけた割に中途半端になるんじゃないのかという気がします。このコミュニティセンターの目的はこうなんですということをはっきりと、我々、市民に開示すべきだと思います。全部の意見を100%満足できるような施設ができるわけない。だけど、その中のこれぐらいが妥協点という、市民の声がある程度集約できましたと、あとは不便だけどこの辺は我慢してくださいということを市長が先頭立って行かないと、100%のものができないのは分かりますので、それをはっきり言って欲しいと思います。それと、さきほどソフトがまだ決まっていないというお話がありましたね。ソフトができていないのに、ハードをつくって、後からソフトの運用にうまく行きませんでしたということがないのかという心配があります。それと、体育施設を必ずつけないといけないのかということですね。運用の問題があるとは思いますが、地域には地域の体育館、小学校などにもいろいろあるので活用してはどうですか。何もかもを盛り込むから無理があるんではないですか。目的をはっきりさせないから、部屋が足りないとか、図書の数が少ないとか、ボランティアの部屋がしたいとかそういうことになりますよね。目的をはっきりさせないから、中途半端な施設になりましたということになりませんか。小中学校の体育館を夜間もっとうまく活用した方がお金かからなくて良いじゃないですか。だったら、こっちの方を充実させて、より文化的な方に色よくした方が良いじゃないですか。市民を100%満足させるようなものにしようとして、中途半端になっていないかという印象を受けています。
  • 松生涯学習部長回答
     実際のところ、小学校や公民館の体育館を相当ご利用いただいております。守口市民の方はスポーツをされる方が非常に多いですので、お声としましても体育館設置を望まれております。少し大きめの体育館の設定を市民生活部の方でしていただいております。ですから、半面利用ということも可能でしょうし、できる限り多くの方にご利用いただきたいということで、このように決めさせていただいております。
  • 西端市長回答
     貴重なご意見ありがとうございます。今、おっしゃるとおりで、各地域を回らせていただいている中で、いろいろと市民の皆さんのご要望はあります。しかし、これを100%ご要望に応えるということはできない。先ほど申しましたとおり、これまでは一歩出たら何もかも行政サービスをやっていただいていたと言われますけども、これからはそのような時代ではないということを、市民の皆さんに理解していただきたいというお願いはさせていただきました。その中で、今後、小中学校の統廃合を進めている中で、春日小学校、滝井小学校、第三中学校の、小中一貫校の建物を建設しています。その中には、大中小の体育館が3つあります。これをフルに活用していただきたいというお願いもしていますし、やはり集約する中では、先ほどの時間帯の問題もいろいろとクリアしていかなければならない。これは、市民の皆さんに私としては、ご無理をお願いするしかありません。しかし、いかに今の現状のコミュニティを、より一層深めていただくかというところに、このコミュニティ拠点施設のあり方というのを目的としているところでございます。先ほど、指定管理にしてはどうかと、民間委託にしてはどうかという話もありました。私もいろいろな場所、クリーンセンターも民間委託にさせていただきました。今までゴミの収集に18台で回っていたところを、8台を民間に回っていただいております。しかし、こういう場所で、皆さんの地域はどこが収集に回っているか分かりますかとお尋ねしますと、2割くらいの皆さんがうちの地域は民間が回っている、私の地域は直営が回っているという、2割くらいの市民の皆さんの反応でした。これはどういう結果かと申しますと、民間の業者でも、直営にしてもそう市民サービスに影響はないというところだと思っているんですけれども、そこで出てくるのが財政上の問題でございます。同じサービスでいかに安くするかということになりますと、やはり民間の力を活用していかなければならない。その中で、公民館も職員2人から3人いますけれど、民間の指定管理にしたら、財政面でも効果があるというところでございますので、ご理解賜りますようお願い致します。
  • 発言7
     気軽に集うとありますが、公民館の利用者はお年寄りが多いと思いますので、ちょっと遠いので気軽に集えるのか、それとムーブで会議をしようと思ったら使用料が高く、1時間何千円とかかると気軽に集えますか。
  • 神野市民生活部長回答
     距離の問題ですが、守口市は12.71キロ平方メートル、公民館は10館1分室、その中で拠点施設が3館、活用する館が5館、この8館が位置的に均等にはならないかもしれませんが、今、公民館をご活用いただいている方が来られない距離ではないと思いますし、先ほど地域館や社会的資源、学校の活用ということもございますので、いろいろな部分で集会のできるようなところも、しっかり皆さんにご提供していきたいと思います。それと料金の部分ですが、市内でもばらつきがございます。国際交流センターであったり、ムーブ21であったり、値段設定も当時の条例設置の時点で決められたことですので違いますけれども、例えば300円のところや1,000円を超えるところもございます。我々としましては近隣市の均衡を逸しないようにと思いますし、コミュニティの支援という立場から言えば、できる限り安価な値段にしていきたい。例えば10人のグループでしたら、10人で割っていただければ1時間あたり何十円もしくは何百円程度とか。地域活動のボランティアとか、自治会の会合は減免といった措置も条例の中に設けていきたい。基本は有料です。体育館も先ほど言いましたように、時間を区切ることによって無駄に抑える必要もないと思いますし、例えば、バドミントンでしたら3面取れるような部分も考えれば、1面いくらというようにすれば不必要な出費もしなくて良いのかと思います。

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