防犯カメラが見守る「地域の安全」
市では、平成28年10月から、市民の犯罪被害を未然に防止し、犯罪が発生した後は捜査機関が迅速な対応ができるよう、市内全域に防犯カメラを1,000台設置しています。これは、約110mに1台の防犯カメラが備えつけられていることになります。
これにより、市内の治安は格段に改善しました。警察による犯罪防止・捜査の取り組みや、防犯委員会や青色防犯パトロール隊をはじめとする地域の皆さんの積極的な見回り活動と相まっての誇れる成果です。
具体的には、刑法犯認知件数が、防犯カメラ設置前である平成27年の2,680件に比べ、設置した平成28年には2,296件、平成29年には1,797件、平成30年には1,602件と減少となり、その傾向は今も続いており、平成21年から平成30年までの10年間で市内の犯罪は半分以上減っています。
なお、防犯カメラの映像は、犯罪などの捜査が必要な場合に限り、警察のみが閲覧できる仕組みで、プライバシーの保護には留意しています。
こんなに役立つ!防犯カメラ(検挙に至った事例を紹介)
【検挙事例その1 ひき逃げ事件(令和元年10月)】
自転車を運転中、自転車と衝突し負傷させたにもかかわらず、救護措置をとらずに逃走したひき逃げ事件
→発生現場付近の防犯カメラ画像から犯人が逃走する状況や、犯人特定につながる情報を得て、犯人を検挙することができました。
【検挙事例その2 特殊詐欺事件(令和元年7月)】
金融機関職員になりすまして高齢者宅に電話をかけ、「キャッシュカードが変わるので、古いキャッシュカードを自宅まで取りに行く」などと嘘をついて訪問し、キャッシュカードをだまし取るという特殊詐欺事件
→発生現場付近の防犯カメラ画像から、被害者宅にキャッシュカードを受け取りに行く犯人を確認し、その画像を元に手配したところ、警戒中のパトカーが犯人を発見し、検挙することができました。
【検挙事例その3 強盗致傷事件(令和元年5月)】
徒歩で通行中の女性が所持していたバッグを窃取して逃走したが、追跡してきた男性に取り押さえられそうになったため、逮捕を免れようと男性の顔面を殴打するなどの暴行を加えて負傷させるという強盗致傷事件
→防犯カメラ画像から犯人の犯行前後の状況を確認して、犯人特定につながる情報を得て、犯人を逮捕することができました。
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