知っておこう デートDV
デートDVってなに?
DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、夫婦や恋人などの親しい関係で起こる暴力です。その中で恋人同士の間で起こる暴力のことを「デートDV」と言います。
交際相手がいた人のうち何らかの暴力にあたる行為を受けた経験のある人は、18%です。
内閣府「男女間における暴力に関する調査」
暴力にはどんなものがあるの?
なぐる・けるなどのからだへの暴力だけでなく、どなる・おどす、あるいは行動を制限する(友人との関係を細かくチェックする)など、相手を自分の思いどおりに支配しようとする態度、行動がデートDVにつながる暴力です。
- からだへの暴力
たたく・なぐる・ける・つねる・髪の毛をひっぱる・首をしめる など - 精神的な暴力
無視する・どなる・相手の言うことを否定したり、バカにするようなことを言う・「別れるなら自殺する」などとおどす・メールをチェックしたり、勝手にアドレスを消去する・行動を監視する・友人とのつき合いを制限する など - 性的な暴力
キスや性的な行為を強要する・性的表現の雑誌や映像などを無理やり見せる・避妊をしない など - 経済的な暴力
無理やりお金を出させる・借りたお金を返さない・借金をさせる など
デートDVは、親密な交際関係で起こるものなので、その行為が暴力だと気づかない人が多くいます。
暴力に気づいたとしても、「自分が悪いんだから」「相手の仕返しが怖いから」「やさしいときもあるし…」などと思い、一人で問題を抱え込んでしまいがちです。
その間に暴力がエスカレートしてしまうこともあります。
相手の言葉や行動を「こわい」と感じたら誰かに相談してみましょう。
お互いが安心できる関係のために相手はあなたの「もの」ではないことを理解しましょう。
相手を思いやり、違いを認め合いましょう。
気持ちは、言葉で伝えましょう。
「NO」を言える関係を築きましょう。
友だちに相談されたら
「あなたは悪くない」と伝え、自分たちだけで解決せず専門の相談機関に相談することをすすめましょう。
NGワード:「それだけ愛されてるからだ」「それくらい我慢しないと」「よくあることだ」
デートDVチェック
あなたは交際相手から、次のようなことをされたことはありませんか?チェックしてみましょう。
- 気に入らないと、たたかれたり、けられたりする。
- 他の異性と話したり、仲良くしたりすると機嫌が悪くなり責められる。
- どこで何をしているか、常にメールや携帯電話で報告させられたり、携帯電話をチェックされたりする。
- 無理やりキスや性行為を求められる。
あなたは交際相手に、次のようなことをしたことはありませんか?チェックしてみましょう。
- 腹が立つと、「自分を怒らせるようなことをしたからだ」などと相手を責める。
- 相手の都合や意見を聞かず、二人のことを何でも自分一人で決める。
- 相手がどこで何をしているか気になり、いつもメールや携帯電話で確かめたり、携帯電話をチェックしたりする。
- 相手が嫌がっているのにキスや性行為を求める。
該当する項目があったら、それはデートDVかもしれません。
相談窓口
デートDVかもしれないと思ったら、一人で悩まないで、まず身近な友達、家族、先生など周りの信頼できる人に相談してみましょう。
安心して相談できる窓口もあります。(秘密は守られます。)
(注意)緊急時は110番又は最寄りの警察署へ
児童生徒の相談
すこやか教育相談(大阪府教育センター内)
- 06-6607-7361(児童生徒からの相談)
- 06-6607-7362(保護者からの相談)
- 06-6607-7363(教職員からの相談)
- 9時30分~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始は休み)
私学コスモスダイヤル
私立学校に通う児童生徒、保護者からの相談
06-6352-0915
9時30分~16時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始は休み)
女性の相談
守口市役所
第1~4火曜日(13時~16時 土曜日・日曜日・祝日・年末年始は休み)
前日までに要予約(人権市民相談課)
06-6992ー1512
大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)
06-6937-7800(月曜日・祝日・年末年始は休み)
火曜日~金曜日16時~20時 土曜日・日曜日10時~16時
性暴力の相談
SACHI子どもセンター「サチッコ」
06-6632-0699
月・水・金曜日12時~16時(祝日、年末年始をのぞく)
この記事に関するお問い合わせ先
守口市役所市民生活部人権市民相談課
〒570-8666 大阪府守口市京阪本通2-5-5
守口市役所5階南エリア
電話番号
06-6992-1512
このページへのメールによるお問い合わせはこちらから