守口市タウンミーティング 第14回市長ふれあいタウンミーティング会議録

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  • 開催日時
    平成26年5月31日(土曜日)13時
  • 会場
    中央公民館5階大ホール
  • テーマ
    市庁舎のあり方について
     参加者:32名、発言者:15名
  • 出席者
    • 西端市長
    • 助川企画課長
    • 田中庁舎整備準備室長
    • 石井庁舎整備準備室参事
    • 村居庁舎整備準備室主任

市長説明(要旨)

あいさつ

 皆様、あらためましてこんにちは、市長の西端でございます。本日は土曜日の昼間の暑い中、また、お忙しい時間帯にも関わりませず、市長ふれあいタウンミーティングに、たくさんの方にご参加いただきまして、厚く御礼を申し上げます。

 先ほど司会者からの説明がありましたように、タウンミーティングには、市長自ら地域に出向き、市民の皆さんに市政に関する説明を行い、市民の皆さんのご意見を聞かせていただく市長発意型と、市民の皆さんからの市政は今どう動いているのか、行政について特化したテーマに沿った事柄を説明し、市民の皆さんからの質問にお答えさせていただく市民発意型の2通りがございます。本日は、私どもの方から市民の皆さんのご意見を聞かせていただきたいということで、このタウンミーティングを開催させていただいております。、本来でしたら、ここで40分くらい私がテーマに沿って説明させていただいて、そして市民の皆さんのご意見も合わせて聞かせていただくという方法を取らせていただいていおりますが、本日はできるだけ多くの皆さんからのご意見を聞かせていただきたいと思っております。配布資料につきましては、後ほど担当の方からご説明させていただきます。

 現庁舎は、昭和25年に竣工を開始し、昭和26年に供用を開始しておりますので60年以上経過しています。今の庁舎のままでは対策本部の設置も難しいのが現状でございます。市長に就任させていただく前から、守口市の小中学校の耐震工事が全国的にもワーストワンというように報道もされておりましたので、子供の安全・安心を第一義にと、平成25年度中に統廃合を除いて耐震工事と内装工事をさせていただき完了いたしました。平成26年度には統廃合の一部を除いて、耐震工事を行い補強をいたします。一部工事が難航し、平成27年度にわたるところもございますが、これが完了しますといよいよ庁舎問題も考えていかなければならないと思っております。その建替え案として、現庁舎に新築を建てる。平成26年3月に市民会館を廃止させていただきましたので、その跡地に建設をする。もしくは旧三洋本社ビルを購入するという3案がございます。しかし市民の皆さんの中には、今のままでも庁舎はいいのと違うかなど、色々なご意見もあると思いますので、市内の公民館10館1分室でタウンミーティングを開催しております。この公民館で7ヶ所目でございます。いろいろとご指摘もいただいております。最終的には市民の皆さんにきっちりとご説明させていただき、ご報告させていただきたいと考えておりますので、できるだけ多くの市民の皆さんのご意見を聞かせていただきたいと思いますので、短い時間ではございますが、十分時間はとっておりますので、よろしくお願いをいたします。ありがとうございます。

田中庁舎整備準備室長 資料説明

 現在の庁舎において、もっとも古い棟は60年が経過しています。天井が破損していたり、壁の表面が剥がれたり、雨漏りがあるなどの現状です。大規模な補修工事は行わず、その都度最低限の補修を行っている状況です。狭隘な執務スペース、教育委員会につきましては国道1号線を挟み別の棟に配置されているなど、庁舎が分散されている状況になっており、来庁者の方々に不便をお掛けしています。

 昨年9月に、庁舎検討プロジェクトチームを設置し、庁舎の整備に関する調査や検討を行い、市民の安全と安心を守る防災拠点にふさわしく、人と環境にやさしい、市民に開かれ親しまれる庁舎という基本理念のもと、安全・安心を支える拠点としての庁舎、市民サービスと事務効率の向上が図れる庁舎、あらゆる人にやさしい庁舎、住民自治の拠点となり親しまれる庁舎、環境にやさしく周辺環境と調和した庁舎と、5つの基本方針を定めまして、それぞれにおいての現状と方針を発表させていただいています。
 新庁舎の位置ということで、地方自治法という法律を踏まえまして、庁舎の位置につきましては、利用する市民の皆様の利便性の観点からも、守口市のほぼ中央に位置し公共交通機関が利用しやすく、自動車の利用も便利で、且つ守口警察や郵便局など他の官公署とも一群をなした、地下鉄守口駅周辺が最適といった結論に至っています。

 新庁舎の整備方針の検討ですが、現在地の建替え、市遊休地での建替えということで市民会館跡地での建替え、あるいは既存施設の活用ということで旧三洋本社ビルの活用と、この3手法につきまして比較検討をしています。具体的な内容につきましては、守口市の市役所の庁舎に必要な面積ですが、他市の事例や国の基準を参考にしますと、駐車場なども含めまして概ね23,000平方メートルが必要となります。そのことを前提に3案の比較検討を行っています。敷地条件の比較ですが、現在地での建替えにつきましては、敷地面積6,493平方メートル、許容延床面積が25,972平方メートルですので23,000平方メートルをクリアしています。次に市民会館跡地での建替えにつきましては、敷地面積が3,563平方メートル、許容延床面積が14,255平方メートルですので23,000平方メートルには満たないため集約できずに分散型の庁舎になります。旧三洋本社ビルの活用につきましては、敷地面積8,703平方メートル、許容延床面積が29,711平方メートルですので若干の余裕があるという状況です。

 次に本体建設工事費ですが、現在地での建替えにつきましては約87億円、市民会館跡地での建替えにつきましては、分散型になりますので若干高めの103億6,000万円となっています。

 次に解体工事費ですが、現在地での建替えにつきましては4億3,000万円、市民会館跡地での建替えにつきましては3億7,000万円となっています。 続きまして移転費ですが現在地での建替えにつきましては、一時的に仮庁舎に移る必要があることから2回分の移転費になり7,000万円。市民会館跡地での建替えにつきましては4,000万円。旧三洋本社ビルの活用につきましても4,000万円ということになっています。
 仮設庁舎費につきましては、現在地での建替えのみ必要になってくることから14億7,000万円を計上しています。続きまして、旧三洋本社ビルの購入ですが、固定資産税評価額を参考値としまして、土地購入費を含めまして約50億円を計上しています。
 従いまして総整備費用としましては、現在地での建替えにつきましては106億7,000万円、市民会館跡地での建替えにつきましては107億7,000万円、旧三洋本社ビルの活用につきましては50億4,000万円で庁舎としての改修工事費がプラスアルファされてきます。改修費用につきましては、当該ビルがもともとオフィスビルであるため安価で済むかと考えています。

 次に環境負荷の軽減につきましては、新築の建替えの場合は当然対応可能です。三洋本社ビルでは太陽光発電などの省エネルギー手法が採用済です。
 耐震性につきましては、新築の建替えの場合は確保出来ます。旧三洋本社ビルにつきましては、新耐震基準で建築されている通常のオフィスビルに比べ、高い耐震構造になっているようですが、詳細につきましては現在調査中です。

 最後に整備期間ですが、建替えの場合は建設準備から移転まで通常約7年ほどかかります。旧三洋本社ビルにつきましては、改修後、速やかな移転が可能になるかと考えています。
 現在、庁舎整備準備室では、この3手法につきまして、より具体的に、また詳細に調査及び比較検討を行っているところです。

意見交換(要旨)

  • 発言1
     この件につきまして、4月6日の日曜日に、土居会館1階で市長ふれあいタウンミーティングを7時から1時間30分程度、市長においでいただいて、詳しくお話をいただきましたが、その時の資料から内容は変わっていないので、進んでいないのかなと思っております。土居地区としましては、その時にも私が説明させていただきました。もう少し要点を言いますと、2月に土居地区の方で署名運動を起こし、内容は、旧三洋本社ビルへ移っていただきたいというものです。署名数は11,000名揃いました。そして、3月中ごろに市長に渡しました。その後、4月6日に同じ内容ですが市長ふれあいタウンミーティングを行い説明を受けました。土居地区としましては、圧倒的に三洋の跡地である本社ビルに移って欲しいということです。それには3つの理由があります。1つは、費用が安く1年未満で移ることができる。他の案では最低7年かかります、その間に南海トラフなどの災害があれば駄目である。3点目は、容積が29,000平方メートルあり、23,000平方メートルを軽くクリアできるということで、三洋本社ビルがいいとお願いをした訳ですが、それから2ヶ月経過して資料を拝見しますが、内容は一緒です。土居地区では4月6日に申し上げたことと変わりないことを申し上げておきます。もう1点申し上げておきたいのは、5月1日号の広報に市長の市政方針が掲載されていましたが、その中にこの重要な庁舎のことが一言も述べられていないが、守口市民が非常に気にしている部分でもあるので、どの程度重点的に施策として考えておられるのかお聞きしたい。
  • 市長回答
     4月6日に土居地区でタウンミーティングを行いまして、その時にも「議会に責任を押しつけずに市長が判断されればいいのではないのですか」という意見をいただきました。私もそのとおりで最終的には私が判断させていただきます。その前に市民の皆さんのご意見を聞かせていただくと言うことで、その時にも申し上げましたように、今、こうして10館1分室、まわらせていただいております。
    その結果で判断させていただきたいと思っております。また、市政運営方針で庁舎のことについて話が出ていないというところでございますが、仮に庁舎を新しく建てる場合には、約7年間の計画をたてていくことも可能であると思いますが、旧三洋本社ビルを購入する場合は、相手があるので時期についてもはっきり言えないということで、市政運営方針には今回は上げさせていただいてないというのが現状でございます。私も土居地区でお話をさせていただきましたように、1月15日に三洋の社長とお話をさせていただいてる中で、こういう話のお願いもしております。今、交渉を進めている最中ですので、これが結果、合になるか否になるかわからない状況ですが、市民の皆さんが旧三洋本社ビルがいいのではないかという時には、しっかりと詰めていかなければならないと思っています。
    6月13日が最終で、このタウンミーティングが終わります。それから庁内で検討させていただき進めていきたいと考えておりので、よろしくお願いします。
  • 発言1
     4月6日にも申し上げましたが、旧三洋本社ビルについて、パナソニックさんが交渉しているんですが、守口市のようにのんびり待ってくれないと申し上げたのですが、予約しておかないとオリックスとか大手の不動産会社が狙っているのと違いますか、そのあたりはどうですか。
  • 市長回答
     交渉をさせていただいておりますのが、相手も企業ですのでどういう風に、他の業者と交渉を進めておられるのかはわかりませんが、守口市もそういう意向はあると話はしています。大手企業ですので、紳士的に交渉させていただいております。
  • 発言2
     今の話を聞いて質問しますが、市長はみなさんの話を聞いてお伺いしたいのですが、このタウンミーティングの結果を踏まえ、市民の意見も聞いて判断するといいましたが、一方で交渉しているとも言いました。その交渉についてどの程度まで市民に明らかにされるのでしょうか。
  • 田中庁舎整備準備室長回答
     交渉の経過ということですか。
  • 発言2
     市民が、旧三洋本社ビルがいいと言ったとして、交渉が成立しない場合もあるのではないですか。その時はどういうことをお考えされていますか。
  • 助川企画課長回答
     交渉については、パナソニック側に守口市は1つの候補として話してます。今、3つ案がありその1つとして考えていることを伝えている。その中で建物の詳細について教えていただいています。仮にタウンミーティング等で旧三洋本社ビルに決まれば価格交渉などを行うことになります。今、現在は、1つの候補として考えております。
  • 発言2
     確認ですが、交渉の中身は価格とかでなくビルとしての構造とかについて、交渉しているんですか?何を交渉してるんですか。
  • 助川企画課長回答
     相手方も行政をよくわかっておられます。市が購入するには、議会の議決がいりますので、議決されないと買えないということは、三洋側も行政を理解しておられます。今、市民の皆さんの話をしながら、検討しているということも伝えています。中身が判らないと市民の皆さんにも説明できませんので、建物の構造や耐震などについて、現在、情報収集を行っています。
  • 発言2
     その辺を含めて、今、検討段階に入ってないんですか?そういったことが出てこないと比較するには不十分であると思います。
  • 田中庁舎整備準備室長回答
     今までにも何館か、そのようなご質問やご要望はいただきましたが、今、現在は調査中ということで、これが明らかになりましたら調査の内容を、市民の皆さんにご報告させていただきたいと思っております。
  • 発言2
     この庁舎のあり方について検討するにあたり、現庁舎がいかに耐震性がないのかお聞きしたいのですが、今、本庁舎で耐震精度が分かっているのは2号別館だけですね。その耐震精度が著しく悪いことはわかっていますが、その他の本館等はわかっていない。前のタウンミーティングでは、60年以上経つものは古すぎて計っても仕方がないといっていたが私はどうかと思います。やはり耐震診断はすべきであると思います。すぐに移転できる訳でもないですし、しばらくは使用しなければならないので、現状どうなのかということは知識として知るべきだと思う。学校の耐震もまだできていないところもある。なぜできないかというと図面がないらしい。今の現庁舎の図面はありますか?あったらやって欲しい。
  • 助川企画課長回答
     2号別館は耐震診断しております。IS値が0.21となっております。IS値とは、地震に対する安全性を表す数値です。0.6以上あれば倒壊しないということです。0.3未満ですと、震度6強以上の振動及び衝撃があれば、倒壊または、崩壊する危険性が高い。2号別館は0.21となっています。耐震が駄目なのは分かっていますが、過去からずっとこの状況が続いています。財政状況のなかなか好転していない中ではありました。しかし、学校の安全・安心のため耐震化を進めてきました。今後、庁舎についても早急に検討をするようにという市長の指示があり、9月にプロジェクトチームが立ち上がり検討してきたところであり、まさに庁舎をどうするかということで、耐震性もありますが庁舎を早急にどうしていくかという方向性を定めるため、タウンミーティングを開かせていただいている状況であります。
  • 発言3
     旧三洋本社ビルは50億とでていますが、これはこれ以上になるということはないですか。大体これぐらいになるであろうということですか。
  • 助川企画課長回答
     当然、価格については交渉になりますので、それ以上になるかどうかは今後の交渉次第となります。
  • 発言3
     それにしてもこの財政状況で、50億と100億、100億ならだれが考えても50億になるのは一目瞭然であり、100億と50億なら50億を選ぶのが当たり前ですね。財政が緊迫している中、安くていけるのあれば、誰が見ても50億になるのではないですか。現庁舎で、災害対策本部を作ることができますか。この数字みても無意味と違いますか。価格面から見ても安価なものを選ぶのが当たり前では。このタウンミーティングの結果を待ってしか答えは出ないのですか。
  • 市長回答
     そういうご意見も、今まで、他の場所でお聞きしましたが、その中でも基本構想をしっかり立て、その中で新しい新庁舎を建設すべきではないかというご意見もありました。金額でいうとそういう判断になるとご意見いただいておりますが、市民の皆さんの中には古いから、庁舎を建ててはどうかとか、別に新庁舎にしなくても50億、100億かけずに耐震だけすればどうかとか、ある庁舎にいけばいいのではないかとか、いろいろなご意見が中にはあろうかと思います。そういったご意見をこのタウンミーティングを通じてお聞きし、決めさせていただきたいと思います。決してこのタウンミーティングは無意味ではないと思っております。
  • 発言4
     3案ありますが、旧三洋本社ビルですが、これには期限がありますか。切迫した話合いになるんですか。期限があってそれに沿って検討して行っておられるのですか。
  • 市長回答
     期限について、相手は早く処分したい気持ちはあると思いますが、現状は、対象としているビル以外は処分されたそうですが、対象ビルにはまだ、社員がおられます。旧三洋本社ビル内には約800人程度おられるようです。その後の段取りもあると思いますので、三洋さんもある程度の期限は決めていると思いますが、私もタウンミーティングで意見を聞かせていただいて、議会の意見も聞かせていただいて最終的な判断をし、値段の交渉もしていきたいと思っております。
  • 発言5
     一市民の意見を市長に聞いていただけるということについて感銘を受けております。今も資料を拝見しますと一目瞭然で旧三洋本社ビルに移転するのが、地理的にも便利で耐震もソーラーも完備しているということで、市議会と市長とで決めていただいたら文句はないと思います。千載一遇の時期なので、三洋とパナソニックが合体して処分をするという機会は、もうないと思いますので、すぐ決められて、この機会を逃さないように、もっと安くするようにすればパナソニックはしてくれると思うし、経営者も信用していると思いますので、こういう機会を逃さないようにしていただきたいと思います。
  • 市長回答
     今おっしゃいましたように、これについては相手もありますし時期的なものもあります。しっかり交渉もさせていただきたいと思います。
  • 発言6
     基本的な事をお伺いしますが、本庁舎の市道守口67号線の廃止と記載されていますが、どういうことですか
  • 田中庁舎整備準備室長回答
     市道守口67号線側とは、現庁舎の南側、京阪側に来庁者用の駐車場がありまして、その道路を含めた面積が、6,493平方メートルとなります。
  • 発言6
     駐車場は入ってないですか。
  • 田中庁舎整備準備室長回答
     入っています。
  • 発言6
     そうすると今度はそこは通り抜けできなくなり、敷地の一部となるわけですか。
  • 田中庁舎整備準備室長回答
     そういうことになります。
  • 発言7
     京都の左京区が守口市とよく似た庁舎でしたが、簡保の宿を買い取ってたいへん綺麗になりました。
  • 発言8
     梶町に住んでいますが、大日にあるムーブ21の場所にするという案はないんですか。
  • 助川企画課長回答
     今回のプロジェクトチームの中では、警察など行政関係が集まっているところが良いと、国道1号線沿いである場所がいいと判断をさせていただきました。
  • 発言9
     建設費の50億というのは、政治家でいう財産公表の額と同じではないですか。固定資産税評価額50億とありますが、これで普通は売買しないのでは。本体工事費は積算で出ると思いますが、建物の購入費については、不動産もしくは、役所にもあると思いますが、算定の価格があると思いますが、その算定の価格ですか。
  • 田中庁舎整備準備室長回答
     指標には参考となるものは色々あると思います。例えば相続税の路線価、固定資産の評価額、地価の公示価格などがあり、その中でどれが一番市場価格に近いか、あくまでどれかの指標をしないといけませんので、固定資産の評価額の50億をかかせていただきました。
  • 市長回答
     この値段が買値になるのか、ならないのかということだと思いますが、守口の交渉段階としましては、これを基準にさせてもらいたいと思っていおりますが、最終的に旧三洋本社ビルに決まれば、鑑定評価を取らせていかなければならないし、きっちりとした評価方法を基に、金額の交渉はさせていただきたいと思っております。このタウンミーティングの資料としては、固定資産税の評価額を参考にさせていただいております。
  • 発言10
     守口市役所の建物は市民の顔になると思います。私達が他市に行ったとき、この市はよく出来ているな、よく出来ていないなというのが一番わかるのは、市役所の建物です。その建物が立派なのは、堺市役所のように20階建てなど、やはり第一印象は建物です。その点で守口市は外観では、いい評価は得られない、ひとえに市役所が老朽化しているので、そういう意味では、早急に1日も早く建てて欲しい。そうすることで守口市のイメージもぐっと上がる。守口市全体のその辺を加味していただきたい。一刻も早くお願いします。
  • 市長回答
     これまでは、財政状況も夕張市の次とか言われておりました。とくに平成19年にはかなり厳しい状況でございましたので、昭和の時代から庁舎を建てる為の貯金をしなければならないということで、庁舎建設基金を額面で約18億を積んでいましたが、財政運営の為に取り崩してきたものです。しかしながら、現在、9億まで返しました。あと約9億返せば満額になります。庁舎建設基金以外にも、他の基金はありますがそれも守口市は取り崩している現状であります。これを満額に戻した時点で、黒字になり初めて守口市の財政状況は良くなったと言えるのですが、今、単年度で黒字になっていますが、基金を満額まで返せて初めて良くなったと市民の皆さんに言えると思います。今まで庁舎まで手がつけられなかったと、庁舎の色ぐらい塗ればどうかと、いろいろ言われましたがそこまで出来なかったのが、現状でございます。今後は、しっかりと財政状況も良くしていきたいと思っております。
  • 発言10
     市債は発行しないんですか。
  • 市長回答
     建設債などを発行しております。市債を発行させていただいて学校の建設をさせていただいております。
  • 発言11
     今、震災などのことを考えると移転することは、すごくいいことだとは思いますが、私自身、本庁舎に対して愛着がありますので、何とか倒れないようにしていただきたい。庁舎を建設するとか、移転するとかは、市自体がもう少し潤ってから考えてもいいんのではないでしょうか。守口市役所は、今の場所にあるのがいいのではないかと思っています。今まで、頑張ってきたのだからそんなに急いでいかなくてもいいのではないのですか。身体の不自由な方も、議会の傍聴もできるようにしていただきました。せっかくここまで出来るようになりましたので、いろんな市民の声が聞ける守口市になって初めてだと思います。
  • 市長回答
     このタウンミーティングで、いろんな人の意見を聞かせていただいて、参考にさせていただこうと思っています。今、言われますように現庁舎でもいいのではないかと、市民の皆さんのいろいろな思いや意見を聞かせていただいて、最終的に判断させていただきたいと思っております。
  • 発言12
     今の市役所の建替えと、市民会館の跡地での建替えの本体工事が、1億違うのはなぜですか。
  • 石井庁舎整備準備室参事回答
     今のところに建てるのは、1つの敷地でいけますが、市民会館は敷地が狭いので、庁舎を分ける必要があります。
  • 田中庁舎整備準備室長回答
     今の庁舎のところに建てますと、1棟で建てることが可能ですが、市民会館の跡地ですと少し敷地が狭いので、その他の場所でもう1棟建てる必要がございます。そうすると単価が上がりますので、2割上げて算定しています。
  • 発言12
     市民会館では1棟では建たないのですか。
  • 田中庁舎整備準備室長回答
     先ほども説明させていただいていますが、市民会館跡地では分散型になります。
  • 市長回答
     面積が足らないので、分散型となります。現状の教育委員会と同様に他で建てる必要があります。
  • 発言13
     改修費用について、民間企業の建物ですと、人の出入りが少ないので考慮して建てていないと思います。一方、市役所は人の出入りが多いので、出入りに関しての改修費用が安価で済むという考え方がわかりません。費用に関して算定中とのことですが、おおよその額も出ていないのですか。
  • 石井庁舎整備準備室参事回答
     おおよその金額は今算定している最中です。民間企業なので間仕切りが少ない事務室用のスペースですので、その間仕切りを作る費用として算定させていただいております。
  • 発言13
     人の出入りがしやすいようにするのは、簡単に出来るということですか。
  • 石井庁舎整備準備室参事回答
     そのとおりです。
  • 発言14
     3案に関して一番安価でも50億ということですが、この50億の捻出について、どのように捻出されますか。その後、市民の負担がどうなるのかわかりません。旧三洋本社ビルに行かれたら、今の庁舎の土地をどうするのとか、また土地を売ってそれを当てるのとか、そのような計画を持っておられるのか、また第4案として、今は、お金がないから見送るとか。その辺りについて説明していただきませんか。
  • 村居庁舎整備準備室主任回答
     費用の件につきまして、今、暫定金額で50億とさせていただいていますが、これの75%が借金という形でお借りすることができます。およそ37億5千万借りて、残りの12億5千万の分について、先ほど説明させていただいた庁舎建設資金として、だいたい9億6千万ほどありますので、それを当てさせていただくことを考えております。現庁舎の跡地については、検討させていただいてるところでございます。
  • 発言15
     最終的に何年何月頃というのは、いつ決まるのですか。タウンミーティングが6月に終わり、市長の意思で議会に提出することとなると思いますが、最終期限はいつ頃を目処に思ってられるのですかといいますのが、今円安で景気がよくなってきていますので、三洋が売らないと、景気がよくなってきたから売らないといってこられたら困りますよね。
  • 市長回答
     今年度中には3案のどれでいくのかを、報告させていただきたいと思っております。
  • 発言15
     今年度中というのは、平成27年3月末までのことですね。今年中ではないですね。
  • 市長回答
     今年度中です。

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