基金について

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1 各基金の設置目的

2 各基金の残高及び推移

 令和4年度末の基金残高総額は、対前年度比24 億7,815 万円増の164 億2,751 万円となり、将来における様々な財政需要に対応できる強固な財政基盤を有しています。 平成25年度の46 億4,481 万円と比べると、令和4年度では117億8,270万円増加しています。

 内訳としては、将来の地方債の元利償還に備えるため、減債基金を約8.2億円積み立てるとともに、経済状況の変化による市税等の収入減少や災害発生等による不測の事態による支出の増加に備えるため、財政調整基金を約51.5億円積み立てています。また、本庁舎、学校教育施設、その他公共施設等の整備に係る財源に充てるための特定目的基金も約80.9億円積み立てており、地方債だけに依存しないよう、自主財源の確保に努めています。
 地方債残高や公債費(元利償還金)の管理だけでなく、基金残高も管理しつつ、今後も計画的に積み立てていくことにより、資産、負債の両面において財政の健全性を引き続き確保してまいります。

 また、特別会計国民健康保険事業では、予期しない保険給付費の増加や保険料の収納不足などの不測の事態に備えるため、守口市国民健康保険財政調整基金を約23.6億円(被保険者一人あたり約8.8万円)積み立てています。

令和4年度決算における基金残高

(令和5年3月31日現在)

区分 残高 市民一人あたり残高※
財政調整基金 51.5億円 36,356円
守口市愛のみのり基金 5.6億円 3,980円
庁舎建設資金積立基金 2.1億円 1,504円
守口市緑・花基金 0.2億円 172円
守口市地域福祉推進基金 4.8億円 3,422円
減債基金 8.2億円 5,807円
守口市生涯学習援助基金 1.6億円 1,102円
守口市人材育成基金 6.0億円 4,238円
守口市学校教育施設整備基金 16.6億円 11,698円
守口市国民健康保険出産費資金貸付基金 0.04億円 27円
守口市国民健康保険財政調整基金 23.6億円 16,694円
守口市公共施設等整備基金 38.2億円 26,963円
がんばる守口助け合い基金 5.5億円 3,857円
守口市森林環境譲与税基金 0.3億円 189円
合計 164.3億円 116,008円

※令和5年3月31日現在の守口市人口141,607人

各基金残高の推移

各基金残高の詳細な金額の推移は以下のファイルをご覧ください。

3 主な基金の積立て状況

  • 財政調整基金
     社会経済情勢の変化による税収減や災害等の不測の事態に対応できる一般財源を確保しておくために、令和7年度末までに50億円を積み立てることを目標にしています。
    令和4年度は歳入歳出の決算上の剰余金を7億円、ふるさと応援寄附金を約0.8億円積み立てており、50億円の積立て目標を達成しております。
     
  • 減債基金
     減債基金とは、市債の償還に要する資金に充て、財政の健全な運営に資するために設置している基金です。令和4年度は歳入歳出の決算上の剰余金を7億円積み立てた一方、地方債の繰上償還のために約14億円の取崩しなどを行いました。地方債残高や公債費(元利償還金)が過度な負担とならないよう、今後も歳入歳出の決算上の剰余金などを計画的に積み立て、これを原資に地方債の繰上償還を行っていきます。
     
  • 守口市公共施設等整備基金
     守口市公共施設等整備基金とは、公共施設等の整備に必要な資金を積み立てるために設置している基金です。令和4年度は活用見込みのない市未利用地の売払い収入約8億円を積み立てています。今後、多くの老朽化した公共施設等の整備・更新や長寿命化改修が見込まれることから、それに備え計画的に積み立てます。
     
  • 守口市学校教育施設整備基金
     守口市学校教育施設整備基金とは、学校教育施設の整備に必要な資金を積み立てるために設置している基金です。令和4年度はふるさと応援寄附金を約0.7億円、活用見込みのない市未利用地の売払い収入約4.8億円を積み立てています。今後、多くの老朽化した学校施設の統廃合や長寿命化改修が見込まれることから、それに備え計画的に積み立てます。

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