第1回市の財政再建(平成20年4月19日)

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第1回守口市タウンミーティング 会議録(要旨)

  • 開催日時
    平成20年4月19日(土曜日)19時30分~21時
  • 会場
    大日会館
  • 申込者
    大日町連合会各種団体
  • テーマ
    市の財政再建について
    •  参加者:72名
    •  発言者:3名
スーツ姿の男性が左手を挙げながらマイクを持って話をしている写真
守口市タウンミーティングと書かれた横断幕の下で男性が話をしている様子を参加者の人達が聞いている様子を後方から写した写真

市の借金、職員の意識改革、ごみの有料化について

発言

 市の借金総額は約900億円とのことであるが、大きな借金を自分たちの子どもの世代に残してほしくない。
財政再建団体にならないための手法を講じておられるが、約900億円のうち適正な借金はいくらで、いくら返さなければならないのか。
箱物も多いので、将来的にはその対処も必要であると思うが市長の考えはどうか。
一般ごみの有料化については、市民が必要なサービスを受けるためには相応の負担が必要であると思うが、具体的にはどれくらいの金額を考えているのか。
回答 約900億円の借金は、箱物を建てた借金、土地開発公社が土地を先行取得したもの、特別会計などを含めたものです。私の言う財政再建は、まず、一般会計の平成19年度末累積赤字見込額約33億円を解消してまいりたいと考えています。
借金については、例えばムーブ21の建設費用は約75億円で、その内、約60億円が借金です。市債を借りることは、その建物が数十年間有効に市民の方々に利用いただけるものとして、建設時に守口市に住んでおられる方々だけに負担していただくのではなく、世代間の公平性の観点から、毎年度、地方債を按分し返済していくものです。
また、適正な規模かどうかについては、平成18年度末の一般会計で約495億円の市債現在高があり、毎年、返済元金が約46億円、利息が約11億円、元利合計で約57億円償還しています。
その約57億円に対する指標として実質公債費比率が示されておりますが、守口市の場合、平成18年度決算では13.1%となり、国基準である早期健全化指標25.0%や再生基準35.0%を下回っております。これは、平成16年秋の合併議論以降、各事業予算を相当縮小してきたことによるものです。
発言�何事も今後の市政を推進していくためには、職員の意識改革を図らなければ、なかなかうまくいかないのではないか。

回答

 私は、市長就任時に各職場を回り全職員に対し、「われわれの仕事の目的は何か。」、「市政の発展、市民のためにはどうすればいいか。」、「失敗を恐れず100パーセント能力を活かして仕事をしてほしい。」などの話をしました。
今後もより一層、職員の意識改革が図られるよう努めていきたいと考えています。

発言

 一般ごみの有料化については、市民が必要なサービスを受けるためには相応の負担が必要であると思うが、具体的にはどれくらいの金額を考えているのか。

回答

ごみ袋については、府下の他市の状況から1リットル当たり1円となっており、担当課では1袋40円から45円の設定を考えているようです。

庭窪小学校の教室の明るさについて

発言

庭窪小学校の教室の明るさが十分でないので、実際に3回明るさを測定した。
その測定結果等を3月下旬に教育委員会に提出し、改善をお願いしたが未だ回答がない。
「守口の将来のため教育に力を入れたい。」ということであるので、
早急に改善されるよう検討していただきたい。

回答

教育委員会と検証します。

市職員の削減、公民館の運営について

発言

市長は職員をこれからも削減していくとのことだが、退職者をあてにした減らし方か、またはその他の方法で減らしていくのか。新しく採用する職員数との割合はどのように考えておられるのか。

回答

市の職員数については、退職者と採用人数のバランスを考慮し、適正な配置を図りながら徐々に減らしていく考えです。

発言

公民館の運営については、将来、公民館に職員は置かず市民の側で運営するとの説明があったが、それは可能かどうか。

回答

公民館の運営については、職員全員を引き上げるということではなく、はじめは責任者1人を残し、将来的には地域の皆さんでの運営が可能と考えています。

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