守口市タウンミーティング 第24回市長ふれあいタウンミーティング会議録
- 開催日時
平成27年6月13日(土曜日)14時 - 会場
三郷公民館 3階ホール - テーマ
コミュ二ティ拠点施設と公共施設の今後について
参加者:34名、発言者:7名 - 出席者
- 西端市長
- 泉谷理事
- 神野市民生活部長
- 小森コミュ二ティ推進課長
- 飯島コミュ二ティ推進課長代理
- 松生涯学習部長
- 加藤中央公民館長
- 広畑三郷公民館長
市長説明(要旨)
あいさつ
あらためまして、皆さんこんにちは。ただいまご紹介いただきました守口市長の西端でございます。本日は、タウンミーティングということで、昼間の出にくい時間帯にかかわりませず、このように多くの皆さま方のご参加を賜りまして厚く御礼申し上げます。また、平素は本市行政各般に渡りまして皆様方のご理解とご協力を賜っておりますことも合わせて厚く御礼申し上げます。
さて、今回のテーマは、コミュニティ拠点施設のあり方、また、今後の公民館のあり方についてということで、皆さんにご意見をお聞きしたいということで、私の方から市民の皆さんにお伺いをするということになっております。このタウンミーティングというものは、市長発意型と、市民発意型、市民の皆さんが今の行政、市政がどのようになっているのか、一回市長が出向いて説明してくれということで要望がございましたら、私も出向いて説明させていただく、市政運営についてお話をさせていただくというところでございますけれども、今回のコミュニティ拠点施設のことにつきましては、私の方から市民の皆さんにご意見を聞かせていただいて、これを市政に反映させて行きたいと思っております。前回も、市庁舎、旧三洋電機の本社ビルの購入にあたって、市民の皆さんのご意見を一度聞かせていただきたいということで、市長発意型で10館1分室の公民館全てを回らせていただき、本当に貴重なご意見を賜りました。そして、庁舎の購入について、反映をさせていただいたというところでございます。今回は、この公民館の今後のあり方もありますので、この三郷公民館はどのようになるのか、また、この南部地域においてはどの辺りにコミュニティ拠点施設が建設されるかというところでございますけれども、今、守口市域を3分割しまして、東部地域、市役所周辺の中部地域、この三郷から寺方・南校区については南部地域ということで、この3ブロックに地域コミュニティ拠点施設を今後建設して行く、その中で、三郷公民館、南部公民館とありますけれども、この公民館をいかに集約していくかというところに、市民の皆さんのご意見を聞かせていただく。2月議会中の委員会で、市民の皆さんも今後どのようになっていくのか不安がっておられる声もあるということでございましたので、それでしたら、私の方から市民の皆さんに説明も合わせてご意見を聞かせていただくということで、この場になりました。本日は、たくさんお見えでございますので忌憚のないご意見を聞かせていただいて、市政に反映させていただきたいと思っていますのでどうぞよろしくお願い致します。
加藤中央公民館長 資料説明
皆さまこんにちは。中央公民館長の加藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。私の方から公民館の現状を説明させていただきます。
公民館におきましては、昭和40年代より順次設置され、現在では、10館1分室となっております。実際の生活に即しました教育や、文化などの事業を行い住民の教養向上や健康の増進、また、生活文化の振興などに寄与する目的で設置されております。そのため、講座講演会の開催、図書館等を備え、体育・レクリエーションなどや地域住民の集会に利用されているところでございます。公民館には図書室をはじめ、会議室、和室、多目的室、料理実習室、創作室などの貸し室がございます。その利用率は、平均で約35%となっております。ここ三郷公民館の貸室利用率は31%でございます。次に、利用者数は、公民館全体で年間約256,000人で1館当たり約23,000人のご利用となっております。
このような中、施設・設備面でいいますと築後27年から47年を経過しており、老朽化が進む中で、教育委員会では、社会教育関係施設更新の基本方針を平成25年3月にまとめ、今後、施設の更新を検討するなかで、さらに多くの方々に利用をしていただく必要性があることから、「コミュニティの拠点として、地域住民が必要とする総合型の施設に更新することが望ましく、その施設の整備に併せて現行の公民館を廃止する」との方針を打ち出させていただいております。
また、地区体育館におきましても、昭和40年代後半から順次設置され、現在では、9館となっております。市民のスポーツとレクリエーションの振興と地域住民の健康などに寄与する目的で設置されておりますが、住民の健康志向の高まりから多くの利用者があり、その傾向は続くと考えられます。地区体育館の利用率は、平均で約76%となっております。ちなみに、ここ三郷地区体育館の利用率は、73%でございます。利用者数は、地区体育館全体では年間約204,000人で1地区体育館当たり約23,000人の利用となっております。地区体育館におきましても、老朽化が著しく、施設等の更新時期を迎えております。
以上、簡単な説明でございますが、公民館等の現状等についての説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
小森コミュニティ推進課長 資料説明
あらためまして、皆さんこんにちは。市民生活部コミュニティ推進課の小森でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、私からはコミュニティ拠点施設につきましてご説明申し上げます。本市のコミュニティづくりでございますが、第2次大戦後の人口急増を受け、地域における社会教育の拠点である公民館を中心に展開されてきました。しかし、近年におきましては、家族形態の変容、価値観やライフスタイルの多様化などにより、自治会や町内会の加入率低下に象徴されますように、近隣レベルでの結束力が弱まり、より広域での人の動きが活発化してきています、こうした中で、地域コミュニティづくりの推進方策につきましても見直しが必要となっています。
また、コミュニティの意義も、かつては隣近所をはじめとする仲間づくりが重視されていましたが、近年は、住民全体のまちづくりを推進し、地域力を高めることに重点が置かれております。
一方、少子高齢化に伴う子育て、介護問題の深刻化、防災対策の重要性などは増大しており、近隣レベルでの相互扶助の取り組みなどが再認識され、地域コミュニティの活性化が大きな課題の一つとなっております。
このような状況から、地域のコミュニティの活性化を図るため、特に近隣レベルでの地域コミュニティが抱えるさまざまな課題の解決に関して、相談や支援などを行う広域レベルでの守口市地域コミュニティ拠点施設を整備することといたしました。
この施設におきましては、標準的な機能として、「市民協働推進機能」、「健康・相談・生活支援機能」、「学習・運動・人材育成機能」、「集会機能」、「防災支援機能」の5つの機能を設定しております。
また、拠点施設の施設数でございますが、市域を東部、中部、南部の3エリアに分けまして、各エリアそれぞれ1館、計3館の拠点施設を整備する予定でございます。その第1館目としまして、東部エリアの拠点施設を旧藤田中学校跡地に建設を予定をしております。その基本設計ですが、お手元にお配りしております(仮称)東部エリア地域コミュニティ拠点施設基本設計案平成26年11月13日版でございます。今回、東部エリアの地域コミュニティ拠点施設を建設するにあたり、市民の皆さまのご意見を反映するため、平成26年8月28日から平成26年11月13日までの間に、全4回のワークショップを開催させていただき、基本設計を作成いたしました。
それでは、東部エリアの地域コミュニティ拠点施設の設備についてご説明させていただきます。まず、資料右側にあります多目的ホールでございますが、1階はバレーボール、バスケットボールができるコート1面、バドミントン、ソフトバレー、インディアカができるコートが3面などのほか、集会や音楽イベントなど、多目的な利用に対応できるよう計画しています。2階部分には観覧が可能なギャラリースタンドを設けています。また、屋上にはふれあい広場として、菜園、芝生などのスペースを設置しております。次に、資料左側の交流棟でございますが、1階部分には地域交流憩いの広場、情報室および図書室、喫茶室、相談室などを設置しております。2階部分には、会議室、セミナー交流室、ギャラリースタンド、地域活動支援コーナーなどを設置しております。3階部分には、創作室、調理作業室、防音スタジオ、ボランティア活動支援室、児童図書スペース、子どもの交流広場、和室などを設置しております。また、1階と3階には乳幼児を同伴する保護者が安心して外出できるよう授乳やおむつ替えのできる設備を設置し、市の区域全体で子育てを支える街づくりの推進を図るための赤ちゃんの駅を設置しております。施設全体の広さといたしましては、約3,300平方メートルでございます。ここ三郷公民館と比較いたしますと、公民館部分、地区体育館部分を合わせまして約1,500平方メートルですので、約2.2倍の広さとなっております。この東部エリアの地域コミュニティ拠点施設につきましては、平成29年4月の開館に向け、今年、秋頃に建設工事に取り掛かる予定でございます。以降、中部と南部の2館につきましても、順次進めて参りたいと考えております。拠点施設につきましては、既存の公共施設や地域館などと連携することが必須でありますことから、拠点施設と既存公共施設との関係における一定の方向性として、公民館を(仮称)地区コミュニティセンターとして位置づけ、拠点施設3館整備時には、公民館5館と地区体育館6館の活用を考えております。ただし、これはあくまでも現時点での案であり、市の最終決定ではございませんのでよろしくお願いします。今後、市民の皆さまや議会の意見等を聞きながら、進めていきたいと考えております。
以上、誠に簡単ではございますが、コミュニティ拠点施設につきましての説明とさせていただきます。ありがとうございました。
意見交換(要旨)
- 発言1
今、地域コミュニティ拠点施設3館、公民館が6館残るということで、説明がありましたが、今までの公民館が6館残るということでよろしいでしょうか。残る6館を教えていただけますか。 - 小森コミュニティ推進課長回答
まず、公民館と地区体育館でございますが、来年4月の段階では、今の公民館10館1分室、地区体育館については9施設でございますが、これはそのまま活用したいと考えております。ただし、拠点施設3館整備時におきまして、公民館を5館、地区体育館を6館とさせていただきたいと考えております。平成28年4月1日に公民館を(仮称)地区コミュニティセンターとして転換させていただきます。拠点施設3館整備時には、東部では現庭窪公民館、庭窪地区体育館、東地区体育館、中部では北部公民館と八雲東公民館、北部地区体育館、八雲東地区体育館、中部の拠点施設には体育施設は設置する予定をしておりませんので、守口・土居地区体育館を活用していきたいと考えております。南部につきましては、錦公民館と西部公民館を活用したいと考えております。旧地区体育館につきましては、錦地区体育館を活用していきたいと考えております。 - 発言2
先ほど、平成25年3月に守口市教育委員会として社会教育施設更新の基本方針を出されたとおっしゃっておられました。新しい総合型施設の整備に併せて現行の公民館を廃止ということでしたが、先ほどの説明では、東部エリアの拠点施設が開館する前に現行の公民館制度を廃止ということになるようですね。 - 小森コミュニティ推進課長回答
拠点施設については平成29年4月ですので、その前年の平成28年4月に現公民館を地区コミュニティセンターとして活用していきたいと考えております。 - 発言2
分かりました。基本方針とは違うということですね。それと、今日いただいた資料なんですけども、平成26年11月13日版として、(仮称)東部エリア地域コミュニティ拠点施設の基本設計案とあるんですけども、これは半年以上前になると思うんですが、このときから現時点で変更している点はないんでしょうか。 - 神野市民生活部長回答
基本設計ですが、その後、建設にあたっては詳細設計、実施設計ともいいますが、これは作成済でございます。ほぼ、その基本設計を元にしております。いろいろ建築確認等の関係で、当然具材の問題等ございますけれども、それはこれから建設業者を入札で選んでいきますので、お渡しすることはできません。概ね、基本設計通りで詳細設計が納品されているとご理解いただきたいと思います。 - 発言2
多少変更点はあるということですね。 - 神野市民生活部長回答
部屋が一つなくなっているといった大きな変更はございません。 - 発言2
守口市地域コミュニティ拠点施設検討会議という庁内会議を開かれていたと思いますが、5月15日の検討会議の要録を見ますと人口のことが書いてありまして、3つのエリアの人口の比率があるんですね。中部を1としますと、東部が1.4、南部は1.7と書いてありました。ということは、他の地域に比べてこの地域は人口が多いんですね。私が気になったのは、三郷公民館はなくなるということで、私はよく利用していて、地区体育館もかつてはよく利用していたもので、これが両方ともなくなるということで、南部公民館、地区体育館も両方なくなって併せて拠点施設になるという理解なんですけども、そうした場合、人口割から言って、2月27日の検討会議のたたき台を見ますと、南部は人口が多い割に体育館の数が少ない。中部との比較をしますと、2倍以上の差があるんですね。これはなぜかということで、先ほど中央公民館長よりここの体育館の利用率をお聞きしましたけども、例えば南部はどのくらいなんでしょうか。体育館の数が他のエリアより1館少ないということはどういうことなんでしょうか。 - 神野市民生活部長回答
コミュニティ拠点施設ができてからの体育館の数ということだと思いますけれども、いろいろシミュレーションもさせていただきまして、利用実態も把握しております。サークル数ということもございます。公民館とコミュニティセンターの違いは、まず月曜日の休館日をなくし、年末年始以外は利用をしていこうと考えております。それで、かなりの枠が増えるということでございます。今後有料化を考えておりますので、例えば6枠ぐらい設定されている利用枠も、例えば1時間刻みで考えております。ですから、2時間使われる方は当然2時間お使いいただければいいんですけども、1時間で十分であれば1時間の利用ということも可能になってきますので、小刻みに利用形態を考えていただきたいと思います。公民館には固定のサークルがおられると思いますが、やはり、地域のコミュニティの施設でございますので、今まで公民館もしくは地区体育館でしたら、社会教育に則ったご利用ということになりますけれども、あらゆる利用が可能になってくる、垣根をできるだけ低くしていこうということでございますので、どこかの段階で調整もしくは抽選ということも導入せざるを得ない部分もあるかもしれません。それと、利用のピークを見てみますと、ピーク時間というのはいろいろ希望があるわけですけれども、例えば曜日をずらしていただくと、十分使えるだろうと、公民館部分であれば30%くらい、体育館でいえば70%ということなんですけれども、そういうことも考えますと、体育館の数もいけるのではないかと考えております。守口市内の資源としましては、学校の体育館というのもございます。また、第二中学校、第四中学校の統合校として大変立派な中学校もできましたし、地域に開放されている施設づくりもされています。今後、学校が更新されて、改修されていく中では地域の施設づくりもコンセプトに入ってくるということも勘案されています。体育館だけでも夜間、学校の授業以外の時間帯でご利用いただけるという目算がございます。加えて、公民館部分で言えば、公民館を地区コミュニティセンターにしたあかつきには、今まで3枠でお使いいただいている午前、午後、夜間ですけれども、先ほど言いましたように、1時間あたりで小刻みにご利用形態を仕切っていきたいと考えております。 - 発言2
今日いただいている資料ですが、私どもは中央公民館で活動しているサークルなんですが、11月にコミュニティ推進課の方においでいただいて、地域コミュニティ拠点施設についてお話いただいたときの資料とほとんど同じなんですが、今回のタウンミーティングの資料とどこか変わっているところというのはあるんでしょうか。さらにお聞きしたいのが、2月27日にたたき台というのが公表されているんですけども、それを今日お配りいただけないのはどうしてでしょうか。拠点施設が3館整備されたあかつきには、今の公民館はどういう形で存続しているかが理解できていないんです。 - 神野市民生活部長回答
資料につきましては、2月議会の段階でタウンミーティングを実施するということで、我々の方で協議した結果、今、お手元にある部分で、平面図につきましては、タウンミーティングを開催する中で、地域の方から声が上がりまして、もともと平面図は公表させていただいているんですが、タウンミーティングの会場にないというのは分かりにくいということで、途中からつけさせていただいた次第です。ですから、公民館の方にも置かせていただいている図面と全く一緒の物なんですけども、先ほどたたき台とおっしゃった部分が公表されております。これも、先ほどコミュニティ推進課長から申し上げた館数、または館名を書かせていただいておりますので、口頭で十分という判断で考えております。地域コミュニティ拠点施設3館整備されたあかつきには、今の段階では、先ほど言いました公民館部分を地区コミュニティセンターへ変えたあかつきに5館、地区体育館を6館を活用していきたい。元々ベースにあるのが、耐震化できている館、あるいは地域性を考慮しているということですので、口頭でご説明をさせていただいた次第でございます。 - 西端市長回答
このコミュニティ拠点施設の、今皆さんにお配りしている図面とレイアウト図、これも当初はタウンミーティングのときには、つけておりませんでした。しかし、庭窪公民館分室に行ったときに、これではどういう形か分からないというご質問がございましたので、それ以降はつけているということで、今後私どもも検討いたしまして、資料の不足分については、市民の皆さんからご意見をいただいた分については、前回はなかった分でも増やしていくということにさせていただいています。そこも検討をさせていただかないといけないと思っております。 - 西端市長回答
何か他に質問はありませんか。先ほど公民館の後はどうなるのか、どこが残るのかというご質問がありましたけれども、今、10館1分室の公民館がありますけれども、平成28年には全公民館を地区コミュニティセンターに変えさせていただいて、そして、拠点施設ができたあかつきには、廃止するところは廃止、集約をさせていただくという方向にさせていただいていますので、その中で、この三郷公民館は廃止の方向だというところでございます。あわせて体育館の利用率の説明もさせていただきました。これから、春日小学校の跡に建設されますさつき中学校とさつき小学校の校舎の中には、大中小3つの体育館が建設される予定でございます。市民の皆さんが、この学校施設であってもしっかりと、私は利用していただいたら結構かと思いますので、この体育館の利用率についても十分クリアできると考えております。 - 発言3
もともと、たくさんの公民館でされている講座、サークル、体育館の利用を考えると、ある程度、集約するということも合理的かと思っています。それと平行して公民館条例を廃止されて、来年度から今の地区運営委員会が(仮称)単位協議会という、名前もどうにかして欲しいんですけども、そういう組織替えをするということになってまして、そうすると、あらたに各地区に地域のまとめ役みたいな形でコミュニティができるわけですね。今の地区運営委員会とそんなに変わらないと思っていますが。その運営委員会が地域のコミュニティづくりに向けて、いろいろと従来から行事もやっています。あらたに出来ることもあるでしょう。そういったことに対しての拠点ですね、例えば、この三郷公民館で言うと、今回なくなるという話ですが、南部の体育館は集約されてもいいと思うんです。各サークルがお使いになっている和室とかありますよね、別になくても構いません。ただ、我々運営委員会が会議室やホール、できれば調理実習室、荷物もいろいろあるので物置、現実を言いますと、そういった地域のコミュニティづくりに必要なものというのは、公民館の考え方としては別に、それぞれの地区の施設としてあらたに整備していただくものは、必要ではないかと考えているんですが、そういったことはどう考えているんでしょうか。 - 神野市民生活部長回答
先日も(仮称)単位協議会、それぞれの小学校区に公民館地区運営委員会というものが19ございます。代わりというと失礼になりますが、あらたな組織づくりということで、小学校区単位で仮称ではございますが、コミュニティ単位協議会、よそで言うまちづくり協議会とか教育の分野だけではなくて、福祉や地域振興といったいろいろなことを、皆さんで協議していただいて、また、行政と対等な立場で議論していただく組織づくりというように考えております。今年から準備を進めまして、来年の4月にぜひとも旗揚げしていただきたいと考えている次第でございます。その際に、皆さんがいろいろと協議していただく場であったり、寄っていただいて会議をしていただく場も当然必要になってくるかと思いますけれども、今のところ、公民館を地区コミュニティセンターにしたあかつきに、一部集約させていただくんですが、その中で学校の活用であったり、新しくできる拠点施設、距離は遠くなるかもしれませんが、ぜひとも使っていただきたいですし、あらゆる社会資源と言いましたので、解放できるところの情報を提供していきたいと思います。いろいろな公民館祭や体育祭をされている中で、いろいろな用具があることを存じ上げております。その用具の置き場も協議していかなければならないことだと、当然思っておりますし、(仮称)単位協議会を作っていく中で、ソフトとハード両方要ると思いますので、いろいろご相談させていただきたいと思います。 - 発言4
70歳を超えても元気に歩いて行けて、時間を潰して楽しめて交流する場があることが非常にありがたく思っています。この三郷公民館では月2回の分が3つほど、毎週行っているのが南部公民館と中央公民館で、ほぼ月の半分を過ごしているんですが、これがどうなるのかが心配です。新しい施設が建つまでは三郷公民館はあるということですか。新しい施設がどこに建つのかが問題ですよね。今、自転車が危ないですので、歩いて行けるところでないと、その内に私も歳をとりますので、遠くになればどうしようかと心配しています。今後、どのように考えて決めているのかを教えてください。 - 神野市民生活部長回答
現公民館を多く活用していただいてありがとうございます。まさしく、コミュニティ施設になるとそうなんですね。いろいろな方に多く利用していただくと、一人あたりのコストが下がったということでございます。100人よりも1,000人の方に使っていただくことが我々の望むところでございます。ただ、中央や南部や三郷公民館を使っていただいて行動力をお持ちだと理解しますけれども、守口市は12.71平方キロメートルの狭い用地の中で、10館1分室と体育館もございます。それ以外の公共施設も持っております。昭和40年からの施設もございますし、これをそのまま維持していくということはコスト的にも、皆さんの税金から維持費を出していただいているわけですから、大変困難になってくるという先が見えているところでございます。そういう中で、当然、集約だけでなくてリニューアルの声も聞きながら、利便性も当然図っていかなければならないというところですが、まず三郷公民館の部分であれば、南部エリア地域コミュニティ拠点センターができたあかつきに、集約の対象と考えております。ただ、三郷小学校の更新計画というのも出てくると思いますし、そういうときには地域に開かれた施設づくりということも出てきます。中央公民館というのは、中部エリアになりますので、中部に拠点施設が出来たときには集約の対象になっております。南部公民館も南部エリアの拠点施設ができた時点では集約の対象となっております。ただ、南部のどこにできるかはたたき台の中では、南と寺方の学校が統合されて、寺方小学校の用地が空いてくると聞いておりますので、候補地として我々の中ではあげておりますけれども、まだ何も決まっておりません。 - 西端市長回答
先ほど、公民館を多く利用していただいているという大変ありがたいご意見をいただきました。大いに活用していただければ良いと思うんですけれども、南部の方にも行かれるということでございました。この地域は南部エリアとなってますので、案の中では寺方小学校となっているんです。寺方小学校の所に確実に建つということはまだ決まっておりません。ということは、この地域も三郷小学校と橋波小学校が統廃合します。先ほどの話にもございましたように、今は学校単位でこの公民館地区運営委員会という組織をつくっていただいて、地域のコミュニティをまとめていただいているというところでございますけれども、これも校区単位が、三郷と橋波が統廃合しますと、一つになるわけでございます。現在の2つの公民館地区運営委員会がどういう形になるかということは、今後(仮称)単位協議会の中の皆さんで考えていただければ良いと思います。先ほど南部公民館にまで行かれるということでしたが、仮に寺方小学校か橋波小学校の跡地になるか、こうなりますと、そこに行っていただければ、十分一週間の半分はその場所で、いろいろと体験をしていただけるというような施設でございますので、この三郷公民館の2.2倍以上の建物が建ちますので、しっかりとその中で活動していただけます。また、地域にはいろいろな道具がございますし、会合する場所が必要だということでございますけれども、樟風中学校の中にも、地域が集まっていただける場所をつくっています。これは、正門をくぐらず、道路から直接その場所に入れる場所も作っております。今後、三郷小学校跡地に小学校を建てた場合は、その中でそういう地域活動が出来る場所もできると思いますので、よろしくお願いを致します。 - 発言4
三郷公民館が残りましたら、近いから歩いて行けると思いますけれども、私たちも今のところは自転車に乗れるけれども、他の人は行きたいと思っても遠いところまで、タウンミーティングがあるといっても、そんなところまで行けないというようなこともあるかもしれませんので、近くに作っていただきたいと思います。 - 西端市長回答
守口市は、端から端へ行っても3�×4�ですので、そんなに遠い場所になるということはないと思います。私は市民の皆さんに話をする中で、これまでは一歩出たら施設がある、しかし、これからは二歩、三歩、歩いていただかないといけない場所も出てくるかも知れない。それは、守口市をしっかりと黒字運営する中ではこういう集約も必要だということをお願いしているんです。いろいろな場所で要望をお聞きする機会もあります。市の方で公園の草引きをやってくれとかいろいろと要望されます。この三郷地域の皆さんは頑張って公園を綺麗にしていただいていることをもよく知っており感謝しております。そうした皆さんの力で守口市も段々財政状況が良くなって、これは市民の皆さん一人一人の気持ちが、こうして形に表れているということでございますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。 - 発言4
何か起きた場合に、自分一人で逃げるのではなく、やっぱり、お年寄りや小さいお子さんを連れてあんなに遠いところまで行けないので考えていただきたいと思います。近くに避難する場所が欲しい。 - 発言5
陶芸釜の設置について教えていただきたいと思います。 - 小森コミュニティ推進課長回答
先ほど図面の説明をさせていただきましたが、それの3階部分をご参照いただけますでしょうか。左上の部分に創作室を設けております。陶芸専用の部屋ということではございませんが、こちらの方で利用いただけるようにと考えております。また、中部、南部につきましても、ワークショップを開催させていただいて、そのようなご意見を頂戴しながら、基本設計をしていきたいと考えておりますので、どうぞご理解いただきますようお願いします。 - 西端市長回答
その図面は、東部エリアの地域コミュニティ拠点施設の図面でございます。また、中部、南部につきましては、どういう建物にするかということを、地域の皆さんも交えた上で、決めていきます。これくらいの建物の規模でいろいろな部屋をつくっていくということです。東部エリア地域コミュニティ拠点施設に関しては図面のように建てるということです。 - 発言6
南部エリアの地域コミュニティ拠点施設はいつくらいにできる予定でしょうか。この三郷公民館は耐震ができていない施設ですが、この間も中央公民館の環境講座で、南海トラフ地震の話を聞いたんですけれども、守口は最大震度5弱の揺れですよね。そのときにこの公民館は大丈夫なんでしょうか。いつ拠点施設ができるかによって、この公民館を使い続けて安全なのかどうか。もし大分先の話だったら、その間に改修工事とか耐震化工事をする予定があるのかどうかを聞かせてください。 - 泉谷理事回答
いつ頃に中部、南部の拠点施設ができるのかということなんですけれども、こういう形で市民の皆さんの声を聞かせていただいて、我々としては、できるだけ早く整備をしたいと考えています。財政的な問題もありますし、市民の皆さんが、先ほど避難する場所の話もおっしゃっていましたので、小中学校の耐震化が全国ワーストワンと言われて、やっと平成27年度で、統合するところは除いた全小中学校の耐震化をすることができるということで、財源的な問題もありますので、その全てを直ちにというわけには行きませんので、可及的速やかに整備していきたいという気持ちです。 - 発言6
いつという見通しはないわけですか。5年後くらいとか。 - 泉谷理事回答
繰り返しになりますが、先程から説明していますように、小学校の統合の問題もあります。統合する学校については、樟風中学校でしたら、約40億円くらいのお金がかかるわけです。それからすると、あれもこれもはできないというのが、守口の財政的な状況でございます。ただ、建てるからにはやっぱり良いものを建てないといけない。公民館の施設で残すという基準は、資料内に記載しています耐震未となっているところは、耐震の診断はしていませんが、いつ潰れるかが分からないという状況でございます。我々としては、市民の方の安全・安心を守るのが責務ですから、可及的速やかには整備したいんですけれども、財源的なこともありますのでご理解いただきたい。 - 発言6
このコミュニティ拠点施設というのは、何か枠組みというか、ここまでしかできないということはあるのでしょうか。東部地域は図書のことで言うと、大学図書館も市民にオープンにされていて、ムーブの図書もありまして、だいたい30万冊くらいは公民館を除いて借りられる図書があるんです。それに比べて、こちらは、ほぼゼロに等しいと言うと言いすぎかもしれませんが、今度、あらたに拠点施設を整備されるときには、図書館をぜひ併設して欲しいという希望があるんですが、それが可能かどうかお答えください。 - 西端市長回答
これは、地域のご意見を聞きながら、させていただきたいと思います。 - 発言7
今、無料で使わせていただいて、有り難いと思っているんですけれども、有料となると段々年金も減ってきていますし、高いお金が払えないから止めようかということになると思うんです。どのくらいで考えておられるのか、東部の拠点施設が始まったらいくら取るのか計画があれば教えてください。 - 神野市民生活部長回答
公民館が地区コミュニティセンターになって、コミュニティ拠点施設ができてからの料金の話でございますが、いろいろ検討しております。近隣市で、いわゆるコミュニティセンターというところも参考にしながら考えておりますし、市内でも幅がありまして、一つの会議室でも1,300円するような部屋もあれば、300円ほどの部屋もございます。例えば300円くらいの部屋でしたら、10人寄っていただきましたら、1時間あたり1人30円出し合っていただくというレベルでございます。ですから、何も民間の貸し部屋ではございませんので、皆さんの地域のコミュニティを支える施設ですので、できるだけ安価な値段設定にしたいと思います。これも、条例で市議会の決定をいただかないと設定できませんので、いろいろと議会とのご議論も踏まえながら料金設定をしていきたいと思います。また、先ほどの地域のコミュニティを支えていただく(仮称)単位協議会、例えば自治会、地域の会合で使っていく場合に有料で良いのかということは当然議論のあるところですので、例えば減額、免除というような考え方もございます。今、お使いの方はサークル活動の利用料金だと思いますが、これはやはり個人、グループでお使いになられる分には有料になると我々は考えております。
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